ラーメン、カボチャケーキ2013年2月18〜23日
誕生日WEEK

2月20日は僕の誕生日。1週間かけてのお祝いをしてくれた。ケーキを焼いてくれたり、ふかふかのスリッパを作ってくれたり、普段だったら絶対にしてくれない白川にある昼でも並ぶというラーメン屋さんを調べて一緒に並んでくれたり、僕の大好きなカインズホーム(ホームセンター)で長居しても文句を言わないでくれたり、などなど。いつもに増してありがとう。
年を重ねるということを考えてみればみるほど、どうやって死んでいこうかってことばかり考えてしまう。だが、それはどうやって生きていこうって事だから、ただただ今を生きていこうって事になり、「そうだ、今できる事。」と思いつき行動に移す。お酒の飲み過ぎは良くない。後回しにしてしまうのも良くない。先手必勝ってな気分で日々を生きていきたい。そう思う。誕生日ありがとう。(匠)

ホールボディカウンター2013年2月16日 (土)
ホールボディカウンター

福島県民にはホールボディカウンターの通知がきます。ホールボディカウンターとは内部被爆測定のことです。昨年からその通知を受け取っていたのですが、受けられる病院と日にちが限られているため、予約を入れられたのが今日になってしまいました。町を通して申し込むため、予め役場に出向き病院の予約を取りました。塙町から車で約2時間、平田中央病院というところで検査を受けました。病院の入り口にはホールボディカウンター測定機設置病院という看板が立っています。どこにでもある機械ではなさそうです。さて、簡単な問診票に記入し、着衣を脱いで身長体重を計り、その後、体の表面の放射能を測ります。それからホールボディカウンターマシンの中に入ること2分、「はい、おつかれさまでした。」で終了。結果は3、4週間後に町から通知されるとのことです。塙町役場で聞いたところ、これまでに塙町からは約1,000人くらいが受けており、測定車が役場に来たときには200人が受けに来たとのこと。ほとんどは子どもたちだったそうです。測定には検出下限値というのがあるのですが、今回は330ベクレルとのことです。というのは、もし329ベクレルが体内に溜まっていたとしても、「不検出」となるということです。果たして結果はどう出るか、忘れた頃に通知で送られてくるはずです。 (よ)


関連サイト ひらた中央病院のホールボディカウンター

鮫川村仮説焼却施設設置住民説明会2013年2月14日 (木)
鮫川村仮説焼却施設設置住民説明会

漢字にもよるが、このような漢字がズラーっと並ぶタイトルで、気持ちいいと感じることはまず無いだろう。
一難去らずにまた一難。僕たちの住む福島県塙町にある「はからめランド」。そこから20分ほど車で走った場所に”放射性物質により汚染された廃棄物の焼却処理を行う施設”がすでに建設されている。僕達がその話しを耳にしたのは今年に入ってからだ。初めて話しを聞いたとき、隣町なのにこんな大事な情報が回ってこないんだなぁ、やっぱり自分でアンテナを張っていないと、隙間を狙ってどんどん犯されてしまうんだ・・・・と思ったのを覚えている。
その後色々と調べてみると、この施設は昨年の11月にすでに建設工事が着工しており、2月の下旬に試運転がスタートする事になっている。(建設地は大体このあたり。GoogleMap参照)僕たちの住む塙町や、いわき市などの隣町への説明が無いどころか、地元鮫川村の住民に対しての説明会が行われたのが着工後の昨年12月25日だという。あまりにも事の進め方がおかしいので、本当に笑って済むんじゃないかなって思ったりもしたくらいだ。
そんな経緯があり、声をあげたいわき市民に対して今日、2月14日にいわき市民に対しての説明会が、建設地に隣接するいわき市田人(たびと)町にて行われた。(塙町は何してるんだろ?自分か・・・?)夕方6時から2時間の予定で行われた説明会。住民200人弱だろうか、僕たちみたいにいわき市以外の人たちや、鮫川村の人たちも含めて。報道関係も2,30人。集まった住民と向って座っているのは環境省の方々、施設を建設する日立造船の方々、いわき市の生活環境部の方、そして鮫川村の村長。会が始まりまもなく鮫川村村長は村がどれだけ美しいかという事、そしてどれだけこの施設が安全かという内容を環境省から教えられた通りに話していた。村長がだんだんかわいそうにみえてきてしまったのは僕だけじゃないと思う。入り口で渡された資料を読み進めていく環境省の方々も同じく安全安心安全安心の連呼だ。途中、抑え切れなくて口を挟んでしまう住民の方々も。そして質疑の時間、まず一番納得がいかずハッキリさせたい、物事の進め方だ。なぜ説明が無いまま今に至っているのか、自分たちが声を上げなかったら説明は無いまま進んでいたという事実。山や空、そして水が地域の境で途切れているとでもいうのかといったモノの考え方。そして建設が始まっている地域は、いわき市民が生活する水四時(しどき)水系に流れ込む水の水源でもある地域だということ。鮫川村の物だけでなく、線量の高い他の地域のものも燃やすという事。本当に安全なのであれば、なぜ原発の被害を直下で受けている福島県で、このようなズルイ進め方をするのか・・・。そんな人たちが言っている「安全安心」を素直に聞き入れられると思っているのか・・・。もっと大規模で精度の高い焼却施設は他に沢山あり、わざわざ鮫川村に作る必要がない。他、専門的な事、法律的なこと色々な角度から質問や意見が放たれる。
住民側と説明側、熱くなり途中怒鳴ったり、マイクを取り合ったり。怪我人は出なそうだけれど怒りが収まらない。こんな進め方じゃ当たり前だよと誰もが思うだろう。鮫川村の村長の話には、住民側が失笑する場面も・・・・「だまされちゃったんだね・・・・」と心の中で。
8時までの予定の説明会は、7時55分くらいになると「そろそろ時間なので・・・」。その瞬間「フザケルナー」「終わらせちゃダメだよー」との声。まだ質問したい人がいるのにそんな事が許されるわけも無く30分延長。環境省も最後はなんとか閉めるしかないので強引な態度。怒り収まらない住民が前に前に押し寄せてくる事が事前に分かっているマスコミは、その数分前からカメラを構え始める。日本各地、世界中でこういったことが幾度と無く行われているのだろうと・・・・体育館の天井を見上げる僕。
この時代に僕はどのように生きたいのか。この時間をどのように使って体や口を動かし、またペンを走らせるべきなのか。そんな事が書かれたメモを瞬間ごとに見せ続けられているようだ。大人は若者たちのことを考えた上でこうしているのだと言う。本当に力があるのは若い力なのだ。本当に恐れるべきは若い力なのだ。大人はその若者に疑問を持ってもらっては困るのだ。鮫川村への説明会と今回のいわき市に対しての説明会が行われたそれぞれ平日の日付を見てもわかるだろう、そういうことなのだ。 (匠)

建国記念の日、富士山2013年2月11〜12日
建国記念の日、核実験の日

「日本人は自国の建国記念日も知らないの?」と日本に住む外国人から言われたという話を聞きました。1966年に「建国をしのび、国を愛する心を養う。」と規定された国民の祝日で、2月11日は紀元節の日付とされます。紀元節とは、日本書紀にある初代天皇の神武天皇が即位したとされる日です。紀元節は1948年に廃止されていますが、その日に由来しているとのことです。日本は独立戦争によって建国したわけではないので、国民の間でも建国した日に思いをはせるという愛国心はないように思います。建国記念日を祝う前に、まずは国を愛する心を養うような教育や政治からはじめていくほうがいいですね。
12日、北朝鮮が核実験を行ったとのニュースが一日中報道されていました。福島原発からの放射能で悩まされているのに、再び核が拡散されました。 各国からは極めて遺憾とのコメント、経済制裁の措置をとるなどの行動に出るようです。「広島にある最後に核実験が行われてから何日かという日時計の針が元に戻されました。」とのニュースで知ったのですが、その地球平和監視時計というものによると最後に核実験を行ったのはアメリカで、69日前だったそうです。69日前のニュースではこれほどまでに報道されたのでしょうか。北朝鮮は3回目の核実験だそうですが、アメリカは1000回以上の実験を繰り返しているとのこと。なぜ北朝鮮は核実験を行ったのでしょうか。アメリカが核実験を繰り返しているうちは、北朝鮮も核実験を繰り返すと思われます。核実験を行っている国が核実験を行った国に対して何を言おうと、正当性が保てるのか疑問です。今回の核実験は広島の原爆の10分の1の威力とのこと、地球上に核が拡散、かくなるうえは覚悟を決めて各自確信を持って確実な行動をとるしかないですね。 (よ)

赤福、初日の出2013年2月9〜10日
大晦日、初日の出

今日は旧暦の大晦日。ダグラスはアメリカへ出発し、わたしたちも福島へと戻ります。
京都のメグハウスをあとにし横浜、その後福島の予定で出発します。次の予定まで2日間時間があり、話あった結果三重県まで行ってみようということになりました。明日の初日の出を浴びて、それから帰路につくというスケジュールをたてます。今日は雪がちらつき、晴れていますがとても寒い日です。今回の旅で足にしもやけができました。晴れているので暖かいと思いきや、やはり外はとても寒いのです。
夕方伊勢の二見ヶ浦に到着しました。ここの夫婦岩の間からは夏至の日に太陽が昇ることで有名です。伊勢神宮も今年は遷宮とあって、参拝する人たちも多いことでしょう。他県ナンバーの車がたくさん見受けられます。車を駐車場に停めて、たまたま見つけた自然食レストランで夕食を楽しみました。simme(しんめ)という店名と種から目が出ているロゴ、店主のお名前は匠さん、店舗は自分で大工作業をして作ったとか前のお仕事がデザイン関係など、共通点がたくさん。そして、数年前にこちらに引っ越して来た友人のことも知っていて、話に花が咲きました。
夜、友人と連絡がとれ、明日の初日の出のあとにおじゃますることになりました。5年ぶり、もしかしたらそれ以上かも。とても楽しみです。 (よ)

初日の出を拝むために、日の出前に起きて二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)へと向かった。この神社は、夏至の日に夫婦岩の間から日が昇ることで有名だ。なので旧正月だからといって特別なところから日が昇るわけではないが、なんとなくこの神社で初日の出を向かえた。綺麗な朝日を浴びたあと、昨晩連絡が取れた、あやちゃんしげちゃん夫妻(通称アヤシゲ)そして、せいどう君と、うみ君のお家にお邪魔した。朝ごはんを一緒に頂き、その後お伊勢参りへ。伊勢神宮は今年、式年遷宮(しきねんせんぐう)という20年に1度のお祭りの年でもあり、それと3連休が重なり沢山の参拝者で賑わっていた。式年遷宮というのは伊勢神宮の社殿を全て造り替える儀式だ。この造り替えには凄腕の宮大工達が日本中から集まってきている。実はアヤシゲ達もそのうちの1家族。しげちゃんは宮大工さんで、この式年遷宮の副棟梁として京都から伊勢に引っ越してきて、現在社殿を造っているのだ。そのしげちゃんに案内してもらいながら、みんなで神宮の中を散歩。階段では「グリコ」。子ども達の「グリコ」には”おまけ”が付いていなかったので、僕「グリコノオマケツキ」を伝授した。「パイナツプル」と「チヨコレイト」&関西では「グリコ」のみなのか、道頓堀にデッかくあるのに。それは良いとして、その後僕達は赤福で幸せな気分になり、名古屋まで一緒に車で旅をすることになった。宮大工しげちゃんの話しは、非常に重みのある一言、船大工匠の話は、あまり重くない感じたままの一言。車の中で色々話せて楽しかった。
名古屋でみんなに別れを告げて、夜は静岡県の袋井というところで妥協をしないお店選びが大成功。とても素敵なお店でビールを飲んでから旧正月に幕が下ろされた。 (匠)


関連サイト simme

採寸風景、保津川下り2013年2月8日 (金)
保津川

朝、出口家で目が覚める。ここは、オーガニッククロッシングという屋号で玄関をまたぐと商品が陳列されているお店に誰でも気軽に入れるお店となっている。(本日は改装中だったが。)その入口に「出口」表札がかかっていると「どこから入ればいいんですか?」という質問が多いらしく、お昼は表札を下げているらしい。
11時に再び亀岡に集合。今日のメンバーは、昨日同様ダグラスと理子さん、地元NPOの原田さん、船大工山内さん、そして俣野さん。午前中、山内さんの造船所に残る小さな和船を採寸。ダグラスはこのように日本各地の和船を採寸し、記録し続ける活動をしている。もちろんデータは尺貫法。日本の船大工は造るときに尺貫法で作っているので、それをわざわざ現代人に分かりやすいからといってメートル法で採寸してしまうと、何点何何何何・・・と綺麗にいかない。そのまま尺貫法で計れば、綺麗に4尺、5尺、など、綺麗な数字でポンと計れるというわけだ。ご存知の方も多いと思うが、ダグラスの住むアメリカはインチ法を使っているので、日本に来るとメートル法に従い、更に古い尺貫法を使いこなして大変と思うかもしれないが、1フット(12インチ)と1尺は、ほぼ一緒であり、アメリカ人には非常に理解しやすい、多分現代のの日本人よりも。その後も、場所を移動して古い和船を数隻採寸。
午後は、せっかくだからと保津川下り。山内さんたちが手がけている船に乗り、約1時間半かけて亀岡から京都嵐山まで下るコースだ。初めはカヌーイストの視点で川を見て、もしここを通るんだったらこのコースかなとか思っていたんだけれど、保津川下りの400年の歴史を感じると、その視点のまま時間を過ごすのに意味の無さを感じた。少し気を抜いて、時の流れに身を任せていると、船頭さん、船大工さん、保津川下りを守ってきている人たちの視点を通して川を見つめている自分に気が付く。すると、色々な感情が僕の心をツンツンしているのが分かる。
夜は、京都に戻り、俣野さんとダグラスと、瀬戸内ミーティング。明日早朝にダグラスはアメリカへ、そして僕達は、虫たちよりも早く、2013年を先手必勝で動き始める・・・・つもり。  (匠)

みずのき美術館、造船所2013年2月7日 (木)
亀岡

京都を出発し、亀岡に向いました。初めての亀岡をダグラスが案内してくれました。保津川下りをしている遊船の造船所に行き、船大工の山内さんにお会いしました。保津川下りの歴史は400年。かつては荷船だったそうですが、道路ができ運搬が陸路でできるようになり、今の遊船へと推移してきたそうです。夏のオンシーズンには80隻が稼動し、冬はそのメンテナンスを船頭さんたちが自ら行っています。保津川とともに生きる人々がこの川を守っているのだと感じました。
午後は、「みずのき美術館」に案内してもらいました。 ここは昨年10月にオープンしたばかりの、アールブリュット美術館です。アールブリュットとは、直訳すると生の芸術、専門的な知識や教育を受けていない人の作品で、障害者や主婦など、美術学校などで学んだり、先生に師事したことのない人のつくる秀でた作品のジャンルです。みずのき寮という重度の障害者施設で1960年代に秀でた絵を描く障害者たちが現れました。その能力をのばそうと、指導する美術家の努力もあって彼らの作品が海外のアールブリュットの中でもひときわ目にとまるようになったそうです。その流れを汲んで今に至るのですが、この世界を確立するためにたくさんのエネルギーを注ぎこんだことでしょう。作品はとても素晴らしいものでした。美術館を担当している理子さんがみずのき寮の施設を案内してくれ、アトリエも見せてくれました。最近改装したという施設はまるでギャラリーのよう、こういう環境で創作活動ができるなんて素晴らしいと思います。アールブリュットの美術館は福島にも建設予定とのこと。ぜひ訪れてみたいです。
ダグラスと理子さんとは明日また会う約束をして、わたしたちはここから車で一時間ほどのところに住む友人出口さんご家族を訪ねました。築130年の古民家を改築して暮らしていて、この日はちょうど土間にコンクリートをうつ準備をしていました。出口さんの活動も多岐にわたります。安心安全な野菜を扱う八百屋さん、イベントの企画や勉強会の開催など、オーガニッククロッシングという団体をつくって活躍しています。高島の水鳥センターやアールブリュットというキーワードでもつながり、いろいろな友人がクロッシングしていく予感がします。 (よ)


関連サイト みずのき美術館

琵琶湖にて2013年2月6日 (水)
琵琶湖

高速をノンストップで駆け抜け、一路琵琶湖を目指します。途中長浜の縄にお世話になり、朝には湖西、奥琵琶湖WoodenBoatCentreでダグラスと俣野さんと一緒に木の積み替え作業を行いました。夏の瀬戸内芸術際の和船プロジェクトに使う木の乾燥を、ここで行っています。製材した木はかなりの量、そして一枚一枚が重いこと。とても立派な板に引いてもらいました。力仕事も人数がいればスムーズに進みます。木表、選別順にとダグラスと俣野さんで木の並べ方を整列し、一枚一枚の間に算木を入れて風通しよく積んでいきます。整列した木はとてもきれい。雪の心配もなく、小雨もいつの間にか上がり、寒さ以外はばっちりのコンディションでの作業でした。琵琶湖仲間のワダマキちゃん、馬とともにハウス(ビニールハウス?)で暮らす馬子さん、かおるさんとの水鳥センターでのランチ女子トークもはずみ、半日だけの琵琶湖での時間もとても有意義に感じました。ここからダグラスを乗せ、京都のゲストハウスまで走ります。久しぶりにお会いしたメグさんはあいかわらずお美しくかっこよく、そして急にも関わらず、とてもおいしいお料理でおもてなしをしてくれました。メグさんは石巻のみなと食堂炊き出しのときにも避難所の方々のために手作りのお菓子を送ってくれ、そのおかげで避難所のなかのカフェコーナーに人が集うようになりました。
政治の話、捕鯨の話などで頭を使ったあとは、メグさんの素敵なデザートでみんなハートがとろけました。今夜は京都で眠ります。(よ)

立春のはからめランド2013年2月4日 (月)
立春

二十四節気の立春、暦の上では春の到来、日脚が徐々に伸びる頃です。陰陽五行説では、立春を一年の始まりとしています。よって雑節の八十八夜、二百十日などは全て立春から起算しているものです。
立春には昆布(よろこぶ)、節分に撒いた豆(まめに働く)、梅(梅は縁起がよい)の入った番茶を飲み、一年間の無病息災を願う習慣があります。日本の暦と生活習慣の関係はとてもおもしろいと思います。季節の行事は、旬のものや縁起担ぎから生命力をもらい、邪気を払い無病息災を願うという、古きよき日本らしい風習のような気がします。
今日は暖かく、テントの中も−2℃。外は雨です。春の訪れとともに、わたしたちも冬から目覚めて動き出し、荷物をまとめて早々と出発です。 (よ)

手作り豆、豆まき2013年2月3日 (日)
節分

早いもので、始まったぞと思っていたカレンダーを早速1枚めくる事になった。ちょっと早いけれど梅の絵が登場。
明日2月4日の立春を正月とする考え方がある。するとその前日である2月3日の節分は大晦日。豆をまき1年間の邪気を払い、福を呼び寄せるのもそのためであろう。
夕方、我が家でも豆まきをしようと、1合マスに大豆を入れる。今年はなんと自分たちで炒って作った豆を外に撒き、家の中に撒いた。食べてみると本当に美味しい豆なので、「おには〜そと」と言いながら撒く豆は1回に3,4粒。それでもこの豆の効果は抜群だぞと感じながら、鬼退治。この各地で行われている豆まきの儀式のことを追儺式(ついなしき)という。
今年も沢山の福が舞い込んできますように。ところで「福」って何だろう?人それぞれ違うと思うけれど、自分が成りたい自分か?自分が考えている「福」が、自分を形成しているイメージなのかな。自分のイメージは自分の思う「福」のカタマリかも。だから身に纏(まと)う物を「服」というのかも・・・・。
明日は立春、ってことは新春だ。お正月だ。来年もどうぞよろしく、ね。  (匠)

3月<  >1月