作り続けます。並ぶカレンダー2011年9月27日 (火)
新月:月のカレンダー発売日

20:09新月ちょうどの時間です。月は天秤座に位置します。天秤座の司るところはパートナーシップ、バランスなどです。風の星座ですからコミュニケーションや情報、知識に関することなども意味します。身体の部位でいうと腰にあたります。腰に関するケアはいつもより効きやすく、腰へのダメージはいつもより過度に感じられるかもしれません。とはいえ人によって感じ方は違いますので、いいほうに解釈してあまりナーバスにならないようにしてくださいね。ルナティックになりすぎず、月を味方につけるのがはからめ流月のカレンダー活用術です。
今日は一年に一日しかない、記念すべき「はからめ月のカレンダー2012」の発売日です。 朝から一生懸命作っています。友人知人、石巻関係から用事で電話がかかってきて、「え?今日カレンダーの発売日なの?もうできたの?え?今作ってるの?」という声が聞こえてきますが、おかまいなしにひたすらチェック、印刷、そして完成。お待たせいたしました。2012年版「はからめ月のカレンダー」が完成いたしました。やったー!
今年つくることができたのも、応援してくれている方々、力になって支えてくれている方々、そしてこのカレンダーを好きでいてくれる方々みなさんのおかげです。震災があって、はからめランドもストップして、石巻でボランティア活動に励み、そして今ここでようやく自分たちの仕事をはじめることができました。なんともひとことではいえない感じですがひとことでいうとすれば、「有難う」。今ここで生きていて、作りたいものが作れる、有り難いことです。少し前までは当たり前のように感じていたことも、人生終わりがあるかも(しかもそう遠くない未来に)、と思うことによって、ああ有り難い有り難い、と感謝して生きることができるようになるのですね。暦を学ぶ中で、陰と陽、五行、東洋思想とたどっていくと、仏教的なものの捉え方が自然と感じられるようになりました。八百万の神々の島で仏の心を感じられるとは、なんとも有り難いことです。 (よ)


関連サイト:はからめ月のカレンダー2012 ・ 石巻ボランティア支援ベース絆

ついにデザイン完成、これから製作。2011年9月26日 (月)
雨の横浜

本日で小犯土が終わります。大犯土、小犯土の期間は土を休養させる意味をもつため、穴掘りや屋敷内の動土は慎むべき期間です。土を動かしたりするのは、よほどのことがない限りはこの期間を外すことにしています。
カレンダー製作もいよいよ大詰めです。同時に石巻ボランティアベース絆の会議に、お互いのプロジェクトの案件をメールで送ります。身体は横浜、意識は石巻、という状態もしばらくは続きそうですが、新体勢の絆への移行期ですから、わたしたちもカレンダー作業と同時にボランティア活動も継続していきます。新事務所の片付け作業、補修作業はかなりのパワーを必要としています。大工仕事が得意な方(自前の工具があった方がいいです。)、お片づけセンスが光る方(掃除道具はあります。)、場の雰囲気をよくする力のある方はぜひ絆を手伝いに来てください。よろしくお願いします。 (よ)


関連サイト:石巻ボランティア支援ベース絆

電気が通った新ベース、生活センター2011年9月23日 (金)
秋分の日

昼夜の長さが等しくなる頃です。
台風一過、快晴です。朝絆ミーティングをして、旧ベースとなった生活センターの最後の片付けに行きました。男性4名&ユニックで運び出す業務用冷蔵庫と、家庭用冷蔵庫の清掃を行いました。約半年こちらでお世話になったと思うと、感慨深いものがあります。3月の寒い時期、ストーブを焚きながら段ボールに囲まれて過ごした日々も、懐かしい思い出です。泣いたり笑ったり、みんなで話し合って一生懸命過ごした日々でした。現在南境には仮設住宅が立ち並び、近所にはコンビニやラーメン屋さんもできました。お昼、助さんと匠くんとラーメン屋さんに行くと、お店の前でせんださんに会いました。生活センターをおかりしているときにお世話になった地元の女性で、「これからは仮設の支援に回ろうと思って、研修受けてきたところなの。」とおっしゃっていました。
駐車場のカヌーラックを解体し、カヌーを運び出し、ほとんどのものが片付きました。住吉町にある新ベースに荷物を置きに行くと、駐車場に電気工事の車が止まっていました。予定より数日早く電気工事に来てくれました。あっと言う間に通電し、ソーラー発電で節約しながらほそぼそと暮らしていた新ベースがいきなり明るくなりました。ソーラーがありがたいと思っていたのに、電気を通したとたんに普通の生活。あっけないものです。これからは努めて節電していかないと、部屋数が多いので電気代がかかりそうです。
夜フラワーピープルのコマさんが登場、明日のみなと広場のお片づけをしにきてくれました。プライマルペインティングという絵を描くワークショップの道具を片付けにきてくれたのですが、新ベースのお片づけにもたいへんありがたい助っ人です。やはり、お片づけにはセンスが必要です。
ベースも新しくなり、絆も新体勢で始動する準備をしています。 (よ)


関連サイト:石巻ボランティア支援ベース絆

お世話になったお風呂、まっさらの生活センター。2011年9月22日 (木)
南境生活センター

台風が石巻を水浸しにしたのは昨晩。朝、色々な情報が色々なところから入ってくる。牡鹿半島へ繋がる道は数箇所で崖崩れ。石巻の街中もいたるところで冠水、どの車も天使の羽を広げているみたいだ。町全体の地盤が沈下しているのをみんな肌で感じている。石巻の隣、女川町や他の場所では仮設住宅が浸水したというニュースも。やっと仮設住宅に入り、ほんの少しの安らぎを感じた矢先に、また家が浸水してしまった方々の心情を想像すると何ともやりきれない。
昨晩の満潮時に上がってきた水のおかげで、朝の石巻は海の匂いが漂う。午前中、今までお世話になった南境生活センターの最後の撤収作業をユニック助さんと福井から来た学生スギちゃんと3人で。震災後約1週間から半年間、ボランティアのために集会所を貸して下さった地元南境地区の皆様のご厚意には本当に感謝の気持ちでいっぱいだ。元の状態よりも綺麗にして返したいというボランティアみんなの気持ちからじゅうたんを張替えたり、キッチンのゆがんでいた床板を張替えたりとかなり手を入れての返却となる。まっさらになった集会所を眺めていると、物や人であふれかえっていた頃の風景がまだ簡単に思い出せる。
張り替えたじゅうたんの上で気持ち良くゴロ〜ンといきたい様に思えるが、実際は張りたての強烈な接着剤の香りでクラクラユラユラだ。なので換気換気。そして、生活センター脇に設置してくれていたお風呂も移動。解体して運ぶのかと思いきや、助さんの4tユニックで丸ごと吊って丸ごと移動。水とプロパンガスがあれば数時間で設置できる素敵なお風呂という訳だ。次なる設置先は未定だが、人の動き、車の動きの中で、行くべき所に設置される事になる。
南境生活センターの撤収は98%完了、残り2パーセント。新ベースの整理もゆっくりとではあるが着々と進んでいる。人が集まる明るいスペース作り、今はまだ電気も開通していなくダンボールに入った荷物も多く想像しにくいが、イメージ先行で体が後からついてくる、そんな夢のあるスペース作りができたらと思っている。新ベースの場所などは絆のWebサイトに掲載してあるのでご確認を。  (匠)


関連サイト:石巻ボランティア支援ベース絆

みなと食堂すっきり、IBUKIプロジェクト2011年9月19〜20
石巻にて

はからめにとって、石巻でのボランティア活動一年目も後半を向えました。南境生活センターの事務所から引越し、駅寄りの新ベースでの活動がはじまりました。新ベースでは友人ヨッシーが大活躍、みんなが使いやすいように棚や扉をつくってくれました。そんなヨッシーも旅立ち、今日はまた新たなボランティアがやってきました。
たくみくんは、助さん、とーる君と愛媛県からやってきたジンさんのIBUKIプロジェクト(石巻で飲食店をオープンさせるプロジェクト、詳しくは下記リンクからジャンプ。)のサポートに牡鹿半島に向かいました。わたしは流山からやってきたユウキ&マユ親子と一緒に湊中学校みなと広場のお片づけに行きました。これまでマッサージに使っていた大型テントをたたみ、映画上映をしていたスクリーンとプロジェクターを取り外しました。賑やかだったときが夢のように思えるほど、静かな静かなみなと広場でした。台風の影響で各地で被害が出ている情報が入ってきます。石巻でも雨が激しく降り続いています。 (よ)


関連サイト: IBUKIプロジェクト ・ 石巻ボランティア支援ベース絆

ふろむあーすから活動支援金を受け取りました。報告会に集まってくださった方々2011年9月13〜17日
カレンダー制作・報告会

横浜でカレンダーの制作をしています。今年は福島はからめランドから石巻ボランティアベース絆へと、かなり激しく動きました。自然のパワー、人々の力、それぞれに奇跡を感じながら、自分たちの軌跡もたどり、今わたしたちははからめ月のカレンダーを作っています。応援してくれる方々、どうもありがとうございます。
一時は人生の覚悟を決めたときもあり、今ここでカレンダーを作れるということがとてもありがたいことだと感じています。もちろん産みの苦しみもあるのですが、震災を経験してきたわたしたちにとっては、カレンダーを作るという作業が今、癒しとなっています。生きていて、自分の作りたいものが作れる、これまでと異なる世界にいても、やり続ける意志さえあればできる。どこにいても、何をしていても、月のカレンダーを作り続けていきたいと思っています。 (よ)

17日、石巻でのボランティア活動の報告を、急遽いつもお世話になっている三軒茶屋のカフェOhanaでさせて頂いた。前回Ohanaでの報告が4月だったので、今回の報告は4,5月から9月までの長い時間の主要な部分をまとめたものとなった。集まってくれたみんな、どうもありがとう。また、今回は日程が決まったのが直前だったため、告知が充分に行なえず、支援してくださっている方々には、申し訳なかったと思う。今後も、徐々にWeb上でもまとめたものを報告させて頂こうと思っているので時々このサイトを気にしてくださると嬉しい。
スライドで写真を見ながら、石巻での活動内容も大きく変わってきていることを改めて実感した。自分達の生活は何か変わったかなぁ、なんて半年を振り返ってみたりしてみた。 (匠)


関連サイト: 石巻ボランティア支援ベース絆

大犯土も始まります、地デジアンテナと名月2011年9月12日 (月)
中秋の名月

震災から半年、心の区切りともなるだろうBe-inは無事に終わり、はからめはこれから本格的にカレンダー制作に突入。街の本屋さんに良く行かれる方はご存知だと思うが、9月になると2012年度版のカレンダーは店頭で発売されているのがカレンダー業界では当たり前?そんなに早く売り出さなくても・・・・と思うのだが、カレンダーは一般的にもらえるということもあり、最初に気に入ったカレンダーを手に入れたら今年はOK、なので早い者勝ちみたいなところがあるのが現状。その辺は割り切って僕たちもできるだけ先手先手でいこうと思っている。
で、今年のカレンダー発売開始目標は9月27日新月。まずはカレンダー、その後手帳制作、発売の予定だ。楽しみにしてくれている方々、本当にどうもありがとう。そのみんなの気持ちが毎年のカレンダーを作っているのは言うまでも無いか。
さて、今宵は中秋の名月。満月は毎月やってくるのに何で旧暦8月の満月をそんなに特別扱いするのか?これは今日の天候を感じても分かるように秋になり、空気がすごく澄んでいるというのが理由のひとつ。そして月がちょうど良い角度で弧(こ)を描くといった理由も。そういった月の総合点が最も高かったのが「仲秋」(旧暦8月の意)の中の「中秋」(旧暦8月15日の意)だったのかなと。由来はどうであれ、月を愛(め)でるというその行為を通してみんなで一緒の気持ちになれるのはとっても面白い事。自然に起こる自然現象を美しいと思い、それを楽しむ。この世の中でその感覚の他に何を大事にすれば良いのか・・・・なんて事を思ってしまったり。まだもうちょっと暑い日が続くけれど、風はちゃんと秋を連れてきてくれているのを感じる。月と共に季節を感じよう、それが「はからめ月のカレンダー」の最初からのコンセプトでもある。  (匠)


関連サイト: 石巻ボランティア支援ベース絆

みんなで灯す、みんなで作る2011年9月11日 (日)
Be-in Tokyo 2011

2001年9月11日にアメリカで起こったあの出来事。いまだに明かにならない事が多いのだが、あの日を境に世の中の構造、世界の仕組みについて、より考えるようになった人は少なくないだろう。
そして今年の3月11日の地震、津波によって大きな被害を受けた日本。この東日本大震災によってエネルギーの事、防災の事、自分の生き方など、今、考え、行動している人も同じく沢山いる事と思う。
何でか知らないけれど3と9の11の日、足し算みたいだけれど数字のからくりがあるのか無いのか?そんな震災からちょうど半年、そしてアメリカ貿易センタービルに飛行機が突っ込んだ日から10年を迎えた今日、東京、千駄ヶ谷駅近くの明治公園で「Be-in Tokyo」という平和イベントが開催された。石巻ボランティア支援ベース絆からは、こうちあきおさんと僕たちはからめ。僕達はからめは2002年から毎年行なわれてきたこのイベントで数年間、ピースマークの形にキャンドルを灯すってのをやっている。
今年は、原発時代から自然エネルギー時代への転換を呼びかける、エネルギーシフトパレードなるものが行なわれ、スタート地点の代々木公園からゴール会場であるここ明治公園まで歩くパレードが行なわれた。僕達はパレードが到着するのを待ちながらキャンドルホルダーを作る。作りながら沢山の人たちと話をする。石巻での生活が長い分、こういったイベントで毎回顔をあわせる仲間達の話を聞く事ができる時間はとても貴重だと感じた。
石巻からも、直径36m巨大ピースマークキャンドルを灯すタイミングや段取りに関しては、ほとんど打ち合わせなし。「よろしくね。」と今回のBe-inをまとめてくれているマツオさん。今回は当日までの打ち合わせに全く参加していないので、半分「仕方ないか・・・」と引き受け、暗くなるまでにキャンドルを911個準備。そして数分前にそこにいたという理由でいきなりスタッフになってしまった参加者のみんなと一緒にキャンドルを並べる。天気、風などの条件はバッチリ、最高のキャンドル日和だ。ファイヤーダンサーの手によって灯された最初の火から分灯を繰り返し広げてゆく。元となる火は、僕たちともなれ親しい福岡県星野村からやってきた「平和の火」、そう、広島の原爆の残り火だ。そして、隣のキャンドルへと移すのに使われている蝋燭は、おなじみ琵琶湖高島で和蝋燭を作っている大與さんの和蝋燭。ちょっとやそっとの風では何てこと無い和蝋燭、そんなところにも日本の強さ、底力を感じる。
僕達は今、平和イベント、さようなら原発、エネルギーシフト、すごく大きな力を使ってそれをやろうとしている。当たり前だ、すごく大きな力を変えるためには、それと同等かそれ以上の力を必要とするから。でも、多分僕たちだけじゃなくて多くの人が思っているのはこんな事じゃないかな。みんなが山の生活、海の生活、里の生活、川の生活、自然の中での生活、本当にそこで生活するということに興味をもって生きていこうとすれば、するならば、だんだんと必要だったものが必要なくなり、本当に必要なすごく少ないものが見えてくる、そんな感じで時間が過ぎていったらいいんだろうなって。  (匠)


関連サイト: BE-IN TOKYO ・ エネルギーシフトパレード ・ 石巻ボランティア支援ベース絆

絆を抜くチャン、じゅうたん敷きました2011年9月7日 (水)
ボランティアベース。

朝のミーティング終了後、湊中学校みなと広場に向います。今後のことなどを、千葉さんやボランティアしてくれている仲間と話しあいます。避難所の千葉さんたっての希望で、9月10日をもって、みなと広場を閉めようということになりました。ほとんどの人が仮設住宅に引越しをする準備をはじめ、みなと広場を継続する必要性がなくなってきたということで、日々変化するスピードはいまだ衰えることなく続いているのを感じました。片付けごとなどは30日までに終えることにして、オープンにするのは10日が最後ということになります。
「大街道小学校の炊き出しサポート(夕食のときの汁物をつくる)の支援の終わりを決めてきて。」日々変化する石巻、またまた終わりの日を話すときがやってきました。心のなかでは「言いにくいなあ。」というのが正直な気持ちですが、誰かが終わりを決めなければなりませんので、今日は責任の重みを感じながら大街道小学校ブロードウェイ食堂にも行きました。ここはありとくんはじめ、たくさんの絆炊き出しボランティアが関わった場所。心を決めて本部と話しをしました。大街道小学校は先方から「今週まででいいですよ。今までありがとうございました。」 と笑顔で答えてくださいました。代表の方のお名前はヨシコさん。その娘さんも一緒に夕食のときのお手伝いをしてくれていました。みんなが仲よく食事を作れる環境となったのも、こちらのみなさんの笑顔と、日々一生懸命に通ってケアし続けたたくさんのボランティアの汗と涙と笑いのおかげです。ボランティアのみなさん、ほんとうにありがとうございました。そして、少しの間、おつかれさま。また次のミッションが待っていますから、からだ休めといてね。 (よ)


関連サイト: 石巻ボランティア支援ベース絆

はなななよっしーと。2011年9月6日 (火)
福島はからめランド、そして石巻。

川崎駅で石巻まで連れて行く3人をピックアップして、はからめランドに向います。車の中でサンドイッチを食べながら、よっしーとハナナナの交流を見守り、明るいうちに福島県のはからめランドに到着。夕ご飯の支度をしながら、ランドを案内しました。
大雨で沢が増水し、ランドはぬかるみだらけ、伸びきった草や水たまりで、橋も渡れないほどに荒れていました。わたしたちのおうち(テント)でみんな寝袋で眠り、翌朝焚き火の中でダッチオーブンでパンを焼いて朝ごはんを作りました。みんなにはワイルドな森の中でキャンプした気分を味わってもらえたと思います。それから石巻に早めに着くために午前中に出発し、福島のつながりポイント自然食レストラン「銀河のほとり」でランチを頂いて、5人で石巻に向いました。
心にあるのはほぼ3.11以降手付かずの状態のはからめランド。テントも今年もつかどうか、冬支度にも着手する間もなく、もう秋を迎えてしまいました。確実に森は森に戻りつつあります。沢から苦労してひいてきた水道は3.11から止まったまま。地面が凍る前にもう一度水道工事をしようと思いつつ、なかば「そんな時間いつあるんだ?」と自分を責めています。
東日本大震災からまもなく半年になります。程度の差はあるにしろ、石巻もみなさんの力でずいぶん復興してきました。避難所の方々はみな、仮設住宅に移ることができます。仮設住宅には家電6点セットがついています。雨風がしのげて、電気ガス水道が使え、安心して眠れる場所を提供してもらえます。ありがたいことです。モノだけでは心は満たされませんが、はからめランドの今にも終わりそうなテントからしてみると、ほんの少し、石巻の避難所の方々が復興に向けてすすんでいるのがうらやましく感じました。でも、避難所の方とお話をすると、仮設住宅に入るのがイヤな人もしますし、いい仮設住宅が当たるまで何度か応募しているそうで、みな自分の好きな暮らしができないことで不便な思いを感じていることも確かです。人の暮らしは感じ方ひとつでいくらでも変わるのです。
数日ぶりに戻ってきたボランティアベース絆、引越しを境にひとつの節目を迎えることになりそうです。 (よ)


関連サイト: 銀河のほとり ・ 石巻ボランティア支援ベース絆

2011年9月1〜5日
二百十日、カレンダー制作。

横浜に到着、部屋までたどり着けずに車の中で寝てしまいました。体のペースを取り戻すのに時間がかかりそうです。
1日、立春から数えて210日、この時期は稲の開花期にあたり、台風の襲来に警戒すべき日とされています。ニュースでも台風12号が近づいていることを告げており、石巻のことやはからめランドのことが気になっています。
カレンダーの制作作業にとりかかります。頭の中をカレンダーモードに切り替えたいところですが、朝から石巻関係の電話が何件もかかってきます。ひとつひとつ考えてお答えし、その場でお返事できないことは次回石巻へ行って検討してからお返事するとお伝えしています。いろいろな環境に身を置くことが多く、同時にいくつもの案件に着手することも多々あります。感じること、考えることを止めて、一度すべてを休んでみたいなあ、とも思うのですが、まだ体が動き、まだやり続けなければならないのであれば、やれるところまでやり続けるしかありません。
5日の午前中に、カレンダー用の紙が琵琶湖から届くので、それを受け取ったら内装業のプロよっしーと、RQというボランティア団体のハナ&ナナを連れて、福島はからめランド経由で石巻に向います。 (よ)


関連サイト: 石巻ボランティア支援ベース絆
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