打ち合わせ風景、左から佐藤佐藤佐藤鈴木 2007年2月28日 (水) 
一太(いった)

1月14日仲間が一人生まれた。名前は佐藤一太といった。彼の父親は僕の同級生である佐藤ゆうちゃんといった。母親は僕と生年月日が一緒のみどりちゃんといった。一太は、みどりちゃんの実家である北海道で生まれ、つい先日こっちに戻ってきたので今日、佳子と2人で会いにいった。「カワイイけど、すでにカッコいいなぁ」といったら、一太は「えぎゃ」といった。僕はいった「こりゃ暴れそうだ。」と、するとゆうちゃんがいった「うちの親父が同じ事いったよ」と。
夜、アウトドアブランド、ラテラのデザイナー越田さんと打ち合わせのため、川崎に新しくできたショッピングモール、ラゾーナにいった。打ち合わせはラテラのTシャツのイラストをはからめが描くという内容だった。実はこの企画は第2回目で、すでに去年、僕達が描いたイラストで越田さんがデザインしたTシャツが商品化され4月中ごろには全国の店頭に並ぶ予定。(詳細はその頃またお知らせする事に)頭の中にあるイメージをはからめを通して形にすることを選んでくれた越田さん、まだできてなけれどありがとう。
打ち合わせと楽しい話、そんなに遅くならないように切り上げ、越田さんに別れを告げて2人で今年これからのはからめの事を話しながら帰った。歩きながら空を見上げたら「そんなに時間はない、イメージしたものは全てどんどん形に変えて頭の中から出してしまえ」と月が言った・・・・気がした。  (匠)

確定申告会場でクロスワードをやっている外国人、鶴見川 2007年2月26〜27日 
こっちでいろいろ

26日月曜日、確定申告ってやつに行ってきた。いまいちどういう仕組みかわかっていないのだけれど、払いすぎたらしい税金が少し戻ってくるみたい。申告書をどうやって書くのか教えてくれる人が沢山いて、言われたとおりに書いていったらなんのことなくスムーズに終わった。教えてくれた人も機械みたいだったが、言われたとおりになんだかわからないまま記入している僕もまた機械みたいだった。
税務署という機械の箱を通り抜けて、久しぶりにキコキコ鳴る自転車で鶴見の街を走る。数年前、日本で一番汚い川というレッテルを貼られたこの川、僕はこの川で育った。そして気がついたら日本で一番素敵な川というレッテルを貼られた四万十川でカヌーに乗っていた。そして今、日本で一番大きな湖の畔(ほとり)でカヌーを作っている・・・・とか橋の上で水を見ながら振り返ってみたり。
ユザワヤ 27日、今日は僕の大好きなユザワヤに佳子と。どこに行っても「家の近所にあってほしい店No,1」はユザワヤ、だなんてちょっと言いすぎかな。そのユザワヤの画材売り場でカヌーのキャンバスを張るためのプライヤーを購入。その他、皮細工売り場や生地売り場などを見ているとあっという間に時間が過ぎてしまう。空が暗くなってきた頃、ビールでも飲んで帰ろうかとビール屋さんに入る。そこで頼んだビール中の大きさはビール小であったので文句は言わずに30分くらいで店を出る。
街を歩いていて、以前はもっと歩いている人の顔や服装などを見ながら歩いていた気がするが、昨日や今日なんかは、ほとんど回りを見もしないし気にしたりもしていない事に気がついた。頭の中で歩いて、周りの景色が僕を通り抜けていき、気がついたら目的地にたどり着いている、そんな感覚だ。それはそうと色々やる事がある毎日、これがはからめの仕事みたいなもんだ。  (匠)

たまつき、WS風景 2007年2月25日 (日) 
布ナプキンワークショップ

電車に乗って渋谷に行きました。今日はぐらするーつ主催の布ナプキンワークショップの日です。前回よりも工夫を凝らして、より楽しく有意義な時間となるようにと、準備をして臨みました。
渋谷区民会館という場所での開催、都会のど真ん中にこんなに落ち着く部屋があるのか、と思えるいい感じのお部屋を使わせてもらいました。窓からは日が差し、そこで生地を裁断して、大きな机をみんなで囲んでちくちくとナプキンを縫っていきます。みなさんは手を動かし、わたしは口を動かし、あっという間の3時間。女性だけだと思っていたこのワークショップ、カップルで参加された方がいました。とても熱心な彼の姿に、参加者の方もわたしも、新しい感覚を感じ、いいワークショップになったな、とありがたい気持ちでいっぱいです。企画してくださった、ぐらするーつの桜井さん、奥田さん、ほんとにどうもありがとうございます!
ワークショップ終了後、大急ぎで池袋へ。出版社で働いている友人chuchuより、東京に来ているなら今日あるミーティングに参加しませんかとのお誘い。”たまには月でも眺めましょ”(通称たまつき)という素敵な名前のお店にて、作家の正木高志さんから興味深いお話を聞きました。タイミングがあえば琵琶湖の水鳥観察センターにて講演会などもしていただけるかも。アースディに向けて次なる本も出版予定とのこと。わたしもがんばらなきゃ。
さて、お店を後にして再び夜の渋谷へ。沖縄料理屋でワークショップの反省会(?)反省はせずに、わたしが水鳥観察センターでやってきたこと、これまでのこと、これからのこと、お酒をオーダーするのを忘れるくらい話ました。フェアトレードショップとお仕事をさせていただくと、とても勉強になります。常にクオリティのいいもの(安心、安全、丁寧など)を生産していけるように、開発支援をしていってくれます。ワークショップを企画して生産者と受け手が顔を合わせて一緒にものづくりをする場をつくってくれたり、活動を励ましてくれたりと、常に新しい情報を張り巡らせています。みなさんもそういった信頼できるいいお店とお付き合いしていってくださいね。お買い物ひとつだって、コンビニで300円使うのと、明らかにお金の使われ方が違いますよ。
今回東京、横浜へ帰ってきて、ばりばり仕事したい意欲にかられました。滋賀じゃ1人で企画して1人で開催しての繰り返し。たまには誰かとジョイントしたいもんね。 (佳)

右海、左富士 2007年2月23〜24日 
夜のぉ〜ドライブしようよ。

23日、カヌー制作がひと段落着いて出発の準備。25日に佳子が東京渋谷で「布ナプキンのワークショップ」を開催するその準備を24日にしなければいけないので、できれば24日午前中に横浜に到着していたい感じ。
夜、餃子とスイカを食べて出発。出発直後2人車の中で、出発するときに一緒にいたみんながなぜか「気をつけてね」がいつもよりも多かったという話になった。いろんな人から延べ100回くらい「気をつけてね」を言われた気がする。いつもよりも「気をつけて」が多い、これは何かの予兆だ、気をつけよう。そう気を引き締めて午後7時、横浜まで約500kmシタミチ11時間の旅がスタート。
午後10時頃、岐阜。ここら辺までは道もすいているし、高速を使っても使わなくてもって感じ。名古屋抜けがいつも時間をとられる。が、名古屋も今回はスルッと抜ける事ができた。その後の静岡はただただ長い。この旅の半分は静岡みたいなもんだ。BGMはiPod に入っているU2のシャッフル。
12時頃、だんだん眠くなってきたかな、休もうかな、なんて考えていたとき、2人で話していた内容がかなり深い内容になってきて、眠くなるどころか目が覚めてしまって、寝ろって言われても眠れなくなってしまうくらいに覚醒してしまった。その内容とはただのSF、自分の想像力の深さ、あらためて底知らずだと思った。
2時頃、気持ちも落ち着いてきて「道の駅富士」ってところで車を停めて仮眠。ぐっすり眠れず5時ごろ起床、アクセルを吹かす。
5時頃、空気は澄んでいる。明るくなってくると左にはマウントフジ。東からの薄っすらとした光、白く覆われた上3分の1に陰影がつけられていく。
7時ごろ小田原あたり、横浜方面に向う車が多くなってくる。道路の常識は知らないが、土曜日だけれど朝の渋滞みたい。自動車専用道路250円、250円、200円と小さなお金をちょこちょこ取られる。横浜を越えたあたりでガソリン(軽油)を入れた。セルフで1リットル99円。メーターを見ながら最後ちょこちょこ入れの技を使って切の良い数字にして6200円。
9時頃、片目をつぶっていても走れる知れた道、無事に横浜基地に到着。お茶を飲んでから眠った。
今回の旅、かかったお金を計算すると、おぉぴったり7000円。はからめの2人にかかれば楽しく過ごしてこんな感じだ。  (匠)

USJ内のショーウィンドウに飾ってあったカヌー、片道切符 2007年2月20日 (火) 
2月20日は誕生日

自分で言うのもなんだけれど今日は僕の誕生日。ユニバーサルスタジオジャパンに行った。平日だからすいているだろうと思ったが、そんな気配まるで無し。天気は快晴、人は大勢だった。入り口で「貼っておくと良い事が起こるかもしれません」とお誕生日の人がもらえるキティちゃんのシールを頂いた。まず最初にスパイダーマンのアトラクションに入ろうとしたら「170分待ちです」とか言われてちょっと笑ってしまった。いま、列の最後に並んでいる人は、どんな顔をしているのだろうか・・・など意味の無いことを考えてしまう。結局どこも混んでいるんだなぁとバック・トゥ・ザ・フューチャーのアトラクションに約1時間待って楽しんだ。この映画が本当に好きで、大人になったらデロリアンに乗ると決めていた僕は今、カヌーが積んであるハイエースに乗っている。デロリアンもカヌー、両方ともタイムマシンという点では一緒だけれど。
セサミストリートのアトラクションで並んでいたときに気づいた事は、ここはスズメにとって食に困らないところだなぁと。なぜならどこにでもキャラメルポップコーンが落ちているからだ。当たり前だが全てのスズメはデブだった。体が重たそうなユニバーサルスズメ、ちょっとかわいそうな気がした。
ちょこちょこ並んで全部で5つのアトラクションで楽しむ事ができた。ちょっと早い5時で閉園なので明るいうちにUSJを後に。誕生日にここに来ようと言ってくれた佳子、ありがとう。
ところでキティちゃんシール、佳子の帽子に貼ったので佳子が「お誕生日おめでとうございます」と数人のスタッフに言われただけだった。   (匠)

日常の風景、ちょっと変な色の琵琶湖 2007年2月18日 (日) 
新年、旧正月でシバラットリィ

昨日は大晦日、今日はお正月。興奮してか、ハイになっていたのか大晦日だからなのか、ほとんど眠らずに今日となりました。雨があがって清清しい朝、初詣に行ってみよう!と地図を片手に近くの若宮神社へとお参りに。丁度祈年祭のはじまる時で、見学しながら参拝させていただきました。「豊穣を祈る儀式ですよ」神主さんの奥さんが解説してくれました。そして干支の絵馬と「食いっぱぐれない」と言って、お米の入った神饌をくれました。なんだかお正月っぽいなあ。俣野さんが今くらいのお正月が丁度いいよね、と言っていました。冬至からすぐに新年より、今くらいの時期に新年を祝うとほんとにのんびりできるかもと、納得です。ちなみに今日はインドではシバラットリィというおめでたいお祭り。破壊と再生の神シバと妻パールバーティが結婚した日、やはり大晦日と新年っぽさを感じます。
そして水鳥観察センターへ帰ってきて新月のヨガワークショップです。参加者のみなさんも気合が入っていて、空気は一気にヨーガの世界へ。これまでやってきたことは決して無駄じゃなかったんだなと、振り返ってみたり。なんだかとても新年を迎えた気分でした。(寝てないからそう感じるのかも。) (佳)

炭オアシス創り、西田さんに頂いた作品 2007年2月17日 (土) 
炭オアシスワークショップ

炭をくりぬいた中に植物を生ける炭オアシス創りワークショップを開催しました。カフェの常連どてちんさんのご縁で、カヌーにも興味があるという、炭アーティスト西田さんが講師としていらっしゃいました。そして夜は打ち上げパーティ。なんか最近この水鳥観察センター、パーティづいてきたような気がします。夜の水鳥観察センターが素敵ってことと、わたしがパーティが好きだからなのでしょうか。みなさん楽しんでくださったようでよかったです。カフェよりもパーティを企画してみようかな。 (佳)
今日、西田さんという水の旅人に会った。彼の武器は「炭」、水の事を考えていたら炭にたどりついたという。彼の作品はWebサイトからご覧になってほしい。四万十川にも縁がある西田さん、いつかダムを作りたいという。はて?水の事考えている人がダム?ありゃ?ほにゃ?ところが西田さんが作りたいダムは炭のダム。通り抜ける水が浄化されるダムだ。ダムを造る側、ダムを造られる側、そして公共事業の行なわれ方などいろいろ考えたうえ西田さんが考えた案である。公共事業の反対運動に使うパワーは計り知れない、人生を費やすまでなんだかわからないものに吸い取られる方々が多くいる。そんな中、僕はこの案を聞いて新鮮でボジティブで何よりも「おもしれぇ」と思った。もちろん乗り越えなければいけない課題は沢山あるが、本当に実現してほしいと絵が頭の中に浮かんだ。そして次はぜひ河原で会いたいと思った。
そうそう、日ごろ観葉植物が欲しい欲しいと佳子が言っていたら、本日のワークショップで作った作品を西田さんから頂いた。ありがとう西田さん。良かったね、佳子。   (匠)


関連サイト: 西田さんのWebサイト

今日は早起きして湖畔を散歩、そして煙突掃除 2007年2月13日 (火) 
煙突掃除

「チムチムニー チムチムニー チムチムチェリィ 私は煙突掃除屋さん・・・」ディズニーランドに入る前のゲートの所で映画「メリーポピンズ」の主題歌であるこの音楽が流れている記憶がある、が数年間行っていないので今はどうか・・・?
一昨日あたりから 、煙突の引きが悪く、館内が煙だらけになる事もあり薪ストーブの使用をストップしていた。ので、今日は煙突掃除。家でこのタイプの煙突を使っている方はご存知だと思うが、繋いだ煙突に水平に伸びるラインがあるとそこにいろいろ溜まりやすくなってしまうのだ。2人ともタールまみれの手で筒の中をゴシゴシ。まあまあ綺麗になったかな。
お昼ごはんを食べた後に2人で「はからめ会議」なるものを開いてみた。今後、どうやってはからめやっていこうかを話し合う会議だ。沢山の議題の中、その中の1つあげられたのが2月20日の僕の誕生日をどう過ごそうかという事だった。いろいろ話し合った結果、なんと、ユニバーサルスタジオジャパンに行って1日過ごす事に決まった。実は一度行ってみたかったんだ。  (匠)

クラシカルカリグラフィー、88 2007年2月9日 (金) 
クラシカルカリグラフィー、88

書道ワークショップの2回目、「クラシカルカリグラフィー(楷書編)」を開催しました。楷書といえば九成宮禮泉銘(キュウセイキュウレイセンメイ)らしく、中国の唐代の話から始まり、お手本を見ながら臨書し、最後には自分の書で締めくくりました。難しい部類に入ると思われる書道の世界を、ゆっくりと自分のペースで参加できるこのワークショップ、また開催してほしいとの要望を受けました。
カフェを始めて5ヶ月、ワークショップを企画、開催して4ヶ月目を迎えました。そろそろ仕事として成立させていくべきかな、と考えています。水鳥観察センターにとって、ワークショップを継続して開催していくことや、フェアトレード、オーガニック、環境に配慮した製品を提供していくことがプラスになると思ったら、これまで注いだエネルギーを持続可能なかたちにして循環させていく、これが悩み続けて出した答えです。今日、ライスペーパー88が届きました。見開きページの左上に広告を掲載したので、88を手にしたら見てみてください。巻末にはプレゼントも。88ほしいよーという方、旅のカフェまでおいでませ。 (佳)


関連サイト: ライスペーパー88

天狗さん、ゴアさん 2007年2月8日 (木) 
高知、高知、地球温暖化

今日は私たちを訪ねにお客さまが別々に2人いらっしゃってくれました。驚く事に2人とも高知市から。
ひとり目は以前もこちらを訪ねてくれた天狗さん。船造りをしている方で、カヌー制作を見にいらっしゃいました。小浜で一週間くらい禅の修行をされて、これから高知へ帰る途中に寄ってくださいました。わたしが悩んでいると聞いて、禅寺を紹介してくれました。
天狗さんと入れ替えに、今度は神社めぐりをされている小川さんがやってきて、高知で一緒に活動しませんか、と誘ってくださいました。高知から神と仏のご縁でわたしたちに会いにきてくれたお二人。わたしの悩みはもう人間では解決できないのか?
そして 北海道釧路川でお世話になったカヌーガイドステーションわっかのさなえちゃんとガッテンから一枚のDVDが届きました。News23に前米副大統領のアル・ゴア氏が出演して、地球温暖化について熱く語っている映像が入っていました。ハチドリのひとしずくがわたしのところにも届いて、元気が出ました。ありがとう!そして、神様にも仏様にも感謝しつつ、やはり人間らしい解決法を見つけよう、と思いました。温暖化もあきらめないで、できることをやろう。わたしのカフェ悩みも、解決するまであきらめないぞ。 (佳)


関連サイト: ガイドステーション わっか ・ 映画「不都合な真実」公式サイト ・ 天狗さんのブログ

カヌーイスト達、日の出 2007年2月6日 (火) 
琵琶湖アンビエント日和 2日目

朝の水鳥観察センター、日の出を待つみんな。徐々に明るくなり、真っ赤なお日様が見えると湖に光の柱ができました。そして朝のお散歩とカヌー体験。湖にカヌーを浮かべ、ゆっくりと漕ぎ出しました。飛んでいく水鳥たち、朝もやで湖と空の境がわからないような幻想的な水辺でのはじめてのカヌー、楽しんでいただけたようです。わたしと匠くんはよっさんのツリーイングにチャレンジ。ロープとハーネスだけで木の上を体験できるとても楽しい木登りです。お天気もよく、木の上でよっさんもいきいきしています。ブランチはBLTサンドウィッチ。ぺろりとすぐになくなりました。午後もカヌー体験、ツリーイング、みんなゆっくりとした時間を過ごしていました。夕方になって、昨日来てくれた和蝋燭屋さんを訪ね、制作見学もさせてもらいました。お片づけが済んだらみんなで打ち上げパスタパーティ。あっというまの2日間でした。みんなが楽しんでくれてよかったです。わたしも楽しかったです。「ひわこ」から「びわこ」というなのフキンのおみやげをもらい、琵琶湖アンビエント日和は楽しく美しく優雅に?幕を閉じました。日和子ちゃん、どうもありがとう。 (佳)


関連サイト: 日和子のブログ 「日和子日和」

琵琶湖アンビエント日和 2007年2月5日 (月) 
琵琶湖アンビエント日和 1日目

夜の水鳥観察センター、今日はパーティです。書道ワークショップの講師、木原くんに看板をお願いして、とてもいい感じでみなさんをお出迎えすることができました。東京からは主役のひとり、石くんがDJを、煌(コウ)ちゃんは版画の出展、隆策(リュウサク)は書き下ろしを、みんな才能を発揮してくれました。名古屋からは、昨日まで選挙活動で忙しかった石川くん、練(レン)ちゃん、ヒコ、こじやんがシーシャというフルーツタバコのカフェ出展、京都からはたっちゃんとりえちゃんがライブを、あきちゃんはおいしいパンを、大阪からはテラがDJに、そしてわたしたちがここに来てから知り合ったパー子は受付とカレーを手伝ってくれ、かおるさんはタロットカード、和蝋燭屋さん大西くんは和蝋燭のプレゼント、みんなたくさんの才能を持ち寄って、とても楽しいお誕生会になりました。村尾さんは土星の輪を見せてくれるように、天体望遠鏡をセット。初めて会うお友だち、偶然知り合ったのが必然だったんじゃないか、という不思議な感じを味わいながら、みなさん喜んでいただけたようです。日和子も素敵な40年目のお誕生日を迎えられて幸せそうでした。日付が変わってマサの誕生日になったよ、さあケーキだ!京都のたえちゃんが作ってくれたケーキ、とてもおいしくて大好評でした。みなさんどうもありがとう。そして、月と星と湖、日の出をゆっくり感じて行ってくださいね。はからめからのポットラックでした。 (佳)


関連サイト: 日和子のブログ 「日和子日和」

カヌー制作の見せ場、白鳥さん 2007年2月4日 (日) 
立春

今日は琵琶湖一斉水鳥観察会。朝からたくさんの人が訪れました。この日にあわせてなのか、センター目の前に白鳥が飛来。ここにはめったに来ないのに。「この白鳥、きっとバイト頼まれて今日ここに来たんだよ。」「県から派遣されて来たに違いない。」など、サービス満点の白鳥の話題で盛り上がっていました。ウドゥンボートセンターのカヌー作りも今日は見せ場がありました(見ていたのはわたしだけでしたが)木をスチームして曲げるという、かなり慎重になる工程、丁寧な仕事をしていました。そしてわたしはご近所さんに、明日の夜からのシークレットパーティのご挨拶めぐり。明日はセンター閉館後、「琵琶湖アンビエント日和」という、日和子ちゃん、マサ、大石くん、友だち3人のバースデーパーティを開催します。来てくれた人たちが暖かく過ごせるようにと、匠くんはカヌー制作の合間を縫って、一生懸命薪を割っていました。かなりの薪割り。昨日はいらしたお客様がつい、薪割り手伝いしたくなってしまったようです。さて、水鳥観察センター初のオールナイトアンビエントイベント、どうなることやら。今のところご招待客だけですが、このパーティに参加したいよー!という方、はからめまでご連絡ください。才能のポットラック(持ち寄り)パーティなので、自分の持っている才能を存分に発揮して、楽しいパーティを作り上げて下さる方、歓迎しますよ。 (佳)

お惣菜売り場にて、おには〜そと! 2007年2月3日 (土) 
節分

太陽が照って、雪が浮かび上がってまぶしい日となりました。すっきり晴れ渡ってすがすがしいお天気、お片づけヒーリングに最適、と朝から床を雑巾掛けしました。お片づけヒーリングとは、整理整頓、片付けてお掃除したら気分もすっきりして、こころのお掃除もできるんじゃないかと、勝手に名付けたウツウツ気分解消のお掃除のことです。きれいになったらヒイラギを飾って、節分の準備をしました。すると、郵便が届き、東京のフェアトレードショップからのニュースレター、手を止めじっくり読みました。悩みの相談にのってくれているように感じて、はっとしました。今の世の中に起きていることは、自分にも同じように大きさを変えて起きているんだ。ってことは、この世界を暮らしやすい世界にしていくためには、自分に起きていることをひとつずつ解決してくしかないんだ。そう思ったら、ちょっとづつ、気分が晴れてきました(お天気と一緒ですね)。旅先にいても、情報を送ってくれるこういったお友だちに感謝です。すると今度は岡山の友人から展覧会の案内状が届き、みんながんばっているんだな、と励まされました。日和子は京都でイベントやろうと誘ってくれたり、俣野さんは好きなハーブティを買ってきてくれたり、いろいろ元気付けてくれて、どうもありがとう。なんと今日は、昨晩知り合ったおば様方が差し入れをもってカフェにきてくれました。先日の持ち込み弁当おば様とのこの違い(これでプラマイゼロ?)今日ですっきり節分をしよう!という気になりました。そして村尾さん、やっぱり鬼になって豆にうたれてくれました。こうやって一年の節目に邪気を払う風習が、あったのですね。明日は立春。みなさん、どうもありがとう。 (佳)

雪景色、湖面に浮かぶ満月 2007年2月2日 (金) 
湖面に浮かぶ望月

冬なのに雪が降らず暖かいっていう話をしていたら、お天気の神様が聞いていたのか、今日は一日雪でした。匠くんは壊れたチェーンソーを修理して、先日集めてきた丸太を切る作業。来年のための薪準備です。こんな雪の日によくやるな、と寒いのでわたしは窓越しに見ているだけでした。
今日は満月。ずっと雪が降り続いているので月はみえないかな、と思った瞬間、急に空が晴れ、月が顔を出しました。湖に光が映って、まるで朝日のように明るくなり、おお、これはすごい、と写真を撮ったらみるみる雲がかかり、また吹雪に戻りました。こういう瞬間て、ありますよね。
さて、今日はシクラメンのお話。年末からかわいがっているシクラメン、昨年の雪の日、外で作業をしていて見も心も冷え切ったわたしは軽く不機嫌になり、もう寒すぎてここにはいられない、と思った日にしんなりとかれかかってしまいました。そのときは、寒かったんだろう、としか理由をみつけられなかったのですが、あきらめず窓辺で育てていたらゆっくりと元気になってきました。そしてここ数日、落ち込んでいたら、シクラメンも落ち込んで、またしんなり、元気がなくなってきてしまいました。シクラメンにはとくに変わったことしていないのに、なぜこんなにわたしの気持ちと比例しているのだろう、と不思議になります。センター受付のシクラメンはずっと元気で変わらないのに。わたしはシクラメン、シクラメンはわたし、どちらが先に元気になるのでしょうか。 (佳)

めくったら2月、明日は満月 2007年2月1日 (木) 
イヤイライケレ

カレンダーめくりましたか?今日から2月ですね。いろいろ考え込んでいた気分も、月初めなのでとりあえず、心機一転明るい気持ちになるように自分を盛り上げています。温泉に行ったり、山に水を汲みに行ったり、できるだけ気持ちいいと思うところにチューニング。落ち込むときもあれば楽しいときもあるさ、人間なんだもの、とかりたことばのようにつぶやいてみたり。今月のカレンダーのメッセージ、見ましたか?「イヤイライケレ」とはアイヌ語で「(謙虚に)ありがとうございます」という意味です。今生きていて衣食住が足りているなんてありがたいことなんですよね。日本にいるとつい忘れがちになります。以前、ハンガーバンケットランチというワークショップがありました。(詳しくはキャラバン5月21日を参照)世界の割合からすると食べられる人の方が少ないんですよ。日本は経済的には豊かだからこんな悩みも生まれてくるんでしょうね。日々生きることに精一杯だったら、もし自分のいるところが戦場になってしまったら、と考えると、悩みの中身はもっとリアルなものになるでしょうし。まあ、経済的に豊かイコール精神的に豊かとは言えませんけど。自殺者も増加しているようですし、目的もなくただ生きているだけじゃ、何のために生きているのかわからなくなってウツウツしてきちゃいますよね。自分の中に小さく日本の社会を見ます。わたしに起きていることは社会にも起きていることなのかも、あきらめ人生なんかじゃダメだ、落ち込んだなりに前向きに考えるスペースを残しておかなきゃ。 (佳)

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