スーチーさん解放!&88 2006年10月31日(火) 
ハチハチ、スーチーさん

わたしたちがとても気に入っているフリーペーパーがあります。「米作りのある生活、日本の文化や祭り、持続可能な社会を提案している」ライスペーパー88であります(分かりやすくそう説明が書いてあった!)。デザインも素敵で、毎号、興味深いインタビューが載っています。はからめ月のカレンダーが出来上がると、88のプレゼントコーナーで毎年3名の方に贈っていただいております。そう、カレンダー欲しい人は88に応募してね。ただし、次号は1月だそうなので、根気良く待って、運を天にまかせられる人が対象となります。もちろん88を手にすることが大前提ですね。
今年はわたしたちもお米を作った(恥ずかしながら体験程度ですが)のですが、少なからずもこういった情報媒体からの影響もあるんだろうなあ、今年からお米作りをはじめた友人もいるし、是非みんなに手にして欲しいフリーペーパーであります。どこで手に入るかって?・・・・いただいてまいりました、旅のカフェ用に25部。琵琶湖のほとりの旅のカフェ、湖畔を眺めながら、水鳥を観察しながら、フェアトレードショップで購入したオーガニックコーヒーやハーブティの飲める、旅と人をつなぐ情報発信カフェで先着25名さまに差し上げます。ほしい人は11月11日の「月のカフェ」イベントで手にしてください。
そんな訳で、88を配布中の編集部の鈴木さんと青山にある国連大学の前で待ち合わせていたら、国連大学の前には「スーチーさんとビルマの政治犯を直ちに釈放せよ。日本政府はビルマ軍事政権に圧力をかけろ」という垂れ幕をもった人々が連なっていました。アウン・サン・スーチーさんとはノーベル平和賞受賞者でミャンマー(ビルマ)の非暴力民主化運動の指導者です。以前自宅軟禁されたニュース、開放されたニュースをテレビで見ました。気高く美しい女性ですよね。今は2003年からの3度目の軟禁状態におかれています。スーチーさんの写真のすぐ横で私たちは、自転車で田植えできるようになったら手植えより効率いいね、とか自転車を使って脱穀できるようするには、といった持続可能な社会の話をしていたのでした。 (佳)


関連サイト: RICE PAPER 88

農と旧暦の夜の宴 暦のお話、ムビラトロンのライブ 2006年10月28日(土) 〜29日 (日) 
アースガーデン、農と旧暦の夜の宴、えのあーる

東京代々木公園で開催されたアースガーデン、何万人集まっていたんでしょう、とてもにぎわっていました。ヘンプ体験村という、麻を使った商品を扱っているブースにカレンダーと同じ紙で作った新商品のデザインを届けに行きました。ヘンプペーパーで作った名刺用紙のパッケージデザインをしたので、どこかで目にすることがあったら手にとって見てみてくださいね。
全国から集まったクラフト作家やアーティストによるエコロジーマーケット、ライブステージが3箇所、フードマーケットやワークショップもあるとても賑やかな「アースガーデン」、はからめの商品を扱ってくれているショップ「ふろむあーす」や「ぐらするーつ」の方々にもお会いできました。久しぶりに会う友人たち、会う人会う人、「今滋賀県でカヌー作ってカフェやってるんだ」というとみんなびっくりします。「会うごとに違う場所で新しいことやってるね」と褒めて(?)いただき、旅カフェの営業活動してみたり。滋賀県、琵琶湖、カフェ、カヌー。あ、メインは水鳥です、水鳥観察センターですので。
夜は国分寺にあるカフェ「カフェスロー」で開催された「農と旧暦の夜の宴」に参加。サヨコオトナラというバンドのotoさん、ネイチャー&サイエンスカフェの伊藤信子さん主催のイベントで、暦について、大変興味深いお話を聞かせていただきました。重陽というおめでたい菊の節句にちなんだイベントとあって、謡曲からはじまり、菊の香りをきいて、暦のお話、「ムビラトロン」というバンドのライブ(写真)、マヤ暦や旧暦手帳を作っているゲストも集まっての暦イベントとなりました。はからめ月のカレンダーの紹介や、11月11日の「月のカフェ」イベントの告知、水鳥観察センターの紹介もさせていただきました。カレンダーって、意外と種類あるんです。みなさんも自分の気に入った暦をみつけてくださいね。
翌日29日、カフェスローで知り合った京都からの旅人さやかさんから代々木公園のなかにおもしろい場所があるというので案内してもらいました。 「えのあーる」という深い木立の中のオープンスペースで、ミニステージをつくってライブや漫談などやっていました。きくところによると、代々木公園に住んで村づくりをしているようです。公園の管理組合とのかねあいが大変らしく、移転を余儀なくされているそうですが、代々木公園のどこかで「えのあーる」はこれからも絵を描くワークショップなどを開催していくそうです。東京の真ん中に小さなコミューン。代々木公園て不思議な場所ですね。 (佳)

1本1本脱穀 2006年10月26日 (木) 
脱穀

昨日から引き続き脱穀作業。午前中に終わらせる事を目標にしていたら、朝ごはんを食べる前に作業は始まっていた。 昔の人はこんな作業していたのかなぁ?こんな手をかけた物を年貢とかいって持って行かれちゃったらつらいね。手作業でずーっとやってきた人達にとっての機械導入は革命だね。これ8升はないね・・・・。とか2人でぶつぶつ話しながら何とか午前中に終わらせる事ができた。粒々になったお米はもうちょっと干さなければいけないので、スズメにやられないところで日陰干し。
夕方頃、ちょっとした渋滞を抜けて横浜にたどり着く。28日29日に東京、代々木公園にて行なわれるアースガーデンの準備をする予定だったが、途中で購入した日本酒を開けたら後は寝るだけになってしまったので準備は明日に繰り越し。みんな、28日時間があったら遊びに来て来て代々木公園。   (匠)

軽井沢クラフトヴィレッジ 2006年10月25日 (水) 
軽井沢、その後

24日の午後、琵琶湖を出発して目指すは群馬県の秘密基地。そこで天日干ししてある稲を脱穀する予定。お金節約でシタミチでゆっくりと走っていたら途中で眠くなり諏訪湖近くで車中泊。
25 日早朝また車を走らせる。途中軽井沢を通ったので、この夏の大工仕事の思い出が詰まった12角形の家、軽井沢クラフトヴィレッジを訪ねた。朝早く開店前だったがオーナーの三嶋さんがあたたかく迎い入れてくれた。僕達がここを離れたときは内装が仕上がったばかりだったので店内には何も置かれてない常態だったが、いまガラス工芸品や、バーナーワーク機材が揃うと全く違った雰囲気になってた。三嶋さんの話では、思ったよりもお客さんが入って忙しい日々を過ごしているとの事。まだ少し改良が必要なところがあるというが、まずは三嶋さんが喜んでくれてそうなので造った側としては安心だ。軽井沢に足を運んだ際にはぜひ訪ねてみて。
そして午後には群馬県の秘密基地。干していた稲は完全に乾いたわけではなかったが脱穀をし始めた。2人でいろんな事話しながら手作業。1本1本手作業で、こんな事してたら日が暮れちゃうよ、と思いながら作業していたら、本当に日が暮れた。   (匠)


関連サイト: 軽井沢クラフトヴィレッジ

琵琶鱒 2006年10月23日 (月) 
本日の旅カフェゲスト

本日の旅のカフェのゲストは多賀町立博物館・多賀の自然と文化の館の学芸員、金尾滋史(かなおしげふみ)さん。水鳥観察センター館長の村尾さんと一緒に、ビワコオオナマズの産卵を見たり、無人島での鳥観察、研究に出向いたりと、はからめの知らない分野に長けている金尾さん、かなりのカフェ通らしいです。多賀町にあるカフェのお話に興味深々のひととき。本日旅カフェでご注文いただいたのはオーガニックミントティー。東京のフェアトレードショップで購入してきた商品です。琵琶湖対岸の多賀町にも面白いカフェがあるそうです。金尾さんのいる博物館の目玉はアケボノゾウの化石。近くには多賀大社、そして関西一大きい洞窟などがあるとのこと。昨日、おとといは神戸、埼玉からはからめを訪ねにゲストが来てくれました。琵琶湖周辺に詳しくなってみんなをツアコンできるようになろうかな。多賀町立博物館で金尾さんに会ったら、はからめHPで見ました、といって館内を案内してもらってください。生物の質問にも親切丁寧にお答えしてくれるでしょう。
雨の中、ギャラリーの写真を見に大阪からいらしたゲストの方はハイビスカス&レモングラスティーをご注文。ここ、かなりの穴場な場所となりそう。
はからめは明日からキャラバン出発します。天日干ししているお米に会いに群馬県へ、28、29日は東京代々木公園のアースガーデンに出没、30日は埼玉県、31日伊豆、11月はじめは新島へと向います。旅カフェの営業は11月9日前後からとなります。帰ってきて早々、11月11日には旅のカフェが「月のカフェ」になる1dayイベント開催予定。お近くにお寄りの際は是非遊びにきてください。お近くでなくても、奥琵琶湖観光へおいでませ。かなりアンビエントなひとときを感じていただけます。 (佳)


関連サイト: 多賀町立博物館

蒸気曲げ、原図 2006年10月22日 (日) 
カヌーへの道

いよいよカヌーを作り始める。と言ってもいきなり木を削り始めるわけではない。まずどんな形にするかを決めなければ。たとえばカヌーの底の水に触れる部分の形で、安定性や回転性、そして直進性などが決まる。先っちょのトンガリ具合で偉そうに見えたり、かわいく見えたり。全体のイメージを、過去のモデルを基本に感覚で決めていく。この、感覚っていうのが面白いところ。好きとか嫌いの問題だから正解なんかない世界。本当は世の中みんなそうなのかな。そして図面は原寸で描く。船は基本的に正面から見たら左右対称、それにくわえカヌーの場合は横から見ても左右対称なので原寸といっても大きさは実際の約4分の1。
今日はカヌー制作と平行して俣野さんの作っているボートの制作もお手伝い。ボートの底から先端にかけてグニャっと曲がったステムという部分を作るために、木をグニャっと曲げる。蒸気で木を約1時間半蒸し続けた後、型に押し付けると蒸す前はしなりもしなそうだった硬い木が本当にグニャ〜っと曲がる。手品を見ているみたいだ。
このように、俣野さんは自分のボート仕事があるので、カヌーは基本的に僕が担当。もちろんわからない事だらけなので沢山学びながらの制作になる。この後、どんな手順でカヌーを作っていくのかを説明すると本が1冊書けてしまいそうなので、ゆっくりペースではあると思うが、このサイトでも紹介していくつもり。みんなも想像力で頭の中にカヌーを創造してほしいと思う。   (匠)

ユンボ君コエダ、材木屋 2006年10月17〜18日 
大阪キャラバン

17日火曜日は旅カフェがお休みなので、本当は朝早く出て大阪に行って市内見学でもしようかと思っていてのだけれど、いろいろ作業をしていたら3時とかになっちゃって、大阪に着いたら暗くなっていた。通天閣のふもとでお好み焼きを食べた。すごく美味しいというわけではなかったので、「まあまあ美味しいね」と言いながら食べた。
夜、「はからめ月のカレンダー」を取り扱ってくれているお店ブラウンタビーのユンボ君とコエダの家に泊めてもらうことに。青森にいるユンボ君のお父さんがドラえもんが大好きだという事や、なぜかキノコの写真だけを送ってくる話で夜遅くまで盛り上がった。時計が12時を回ったときユンボ君が部屋の電気を消した。するとコエダ、火がついたロウソクがささった丸いケーキをゆっくりと机の上に。そう、今日18日は佳子の誕生日。佳子もちょっとびっくり。僕と佳子は毎日毎時間一緒に生活をしているので、内緒で何かをすることがまずないのだが、ユンボ君とコエダがとても親切に誕生日を盛り上げてくれた。本当にありがとう。
2畳弱、カヌーだらけ 次の日の朝、俣野さんと待ち合わせをして南港の近くに材木屋さんに木を買いにいく。カヌーを作るための材だ。黄色い木、赤い木、黒い木、重たい木、軽い木、高価な木、安価な木などなど見ているだけで1日経ってしまいそうだったが、経たなかった。
お昼頃、カヌーを買ったり修理したりするときにいつもお世話になっている、堺にあるアウトドアショップ、錦ロイヤルを訪ねた。お店のカヌー担当のジュンさんと俣野さんで話が盛り上がる。これからカヌーを作るにあたってその形やデザインなどの参考になる話をいろいろ伺うことができた。
夕方ごろ、僕達が毎日お世話になっている水鳥観察センターのボス、井上さんを訪ね、夕ご飯をご馳走していただいた。生まれて初めて食べるちゃんこ鍋。うまれて初めて食べる味ではなかったが、すごく美味しく、毎日これを食べていたら太れると思った。
夜、琵琶湖に帰る途中、京都に住み始めたという、はからめの親友日和子を訪ねた。街中の長屋を友達4人でシェアして暮らしている日和子のプライベートルームは、たたみ2畳弱という聞くだけだと可愛そうに思えてくる狭さだが、部屋の雰囲気はとても良く、本人も楽しそうだった。だから僕達も心配する事無く、笑って「琵琶湖に来てよ」と別れた。そういえば、日和子と琵琶湖、ヒワコとビワコ、濁点が付くか付かないかだけの違いだ。日和子は転々と転がった後、琵琶湖に住む事になるのかも・・・・。
夜中、琵琶湖に帰ってきたのは12時前、まだ今日だ。テントを張って寝る準備をしてから、僕達は先週開けたワインを飲みほした。   (匠)


関連サイト: ブラウンタビー  錦ロイヤル

水鳥観察センターの夜 2006年10月15日 (日)
カフェの夜

13日夜中、琵琶湖に帰ってきた。「旅のカフェ」と名付けられた佳子カフェ。土日になると数十人の入館者があり、そのうちの何人かはコーヒーを飲んでくれるが、平日のお客さんは少ない。この前なんか1人。閉館直前に来てくれたその1人がコーヒーを注文してくれたので売上ゼロを免れる事ができた。計算するとその日は時給約30円、しかも2人で店に入っていたから1人15円。
このままじゃヤバイと夜はカレンダー制作。ヤバイと思わなくてもカレンダーは作るのだが。「コロコロ・チクチク・パチンパチン」、これがカレンダー制作の流れだ。まず、横浜で印刷してきた紙にローラー点線カッターでコロコロとミシン目を付ける。そして説明の紙も含めた13枚の紙を順番に並べ、穴を開けた後、チクチクと和綴じをする。そして補強のために使う細い竹をちょうどいい長さにパチンパチンと切って差し込む。「コロコロ・チクチク・パチンパチン」僕達は時々リズムに合わせて歌ったりしている、今年も。その光景は見たら結構楽しいと思うけれど、あまり人前ではやらない。
そして寝るところ、僕達は現在、館内の片隅にテントを張って寝ている。毎日テントを張ったりたたんだり、キャンプ生活をしていた日々とあまり変わらない・・・・・屋根があるのでかなり安心だけど。来る人来る人が「冬は寒いでぇ」と口をそろえて言ってくれる、さてこの冬どうなる事か・・・。    (匠)

世田谷ものづくり学校、リカコさん。 2006年10月12日 (木) 
東京キャラバン

世田谷ものづくり学校にある、デザイン会社TR.デザインルームを訪ねてみました。デザイナーのタナカリカコさんはPeace&Eco,Art系のデザイン業界で活躍している素敵な女性。隣が学校で目の前は校庭、廊下にはシャンデリアという空間で、たくさんのクリエイターの事務所が連なっています。リカコさんの事務所が10月からこちらに移転したというので会いにいったのですが、いい場所だったのでみんなに紹介したくなりました。使われなくなった校舎の素敵な活用方法、世田谷ものづくり学校は見学もできるようですので、興味のある方は是非刺激を受けに行ってみてください。
次に、私がカフェイベント制作のノウハウを学ばせていただいたBeGood Cafeの事務所を訪ねました。BeGood Cafeとは月に一回のカフェイベントで、新しいメディアとして、時代の先を追及したスタイルが注目をされたNPOでもあります。最近greenz.jpというwebマガジンをつくったというのでチェックしてみました。エコ系の情報を知るサイトで、編集長の鈴木奈央さん、編集・ライターの中条佳子さんはエコ分野のエキスパート。ここから何が発信されるのか興味あります。
ビーグッドカフェ今回、アロマテラピーショップ、フェアトレードショップ、デザイン事務所、NPOとまわって、この世がどうなったらよくなっていくか、自分のためにする行動がどうやって地球のためになるか、そのような考え方をしている方々との交流だったように思いました。エネルギー戦争や核実験や核再処理や温暖化など、あきらかに今わたしたちの生きているあいだに世界は変わるでしょう。この貴重な時代に何を選択するか。
れいちゃん&マスター、ゆうちゃん&みどりちゃん、ふじのちゃん&コッペ、あすか&ひでくん、平太くん&まりかちゃん、あやちゃん&しげちゃん、た〜&あっこ、りえちゃん&ごうさん、生まれた子供たちのために最高の時代をつくりましょ。ベビーブームで世直ししましょ。 (佳)


関連サイト: TR.デザインルーム  BeGood Cafe

生まれて初めての稲刈り 2006年10月9〜10日
お米の収穫

9日朝、KAVUDAYで一緒だったみんなに別れを告げて 僕達は群馬県の秘密基地へ向った。ついに稲刈りをする日をむかえたのだ。お昼過ぎから稲に鎌を入れ始めた。鎌を研がなきゃいけないなぁと思っていたら、稲刈りに使う鎌はギザギザの刃が付いた鎌のほうが良いらしく僕には研げないって事を初めて知った。肝心のお米はというと、スズメと半分っこというのが分かりやすい表現かな。近くを通りがかった人が手作業の僕達を見て「昔はみんなこうだったんだよ・・・」と懐かしそうに話しかけてくれる。ある人は、「これだけだと5升は取れるかな」と。稲はこの後、太陽の光で乾かしてからお米の部分を取るので僕達もまだどれくらい取れるのかは分からないが、ご飯1杯食べられたらいいねと思って始めたこの田んぼで、5升(1升ビンで5本分)も取れたらすごいよと、なんだかワクワクしてしまった。夕方、全ての景色が少しだけオレンジがかってきた頃、稲を束ね終えて秘密基地へ帰った。
干した稲を背景に。夜、寝ようとしたら畳の上に誰かの落し物、5円玉。稲が描いてある。生まれて初めて稲刈りをした日に稲が描いてあるお金を拾ったってわけだ。はからめの旅の始まりであった伊豆で苗を手にして、ほとんど手をかけられないけれど植えておこうと、ここ群馬県にある田んぼに植えてみたのが6月9日。約4ヶ月、稲は雑草のように強い、そんなにがんばらなくてもお米はできるし、ちゃんとしてなくてもできる、そして誰でもできる。この楽しみをいろんな人と分かち合いたいと本当に思った。
10日、お米を干し、柿を収穫、栗もちょっとだけ拾った。お昼ごはんを食べてゆっくりした後、東京によって横浜に向う。カレンダー制作作業が待っている。そしてこの後、14日には琵琶湖に戻ってカフェ営業なのでそれまでの2日間は関東でカレンダーの営業活動かな。すでにカレンダーを注文してくれている方、本当にどうもありがとう。   (匠)

ヨガの先生、佳子。そしてなぜかカヌー 2006年10月7〜8日
KAVUDAY 2007

朝4時に滋賀を出発し、朝日と虹を見て、富士山の麓、山中湖のそばの道志村にて中秋の名月を愛でるという最高の日となりました、KAVUDAY。KAVUというシアトルのアウトドアブランドのキャンプイベントで、わたしはヨガの講師として行って参りました。トレッキングあり、ダッチオーブン料理教室ありと、二泊三日のキャンプを、好きなアクティビティに参加しながら過ごせる贅沢なイベントでした。今年で7回目だそうで、毎回参加されているゲストの方たちもすでに顔なじみで、子どもたちの成長を感じながら、スタッフの方々もとてもいい感じでこのイベントをつくりあげています。わたしたちは昨年からの参加で2回目ですが、ゲストの方々とも「あ、昨年お会いしましたね。」「今回もヨガに参加します。」と声をかけていただき、交流を深めさせていただきました。シアトルからKAVUの社長のベリーと副社長のジョーも来て、みんなと一緒にトレッキングに参加したり、夜はOD BOXの3星シェフ、飯田さんの美味しい料理とファッションショー、DJ演出のパーティなど、KAVUがたくさんの方々に愛されているんだなぁと、しみじみ感じました。KAVUのロゴはシアトルから見える山と太陽をデザインしていてとてもかわいいです。みなさんもアウトドアショップなどでみかけたら手にとってみてください。そして来年のKAVUDAYで一緒にヨガしましょう。 (佳)


関連サイト: KAVU  OD-BOX  A&F

旅カフェ 2006年10月6日 (金)
旅カフェ旅に出る

カフェの名前は「旅のカフェ」にしました。ここを拠点に旅に出て、琵琶湖といろいろな場所をつなぐ情報発信カフェになったらいいなあ。月に一回くらいはイベントをやって、コミュニケーションを深められたらいいなあ。満月の夜や新月の夜は星空カフェなんかもいいかなあ。シアターで映画上映会もやれるしなあ。そんなことをあたためつつ、今夜から早速キャラバン出発します。明日から三日間は山中湖で開催されるキャンプイベントKAVUDAYに参加します。その後、群馬東京横浜と関東地方をまわり、10月13日からカフェ営業の予定です。お近くにお越しの際はお立ち寄りくださいね。思わぬサービスがあるかもしれませんよ。 (佳)
旅カフェの営業日がわかるようなカレンダーをサイトに載せようかな。(匠)

カレンダー制作風景 2006年10月3日 (火)
ロード オブ ザ カレンダー制作

水鳥観察センターは毎週火曜日が定休日。ゆっくりしたいところだけれど、はからめに休みなし。カレンダー制作、カフェ食材の仕入れ、などなど。10月1日にカレンダー発売とはいっても、まだそんなに作っていないので、チョコチョコとでも作っていかなければ。カレンダー紹介ページもまだ作っていないし。とか言ってるうちに夕方。ご飯食べたらまた少しカレンダー制作。そして「映画でも見ようか」と・・・・。
水鳥観察センター内にある、巨大プロジェクターと映画館から貰って来たというスピーカーと、同じく映画館の椅子・・・・・とにかくここは映画館。今日は、2人とも見ていなかった「ロード オブ ザ リング」を観ることにした。入会金無料のレンタルビデオ屋さん、旧作映画はたった100円。数百億円かかって作った映画が100円で観られるって・・・・・。旅をしたりして情報やメディアの波から離れると新作映画と思っていたものが、すでに旧作映画。作っている人達にとってこのスピードは大変だと思う。そんな事はできるだけ考えずに、隣近所誰もいないからボリューム上げてみたり。3時間近い映画、気が付いたら寝る時間、明日のために眠る事に。
  (匠)

那須さんとダグラス・お別れ集合写真 2006年10月2日 (月)
長良川の船大工 那須さん

ダグラス、キャサリンそして俣野さんと岐阜県長良川沿いに住む船大工の那須さんという方を訪ねた。那須さんは鵜飼や鮎捕りなどが今でも続く長良川で和船を作る唯一の人間だ。船はまだ使われ続けているのに、それを作ったり直したりする人が1人しかいない今。和船の文化は基本的に設計図を残さない。そう、秘密が沢山詰まっている作り方なのだ。という事は先代が今まで膨らましてきた知恵や技術が今は那須さんの体の中にしか存在しない事になる。75歳の那須さんが生きているうちに受け継がなければと、車で30分ほど離れた郡上八幡に住むお風呂の桶を作っている方が那須さんのところで修行をして船大工に転向したという。
75歳とはいえまだまだ元気な那須さん、船大工のダグラスとの話が盛り上がる。船大工が使う道具の呼び方が日本の中でも地方によって違う事が面白いとダグラスは言う。
約1時間ほど話をして那須さんに別れを告げた。那須さんの工房を出るとすぐ目の前にナスが植えられていたが、誰もそのことについて話しはしなかった。関が原あたりで数日間共に過ごしたダグラスとキャサリンとバイバイ。来年、アメリカで一緒にカヌーで旅をしようと言ってサヨナラをした。彼らはこの後東京に向い、九州に行った後、アメリカに帰国予定。
琵琶湖に来てから忙しく続いた日々も一件落着といった感じ。さて、これから冬にかけてどんな時間を作っていくか、僕達のこれからは僕達のイメージそのもの、難しい事は簡単に、簡単な事は面白く。  
  (匠)


関連サイト: ダグラス・ブルックスのWebサイト

水鳥観察センター&カフェオープン 2006年10月1日 (日)
水鳥観察センターOPEN!

今日はロフティングワークショップ3日目。それと同時に水鳥観察センターがオープン。ということは同時に「佳子カフェ(仮名)」もオープン。名前はまだ無いが水鳥を見ながら気軽にコーヒーが飲めるようなカフェを目指している。オープン当日の初仕事はオープニングパーティーの軽食。(写真奥右がカフェカウンター)挨拶しているひとよりも食べ物のほうが大きい写真を使っているのはそのため(ロールオーバーの写真)。僕達はこれから冬、春にかけて拠点となる、ここ水鳥観察センター内佳子カフェ(仮名)から、ちょこちょこと情報を発信していきたいと思っている。コーヒー300円、ビールやワインも出す予定。水鳥観察センターの中に入るのに200円かかるから500円で水鳥を観察しながら、コーヒーが飲めて、ゆっくりできるカフェって訳だ。
そして、僕は来週くらいからカヌーを作り始めることになるかも、なんといっても工房があるので、空いた時間で何を作ろうか・・・・・そんな事を考えながらうろちょろしている1日だったかも。
さらに今日は「はからめ 月のカレンダー」の発売日。カレンダーページも作ってどんどん広めていきたいと思っているので皆さんも協力して欲しい、よろしく 。
  (匠)


関連サイト: 新旭水鳥観察センター

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