moon calendar2010年9月23日(木)
秋分の満月、完成。

昼夜の長さが等しくなる秋分の日です。関東は昨日まで35度の気温が、今日は半分くらいに下がり、一気に秋の気配漂う気候となりました。今日は久しぶりの雨、しかも大雨。昨日が十五夜で今日は満月です。月は雨雲の上にあって拝むことはできませんが、満月エネルギーは季節の到来とともにやってきています。月が満ちていくように、カレンダー作業部の仕事も満ちていき、ようやく完成いたしました、「はからめ月のカレンダー2011」。これからみなさんのところにお伝えしていこうと思います。 (よ)

moon2010年9月17日〜22日
大犯土、秋彼岸、お月見。

60干支の庚午から丙子までの7日間は大犯土、土いじりを慎むべき日とされています。はからめ土木作業部はお休みして、デスクワーク作業に切り替えました。
秋分の日をはさんだ前後3日は秋のお彼岸です。20日は彼岸の入りの日。彼岸とは、煩悩を脱した悟りの境地のこと。西方に沈む太陽を礼拝し、遥か彼方の極楽浄土に思いをはせたのが彼岸の始まりといわれています。今日はohanaでタロットリーディングの日でした。月がきれいに見える日が続いています。22日は中秋の名月、旧暦8月15日、十五夜です。ススキを飾ってお月見団子をお供えして、というのができればよかったのですが、今はからめのデスク部は一年で最も忙しいとき。ベランダから月をみて、カフェohanaで購入したまるいメイプルココナッツクッキーをお月さまにみたててぱくっといただいて、再びデスクに向かいます。今日完成に至る予定のカレンダーは、お月さまのように姿を見せては隠れるといううつろいやすさで目もうつろになってきました。ああ、明日の満月には完成できますように。(よ)

吉田さんと匠2010年9月14日〜16日
はからめランド、アゲイン。

埼玉経由ではからめランドに戻ってきました。薪を降ろしてひといきついて、一週間ぶりの変化をチェックします。まず、とても涼しくなりました。水シャワーはもう無理です。蚊は少しいますが、虻はもう見なくなりました。赤とんぼが飛んでいます。そして、紅葉はまだですが、葉がちらちらと落ちてくるようになり、すっかり秋の空です。先日蒔いたほうれん草と春菊の発芽した芽は無事に育っている様子、シソはまだまだ葉を広げ、キュウリは数本実っていました。先週までは沢でビールを冷やしてキュウリ味噌をいただくのがいちばんのごちそうだったのですが、今回ビールには手がのびずに焼酎と温野菜のおつまみになりました。季節によってここまで食べたいものが変化するのはおもしろいことです。
15日塙町で農家を営んでいる吉田さんのところにお米を買いに行きました。こちらは「四季彩菜工房」という農家民宿もやっていて、都会から田舎生活を体験したい人たちの受け入れもしています。今日はちょうどゲストのいない日で、朝食に誘ってくれました。奥さんゆうこさんのつくってくれた焼きたてパンとかぼちゃスープ、とってもおいしかったです。ゆうこさんはおかあさん100選に選ばれたそうで、事務所には掲載された新聞がおいてありました。吉田さんは次から次へとアイディアが沸き起こってくるようで、いつもあたらしい事業展開の話を聞かせてくれます。刺激的な人たちです。作っているお米は無農薬、東京のファーマーズマーケットなどにも出店しています。とてもおいしいお米なので、ぜひ食べてみてください。
日が高くなる前にはからめランドに戻り、今日中にやってしまいたいことなど、二人で手分けしてちょこちょこ整理をしていきます。まず、白菜と葉ねぎの種蒔きをしました。両方ともポットで苗をつくってから植えるもののようなのですが、明日からまた横浜なので考えた末、地蒔きすることにしました。果たして収穫できるほどに育つのか、否か。畑はド素人なのですが、教科書通りにはできないので、実験や体験しながら学んでいこうと思っています。今のところの肥料は落ち葉、これだけでは足りなさそうですが、ここにあるものでやってみたいなあと思っています。 (よ)


関連サイト: 四季彩菜工房 

caffe ALICE2010年9月13日(月)
は・は・は

タイトルは「はからめ、八王子、飯能」の略。八王子でいつもお世話になっているウッドユウライクカンパニーの工場で薪を頂き車はパンパン、でもいい香り。そのまま福島までは結構距離有り、どこか寄れるところ無いかなぁ・・・・地図を見たら飯能が近くに、一昨日の「Be-In Tokyo 2010」を主催しているケンゴマンこと吉田ケンゴさんの家が近い。以前より訪ねたいと思っていた所なので先日の反省会?も含め連絡を取ってお邪魔させていただいた。家に着いた瞬間から置いてあるいろいろな物、物、物に興味を持ってしまい、そしてケンゴマンとパートナーのノブチャンと4人で話をしていたらグングン深い話になって、時間を忘れ、写真を撮るのも忘れたので写真無し。話した内容は、既に始まっている「Be-In Tokyo 2011」のイメージ。東京のど真ん中で行なうこのイベントは、とても特別なイベントで誰かに頼まれてやるイベントじゃなく、自分から手を上げて作り上げていく平和のイベント。イベントをやるにはとても大きなパワー、人間、お金といろいろなものが必要になってくる。それはどのイベントでも変わりないのだが、Be-Inは、それらの回し方を今までとちょっと変えてみようっていう試みでもある。ケンゴマンとノブチャンとは10月8〜11日に豊田で行なわれるEARTH CAMPでも一緒なので、さらにいろいろ話せればと思っている。
ケンゴマン、ノブチャンに別れを告げ出発。飯能といえば、こちらも以前より訪ねたいと思っていた同級生のジュンヤとチエが営んでいるカフェ。「アリス」という名前のこのカフェ、20年以上も前からジュンヤのお母さんが続けてきたお店アリスを昨年、世代交代でジュンヤ家族が引き継いでいるといった感じだ。何年も前に同級生で朝まで飲んで誰かの家でグデグデで起きたときにジュンヤがその誰かの家にあるもので作ってくれた料理が美味しかったのを覚えている。しかし、今回頂いたジュンヤの料理はちょっとびっくりするほど洗練された味だった。これはお手上げ、僕が家で出せる味じゃないなって。よし子なんか、東京の高級イタリア料理のナンチャラナンチャラって、そこまで言うことないだろって言うくらい褒め称えていた。ほんと確かに美味しい、そしてチエが入れてくれたカフェラテは絵が描いてあるのだが、聞いてみるとフリーハンドというものにこだわっているみたい。僕も聞いて初めて知ったのだが、エスプレッソにミルクを入れて絵を描く技術は楊枝などを使って様々な絵を描くタイプと、そうでなくただミルクの注ぎ具合だけで絵を描いていくタイプと2つあるらしい。そしてアリスでチエが注いでくれたのは後者、楊枝とか使うのは邪道だっていうタイプ。本を見せてもらったのだがかなり奥が深い、やりがいがありそう。ジュンヤのお父さん、お母さん、そしてジュンヤが子供の頃からの常連さんなどみんなで話が盛り上がった。
また必ず来るねと原島家のみんなに別れを告げて帰りの車の中。思いがけない飯能だったねと、今度また飯能ツアーやろうって2人で話していた。あ、ジュンヤの名字が原島だからタイトルにはもう1つ「は」を付けても良かったかなぁ・・・  (匠)


関連サイト: ウッドユウライクカンパニー ・ 吉田ケンゴの世界 ・ CAFFE ALICE

Be-In Tokyo 20102010年9月11日(土)
Be-In Tokyo 2010

朝7時明治公園に集合。アメリカ同時多発テロ(っていう呼び方でいいのかしら?)の翌年から9月11日に毎年明治公園に集まって、平和集会を行っています。あれから9年、9.11のショックも薄れかかってきている方も多い中、平和集会はそれぞれの中の平和アクションや日本の中での問題点の話し合いなどにシフトしてきました。ワールドシフトという試みも一緒に入ってきて、今の東京の平和活動に興味ある人たちにはおもしろい集まりになってきたと思います。わたしたちは毎年(ではありませんが)ピースキャンドルを灯すチームとして参加しています。夕方日が暮れる頃、直径35mの巨大ピースマークを1000個のキャンドルでつくります。中に灯す火は平和の火とよばれ65年間一度も絶やすこともなく灯し続けている原爆の残り火です。
Be-In Tokyo 2010 日中の炎天下の中でのキャンドルづくり、みんなよくがんばりました。「このとうもろこし、北海道の友人が送ってくれたんだよ。」とおやつに持っていった1本のとうもろこしを手伝ってくれているみんなとわけっこしながら食べていました。最後の1ピースを匠くんがかじっているときに「おいっす。」とひろあきが登場。そう、北海道の友人、とうもろこしを送ってくれた人。「わぁ、びっくり、今ひろあきたちの話していたんだよ。」わたしたちのHPを見て、来てくれたとのこと(仕事で関東に来ていたのでね)でした。
「まだ続いているんだね。」そう、2003年の巨大ピースマークキャンドルの撮影をしてくれたのはひろあきだったのでした。
来年は9月10日、11日と二日間開催予定。巨大ピースマークキャンドルも灯します。キャンドルチームやりたい人、ぜひご一緒にいかがですか?明治公園にキャンプインができるとは思えませんが、1年あるから宿泊場所も考える余裕あり。みんなで思いを込めたピースキャンドル、中に灯す火は平和の火、神宮付近で灯すピースマークは平和発信装置だと思っています。 (よ)


関連サイト: Be-In Tokyo 2010

あるでばらんのブース 2010年9月8〜10日
浜松町にて

今日は24節気の白露(はくろ)、秋の訪れを感じる頃です。そして新月。旧暦の葉月の一日、八朔(はっさく)です。「田の実の節句」ともいわれ、「たのみ」にかけて日ごろ頼みごとをしている相手に贈り物をする風習が生まれたそうです。
早朝はからめランドを出発、東北地方はすっかり秋モードにシフトしていますが、東京はあいかわらずの猛暑で周りの人は半袖ノースリーブ、わたしだけが秋の装い長袖重ね着でした。今日は日ごろお世話になっている「あるでばらん」の出展ブースの設営に浜松町にやってきました。あるでばらんの東京スタッフひとみちゃんわこちゃんと一緒にブースをつくっていきます。ブースのデザインをした社長の俊ちゃんとは電話でやりとりをし、日が暮れるまでに素敵なブースが完成しました。扱っている商品はシルクの布ナプキンとはらまき、ボディロールで、どれもひとつひとつ丁寧に草木で染めあげられています。照明をあてて商品を並べるとみんなうっとり、最高のブースだね、素晴らしいと自画自賛でした。明日から2日間、浜松町産業貿易センターで「コ・メディカル」というイベントに出展します。
9日朝、久しぶりの電車通勤です。浜松町の駅でひとみちゃん、わこちゃんと会って、一緒に会場に向かいます。会場について商品を並べ、ミーティングをしてスタート。こじんまりしたイベントではありましたが、来場してくださった方たちにはゆっくりと商品を見ていただくことができました。あるでばらんの製品の説明やコンセプト、自分の使い心地や使い方の話をしていると、どれだけわたしがあるでばらんを好きかっていうことが実感できました。着ている制服もとてもセンスよく、この布をまとわせていただいていることに感謝の気持ちを持ちながら、お仕事させていただきました。他のブースのセールストークとはあきらかに異なる空間に、お客様や出展者の方が吸い寄せられてきて「ここ、なんだか落ち着くわ、」とか、2度も3度も足を運んでくださったりと、都会のビルの一角に癒し空間ができていたような気がします。ひとみちゃんわこちゃんとのお話も有意義で、あるでばらんを軸にいろいろな糸が織られているような気がして、植物や生地を扱う仕事の奥深さを味あわせていただいた3日間でした。 (よ)


関連サイト: あるでばらん

種まき、木のシンク 2010年9月1〜7日
はからめランド(仮称)にて

最近、自分たちも含め、周りの方々も「はからめランド」で通り始めているので、タイトルに(仮称)をつけてみた。今回はからめランド(仮称)でやったことは、雑木の整理、写真にある水を受けるシンクを木で作ったこと、それと秋野菜の種まき、ホウレンソウとか、シュンギクとか。
ラジオを聴くと日本各地は連日の猛暑だという。ここも確かに暑いが木陰に入れば一気に涼しくなる。沢で冷やしたほうじ茶を飲み休憩しながらの作業だ。虫が少なくなった。蚊やハエは相変わらずいるが、メツブシはもういないしアブはめっきり少なくなった。トンボが沢山いるけれど刺さないからまあ歓迎。ハエも刺さないけど・・・・・・。そして、温泉に行かない日は水シャワーが浴びてさっぱりしてからビール一杯。水シャワーを浴びられるのもそろそろ終わりかなと思うくらいこの1週間で気温が下がったように思える。
山を散歩するととても沢山の種類のキノコが生えている。しかしどれ1つ採って食べようとは思えない。チタケというキノコが産地直売所みたいなところで売っていたから形や色など覚えてそれから山に入ったのだが、残念ながらそれらしいものは見つけることができなかった。
電気を引く為の工事を行なってくれる方が下見に来てくれた。ひと言「こりゃ〜時間かかる」。・・・らしい。そして、切らないで残している木も倒さなければいけなくなりそうだ。こっちが急いでもすぐに電気が引かれるわけじゃないから気長に電気屋さんと付き合っていければと思う。
8日は東京浜松町でいつもお世話になっているアルデバランが出店するイベントの立て込みの仕事。それにあわせて当日朝はからめランド(仮称)を出発して東京へ。11日には「Be-In Tokyo 2010」もあり数日間は横浜にいることになる。月のカレンダーもそろそろ大詰めだ。今年のカレンダー発売は9月23日満月を予定しているのでお楽しみに。  (匠)


関連サイト: Be-In Tokyo 2010
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