カメラ故障中 2010年5月31〜6月2日
はからめランドに集合

福島県塙町の、僕達の住処の事を「はからめランド」と言っているけれどこれ仮称。まだ決めていないからしばらくはこの呼び名でいくしかないけれど・・・・・。
31日の明るいうちに、はからめランドに到着したのは四万十塾御一行。翌2日にはプラス、屈斜路ガイドステーションわっか御一行も。もちろん集まった人間の数よりも、集まったカヌーの艇数のほうが多いのは言うまでも無い。
日中は普段2人でやっている開拓作業をみんなで一緒に。自分達以外の人が一緒にいると僕も、”よし、やらなきゃ”って気持ちになって、1+1=2じゃないって事を改めて感じた。
こんな山奥に訪ねて来てくれるなんて嬉しい事だ。そして、とーるさん、ガッテンと山の中で一から生活してきた人が目の前にいると思うと、なんだか緊張しなおした感じがあった。さらに若き人間、リョウタ君、ケン君、ジョン君、クニー、それぞれの得意分野の話など、聞いているとホントすごいなぁって思う。そんな訳で2日間、僕はみんなから学べる事があったら学び取ろうとそんな事を思い続ける時間だったような気がする。だからあんまり何もしていない。あまりにもいろいろ考えすぎたためか、「自分達は自分達、他の誰にも作る事ができない空間を作るんだ」と何度も何度も自分に言い聞かせていた。なんだかな。
話は変わるけれどNikonという会社が販売していたF3というカメラをご存知だろうか。僕がもう10年以上使い続けている一眼レフカメラ、もちろんフィルムカメラ。最近このサイトの更新の事もあり、コンパクトデジタルカメラを片手で済ましてしまっている事が多いのだが、カメラが壊れてしまったおかげで、いつも持ち歩いているこのF3を手にする時間が増えた。1回シャッターを切るその時間の重みを思い出し、なんだか嬉しい時間を過ごす事ができている。僕のカメラの中身はいつも白黒フィルム。みんなで写真を撮るけれど、その人の手に写真がわたるのは、忘れた時間を忘れた頃だ。
6月2日、四万十チームは次なる飛び豆地長瀞へ、そしてわっかチームは北海道へ向かってそれぞれ動き出した。僕達も僕達の方向に向かって動き始めよう。  (匠)


関連サイト: 四万十塾 ・ 屈斜路ガイドステーションわっか

4050mm、前へ〜ならえ! 2010年5月29〜30日
Coleman Outdoor Meeting in 那珂川

27日の夜、よし子とは別行動で僕は29、30日と開催されるコールマンアウトドアミーティングのサポートのため茨城県、那珂川へ。いつも移動している横浜〜塙町よりも短い距離なので少し気が楽だった。1人車の中では音楽が楽しい。いつもだと「うるさい」、とか「小さくして」って言われる僕の好きなロックンロールを大きめの音でかける。四万十塾のみんなとの集合場所である「道の駅かつら」に到着すると、カヌーを積んだ車と少しお酒でも飲んだ跡、そして人間は既にお休みされていた。
翌朝、とーるさん、ケン君、ジョン君、クニーの4人と合流。午後にはコールマンジャパンのスタッフも加わりその日は下見、準備、設営といった作業で1日が過ぎた。途中、たまたま同じ時期に那珂川でツアーを行なう予定の北海道屈斜路からガイドステーションわっかのガッテン、リョウタ君も顔を見せてくれた。
そして ツアー当日集まったのは、ゲストとスタッフ合わせて30名以上。会場となるキャンプ場にてレクチャー。初めてカヌーに乗る人が多く、レクチャーをしながら僕も初めてカヌーに乗ったときの事を思い出していた。今回僕のパートナーはマユという名前の女の子。ご両親と一緒に参加していて、とてものみ込みの早い素敵なパートナーだった。夜は、四万十塾の豪華料理を焚き火に当たりながらのんびりタイム。ゲストもスタッフも笑い声が聞こえる楽しい夜を過ごしていたみたいだ。夜も更けてきた頃、どこからともなく現れたのは、長野から駆けつけてくれたヒューマンシールドの吉村せいちゃん。明日から一緒にツアーをサポート。
カヌーテーブル、川の上2日目、今日はキャンプ場から川下りスタート。昨日レクチャーをした止まっている水と、実際の流れのある水との違いを感じる瞬間。気がつくとキャンプ場はあんなに遠く、この後戻りできない感覚がなんとも言えず好きなのは僕だけではないだろう。慣れてきた頃に川原に上陸、そしてランチ。カヌーのテーブルの上にはみんなが拾ってきた石がきれいに並べられている、1時間で消えるアート作品。食後には野立てまで。子供達はお茶よりもお菓子、当たり前だけど。そして、おなかいっぱいになって再びスタート。子供達のカヌーはお菓子の取り合い?そんな事していたら、あっという間にゴール。みんな車に乗り込みキャンプ地へ。
初めてカヌーに乗った人たちの目には、カヌーはどう映っただろう?またカヌーに乗る機会はあるだろうか?また乗りたいと言ってくれるだろうか、子供達。
そう、この日、数年間使っていたデジカメが壊れてしまった、川原の石の上に落としたからだ。防水でも石には勝てない。という訳で、しばらく写真が無いかもしれないが、「そんな事もあるさ」と思って、また写真をお届けできるまでゆっくりと待っていて頂きたい。直そうか、買おうか・・・・・?  (匠)


関連サイト: コールマンジャパン ・ 四万十塾 ・ ヒューマンシールド神戸

どくだみっちゃ 2010年5月27日 (木)
どくだみっちゃ

どくだみの葉っぱを摘む季節がやってきた。コレが暑い夏にすごい重宝するのだ。どくだみ茶はとにかく体を冷やしてくれる。熱くいれても、冷たくしても本当によく冷やしてくれるのだ。それを知っているから冬にはほとんど飲まない。
横浜の裏庭に今年も沢山のどくだみ、それをよし子がひとつひとつ根本近くから摘んで、ひとつひとつきれいに洗っている。この手間がお茶をさらに美味しくさせるのだ。近所に買い物に行くときにご近所さんの家にも生えているのを見るけれど、摘んで お茶にする人はほとんどいなそうだ。今年は冷夏だという声が聞こえてくるが、暑い日はやっぱり暑い、また僕の体を冷やしておくれ。
そうそう、今年3月に開催したカヌーデイ’100で、道頓堀の前で撮った写真をモチーフにしたポスターができ上がり、納品された。僕が今晩から出かけてしまうので発送はまた少し遅くなるが、みんなの目に入る日もそう遠くはない、ぜひ楽しみにしていてほしい。  (匠)

毎日美味しいご飯、ありがとう 2010年5月20〜25日
大犯土。

今日から大犯土(おおつち)がはじまります。土木作業をお休みする予定にしていたら、ちょうど雨が振ったので、町までお米を買いに行く事にしました。いつも行くお米屋さんに行ったら、お茶を入れてお菓子を出してくれました。お米屋さんのおばあちゃんは先日まで何もやる気がしなく、食事もとれずに点滴をうっていたそうです。元気になってよかったですね、とお話したら、山生活のわたしたちを気づかって卵と山芋、葉玉ネギなどの食材を持たせてくれました。ありがたいことです。それからスーパーへ行って食材を調達しました。味噌、醤油、ゴマ、高野豆腐などの基本調味料や乾物、缶詰、そして今夜の夕食用にアジの干物を買いました。薪ストーブで干物を焼いて、川で冷やしたビールを一杯。アジの骨もストーブで焼いて、丸ごと一匹美味しくいただきました。
杉作業、よもパン 21日晴れ。今日は切った杉の枝を落として、葉と幹とを分けていく作業に取り掛かりました。杉っ葉の山はみるみる大きくなり、次の山をつくっては積んでいきます。匠くんは枝を落とした杉を4mと2mとにチェンソーで切っていきます。午前中頑張ったら午後はぐったり、お昼を作ったらそのままロング休憩。力配分を考えないと続かないと実感しました。
毎日のわたしの作業は山菜を取ってきて食事を3食つくることです。今の季節は山菜天国、ワラビ、シドケ、ウド、ミズ、フキ、ミツバなどを収穫しています。毎回同じ山菜をどう美味しく食すかを常に考えて一日が過ぎます。ほぼ一日中食べることばかりを考えているような気がします。テントの周りにはヨモギが沢山生えています。今の時期のヨモギはすごくパワーがみなぎっている気がして、新芽を摘んで乾かしてみました。 天ぷらにして食べたり、お餅に入れてみたりもしてみましたが、あらたな利用法を思いつき、包丁でたたいてすり鉢ですりつぶしてパンケーキに入れてみました。小豆を煮て餡子をつくり、黄な粉をかけて和風ヨモギパンケーキを作ってみました。これはおいしい!匠くんも大喜びでした。 (よ)

山へ、そしてコマツ君 2010年5月17〜19日
はからめランド。

一般的な工事現場や土木作業場をみると、納期が限られているからなのか、気にしていないのか大犯土小犯土の期間も作業をしているところがほとんどです。はからめランドは納期も限られていないし、暦の実体験の場でもあるので土を犯してはいけない期間の土いじりはお休みにすることにしています。今月は20日から大犯土がはじまるので、それまでにユンボで土作業をしてしまいたいからと、けっこう急いで横浜を出発したら、「あ、忘れ物…。」と一度家に戻ることに。「あわてず行こう。」と車の中で朝食のおにぎりを食べはじめたら、「あ、あれも忘れた…。」ともう一度戻ることに。こんな日もあるさ、と気を取り直して出発、この時間の修正によって事故を免れるとか、いいことがあるかもしれないし、と気持ちを大きく持つように心掛けます。はからめランドに着く前にお昼をとうにまわり、塙近くの水汲み場で水を汲んでお弁当を食べていると、めったに誰にも遭遇しない水汲み場に水を汲みに来た人がいました。「お先にどうぞ。」とご挨拶すると、茨城からいらしたというそのご夫婦はなんとカヌーを持っているというではありませんか。霞ヶ浦で30分乗っただけと言っていました。こんな偶然の出会いもいいです。工房ができたら是非遊びに来てくださいね。
午後はからめランドに到着。お隣さんにご挨拶し、荷物を運んで一息ついたら作業開始です。この3日間でどこまでユンボを活用できるか、匠くんは日が暮れるまで頑張っていました。わたしは生えている食べられる植物を見つけに行きます。来る途中に農産物直売所で一応ネギやシイタケなどは購入してきたのですが、今の季節は山菜が豊富なはず、と今回はサバイバルをテーマに極力お買い物は少なめにしてみました。信州美麻村に住むガタさん&敏子さんご夫婦が教えてくれた「山にいれば食べさせてもらえるよ。」との言葉をいつも思い出します。 (よ)

羽田空港、ジンギスカン風景 2010年5月12〜16日
横浜生活。

12日夜、横浜に到着。カメラマン有人さんからカヌーデイのデータをもらい、3人で全品1品300円香港中華の夕食へ。久しぶりの都会、久しぶりの外食でした。有人さんは今後個展の為に北海道一人旅へ出発するそうです。
13日、塙町で取ってきた山菜の処理や、洗濯、買出し、荷物整理であっという間に夜となります。
14日新月の夜、春風で出会った鶴見市場在住のリョウがジンギスカンを持って遊びに来ました。先日結婚したワシくん&チシホちゃん、チシホちゃん弟のマサトくんを招いてみんなで食事会。夜中に妹マミちゃんの友人アリもやって来ました。その後わたしはマミちゃんと朝までトーク。人生いろいろあります。
15日朝、久しぶりに母に会いに行きました。実家の食器棚を片付け、コーヒーカップを磨きました。
16日、ノブさんに会いに羽田空港へ。石の浄化専門サロンのオープンに向けて着々と準備をしていました。お店の設計図を見せてもらい、はからめ工房も図面おこさなきゃね、と刺激を受けました。今夜は横浜の家の食器棚のお片付けです。お茶棚を片付けていたら、「あ、これココにあったの!」と発見ものがいくつかでてきました。その勢いで雅子さんマミちゃんは他の食器棚にも着手しています。匠くんは部屋にこもってポスターのデザインに専念。私は塙町へ向かう準備をします。 (よ)

コマツ君 2010年5月10〜12日
KOMATSU PC28UU−2やってくる。

夜テントの中、カメムシが1匹。ショックを与えると例のすごい臭いを放つので慎重に火バサミでつかんで「ゴメン」って感じてストーブの中へ。この行動をとるときは、いつも信州美麻村に住むガタさんを思い出す。それから2人でお酒飲んだりして2,3時間後、やはりテントの中、1匹のてんとう虫。黒い体に赤い2つの星。ちょっとつまんで手の上に乗せ観察。この違いは難だろう・・・なんて考えながら。カメムシも臭いを出さなかったらこうやって手の上に乗せて一緒に遊んだりするのかな?それともちょっとした大きさが関係するのか?足が多い虫とかはやっぱり手の上に乗せたりはしないなぁ。自分の中にココまではOK、ココからはちょっとダメ、っていうのがあるんだな。かといって不公平無しでてんとう虫もストーブの中へなんて事はしないでテントの外へ行ってらっしゃい。
11日、小雨の降る正午過ぎ、バックホーがやってきた。数日前にお会いした平戸さん本人が直接納品にいらしてくれた。簡単なメンテナンスの仕方など一通り教えてくれた後、「後は慣れるしかないですねぇ」と平戸さん。平戸さんの奥様カオリさんと一緒に4人で昼ごはんをテントのなかで食べながらいろんな話をした。平戸さんの今までの人生の一部を聞かせて頂くとなんだか1本映画を見終わったような気分になってしまった。平戸さん達2人は、これから青森までもう1台のバックホーを納品、ちょっと前の僕達と一緒、2人で車旅だ。そして残された僕とよし子とバックホー。これから3人で開拓を続けていく事となる。
12日、朝のラジオでこんなニュースがやっていた。佐渡で飼育途中のトキを襲ったテンを捕まえ、それを駆除も含め検討していたところ、富山県の施設で引き取ることを決定したと。保護されるトキ、駆除されかかったテン、カメムシとてんとう虫の事を思い出した。命に重さはあるのか?クジラ1頭の命とシラス1匹の命はどう違うのかな?  (匠)

杉作業はこんな感じ、薪の棚 2010年5月8〜9日
薪置き場作り、倒した木の枝落し

数日後にユンボがやってくると思うと、夜も眠れない。というのはウソで、ぐっすり眠って夢にユンボが出てくるほど。ユンボがきたらココをこうして・・・・と考えると、そのためにはこの木を切らなくては、って事になって沢山雑木を切る事になる。その雑木は約40cm程に切って薪とする。薪は、切ってからすぐには薪としては使えないので乾かすために風通しの良いところに綺麗に積んで置いておく。枠を僕が作り、よし子が薪を積んでいくのだが、結構この薪を積む作業は技術がいる。ただ積んでいけば良い訳ではなく、下に積んだ薪の上にパズルのようにきっちりとハマるように積むというよりは組むといった感じで積み重ねていくとガッチリとした倒れにくい薪置き場が完成するのである。
本日の山菜、よし子料理薪置き場がある程度完成すると、次は冬の間に倒して枝を付けたままにしてある杉の枝を落とし、使う長さに切って1箇所にまとめる作業。土地に生えている木を使うというのは結構体力がいる。できるだけ長く使いたいのだけれど、長く切ると当たり前だけれど運ぶの、が重たい。それと切った枝がすごく沢山出る、もちろん葉っぱ付き&花粉付き。冬に切リ倒したのにまだまだ生き続けて花粉を付ける程の生命力って事だ。その花粉が僕にとってはかなりきつい、鼻水だらけの作業となる。この枝落し、木を運ぶ作業はまだ数日続きそう、あせらずにコツコツと進めていこうと思う。
日々のご飯はよし子が作ってくれる山菜料理。今日の晩ご飯ではコシアブラってやつをコレでもかってくらい食べた。本当に美味しい。山菜の王道である天ぷらにしてしまうと沢山食べるのに油も沢山食べなければいけなくなるので、和え物や、お味噌汁に入れたりなどと、よし子が毎日いろいろな形にして食卓に並べてくれるのがとても嬉しい。今日も沢山食べたので、明日も山に入ってたくさん採ってこよう。  (匠)

色々な山菜、山ん中 2010年5月7日 (金)
山菜山菜

昨日はまるで夏のように暑い日でしたが、今日はストーブをたいてもう1枚服を着るくらいの寒さです。ラジオで沖縄が梅雨入りしたとききました。お天気は曇り、午後から降りだしそうな気配です。早朝、雨が降る前にと、群馬から持ってきたフキを移植しました。外の囲炉裏でコーヒーを入れていると、お隣さんがやってきました。一週間前くらい前には雪が降ったとか、今年の冬は寒かった、などと話します。「そろそろ山菜の季節ですね、昨日直売所でコシアブラを買ってみました」と話すと、「この辺にあるぞ」と山を案内してくれました。タラノメ、ウド、コシアブラ、ワラビ、あるある、見つけると嬉しいもので、藪の中にも入っていきます。さっそく朝食に取りたてのコシアブラをいただきました。香りがあってとってもおいしい!ひととおり片付けが終わると雨が降り出しました。今日は全国的に雨だそうで、外作業はお休み、テントの中で過ごします。今の季節のはからめランドは花粉が飛んでいるらしく、たくみくんは鼻水が止まらずつらそうにしています。杉に囲まれているため、他の場所より杉花粉の量は多いはず。ご飯を食べたら寝込んでしまいました。雨、テント、ひとり、電話無し、インターネットなし。さて何ができるか、考え中です。 (よ)

水のタンクも近々手に入れようと、はからめランドの桜は今満開。 2010年5月5日 (水)
小さなコマツ、大きなコマツ

子供の頃、多分同世代のみんなはスーパーカーとかに興味がある頃、僕が遊んでいたのはコマツという重機メーカーのブルドーザーやショベルカーのミニカーだった。かなり精巧に作られた黄色いのボディーに縦の長方形を2つの丸で挟んだ黒のロゴマーク。道端でそのロゴマークを見かけただけで嬉しくなったのを今でも覚えている。実際に今でもそれを見るとなぜだか嬉しいのだけれど。そして2010年5月5日こどもの日、大きくなった子どもの僕が手に入れたのは、なんとミニカーじゃない本物のコマツのバックホー(通称ユンボ)だ。コマツ、コマツって小さい頃から思っていたら本当に手にする日が来てしまったという訳だ。
茨城県土浦近くの中古重機販売店、インターネットで調べてあらかじめ場所をチェックしておいたので、朝起きてサンドイッチ食べてからそこへ向かった。たどり着くと何種類もの重機がずらりと並んでいる。出迎えてくれたのは社長の平戸さん。「今日は休みなんですよ〜」と一言。あら残念、せっかく来たのだから少しでも話を聞かせてもらって見学でもしていこうと、分からない事だらけの僕は少ない知識を振り絞って質問などしてみる。平戸さん、ツナギを腰まで履き、金のネックレス、ご本人のであろう車には丸いケーキを3等分したようなマーク。それっぽい(どれっぽい?)感じの方だ。しかし、自分達の、こんな土地で、こんな事をやりたくて、こんな風に使いたいと思っている事を伝えてみると、重機の知識の全くない僕達に本当に丁寧に優しくひとつひとつ教えてくれ、「良かったぁ平戸さんで」と思えるとても魅力的な方だった。そして、お休みのところ、しかもお昼時にも関わらず、2時間位、重機の事だけでなくいろいろな話をさせてもらった。そして家族会議の結果、バックホーを購入することにした(お休みなのに無理言って)。僕達にとって、はからめランド、はからめ号に続く大きな買い物だ。納品は後日、どんな1日になるのか今から楽しみだ。本当はまだなんだけれど、大またの1歩進んだ感じがした。  (匠)

2010年5月5日(水) こどもの日・立夏  5月5日は端午の節句です。端午の節句の「端」ははじまりを意味するので、端午とは月のはじめの午の日という意味です。現在では午(ご)を五(ご)として5月5日に行なわれるようになりました。邪気を祓い延命を願う、祈りと祓いの行事でありました。1948年に「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」ことを趣旨とする「こどもの日」が制定されました。
立夏(りっか)は二十四節気のひとつです。暦の上での夏、夏の気配が感じられる頃です。

夜はどこかの道の駅にて、結構高い木の上。 2010年5月4日 (水)
群馬の秘密基地にて

大きく伸びた木が茂り始め、敷地内にある木の枝の剪定をすることになりました。7m以上はある木の枝を落とすのは危険だから、と業者さんに頼んだところ、忙しいと断られたので、見当をつけてたくみくんがチャレンジしてくれました。もともと木を切る予定とされていたのですが、この季節は木を切る時期には向かないこと、せっかく切るならその木をカヌーの材料にしたらどうかなどの話が出たため、今切るよりは剪定だけにして、いい時期に切った方がいいという結論にいたりました。そういう訳でホームセンターでよく切れるのこぎりと足袋を購入し、植木屋たくみ、準備をします。はしごとロープで木に登っていき、どうやらできそうだ、と見当をつけてから一度地上に降りてきて、 木にこれから枝を落とさせてもらう旨を説明し、お神酒を上げて再び木の上に昇っていきます。約3時間近くはかかったでしょうか、結構大変な作業でしたが、無事ケガも無く、木はきれいに剪定されました。片付け作業などは次回にまわして、今日はこれから茨城方面に向かい、明日の予定に備えます。途中猿島にある道の駅で久しぶりにキャンプをしました。おいしいお酒を購入し、ご飯を炊いて、今日はたくみくんのために焼肉を焼きました。 移動しながらの自炊は久しぶりだね、なんて話もはずみ、今夜は車の後で眠りました。 (よ)

2010年5月4日(火) みどりの日  「自然にしたしむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」ことを趣旨とした国民の祝日です。1989年から2006年までは昭和天皇の誕生日4月29日を「昭和の日」としていましたが、2007年よりゴールデンウィークの一角を構成する祝日として5月4日に「みどりの日」として制定されました。

2010年5月3日(月) 憲法記念日  1948年に「日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する日」と法律で定められました。国民の祝日、ゴールデンウィークの中日です。

2010年5月2日(日) 八十八夜  立春から数えて88日目のことをいいます。新芽を出した作物に対しての遅霜に注意を喚起するための日とされています。八十八夜の頃、各水田で水口祭が行なわれます。苗代に種籾を撒くときに水口に土を盛り、季節の花や木の枝を挿して田の神をお迎えします。

地球交響曲(ガイアシンフォニー)第7番 2010年51日 (土)
地球交響曲(ガイアシンフォニー)第7番

龍村仁監督作品ガイアシンフォニー第7番の完成披露試写会が、明治神宮会館で開催されました。この映画はインタビューによるドキュメントフィルムで、これまでの出演者にはエンヤ、ダライラマ法王、星野道夫、ジェームズ・ラブロック、ジェリー・ロペス、ラヴィ・シャンカール、他そうそうたる面々の素顔が映し出されています。今回の第7番は、4ヶ月にわたる北極海横断の旅の様子を通信し続けた高野孝子さん、ツールドフランスで優勝した後からだに60発の散弾を浴び、瀕死の重傷を追い再起不能といわれたのち、再びツールドフランスに出場、まさかの優勝を手にした自転車走者グレッグ・レモンさん、世界中の薬草を集め、アリゾナ大学で統合医療を研究しているアンドリュー・ワイル博士の3人のインタビューをまとめたものです。7月17日から8月27日まで恵比寿ガーデンプレイスにある写真美術館ホールで上映しているので、興味のある人は見に行ってみてください。監督の舞台挨拶もあるので詳しくは下記HPをチェック。 (よ)


関連サイト: ガイアシンフォニー
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