土台設置作業

土台 2014年4月24日(木)

車検、法事と用事を済ませてはからめランドに戻ります。ジョイフルという名の喜ばしそうなホームセンターに寄ってアスファルトシングルやら屋根材をあるだけ買い占め、乗せられるだけ車に積みました。「一回じゃ無理だから、」と、何度か往復しながら材料を調達します。製材所には購入する材料の見積もりを出してもらました。
すみれspace基礎の上に土台を乗せる作業を開始、匠くんがユンボで材を吊ってわたしが補助をします。昨年はからめランドから切り出して製材した檜が4本、基礎の上に乗りました。このあとツカを16個つくって石と土台の間にかましていきます。ずれないようにコンクリートボンドを塗って無事完了。
お天気もよく、作業中はお日様が眩しいです。氷点下の朝がだんだん2〜3℃になり、虫も出始めてきました。そろそろ五右衛門風呂を沸かせる気候になりました。入浴中にお隣さんが突然やって来るというアクシデント以外は万事うまく進んでいます。


アースデイ東京

アースデイ東京、ロバート・キャパ 2014年4月16日(水)

はからめ号を車検に出したその足で、日本最大規模の環境イベントとうたっている「アースデイ東京」に行ってきました。たくさんの人が代々木公園に集っています。「今回は過去最大の出展者数です、」とステージから声が聞こえてきました。東京以外の場所でも日程をずらして開催しているので、地方のアースデイ主催者たちが地元のアースデイのPRをしています。わたしたちの目的はバイオトイレの情報と国産菜種油を見つけることだったのですが、どちらもお目当て叶わず、友人知人に挨拶をして早々に代々木公園を後にしました。「元気?今どうしてる?」ここ数年アースデイではそんな感じです。
キャパ写真展spaceのんびりと渋谷から恵比寿までお散歩しながら東京都写真美術館へ行きました。母からロバート・キャパの写真展「101年目の」のチケットをもらったので、匠くんと見てきました。ロバート・キャパは「LIFE」誌の表紙を飾った戦場カメラマン、女優のイングリッドバーグマンと交際していたり、ヘミングウェイやピカソと親交があったといわれる人物です。戦場で地雷を踏んで40年の生涯をとじましたが、彼がいなくなっても彼の残した写真は今でも多くの人に愛されています。写真を通して、彼がすごく魅力的な人物だったのだろうな、と感じることができるそんな写真展でした。当時の様子をその一枚を通して伝えるモノクロプリント、言葉ではない方法でメッセージを伝えることができるのが写真なんだと思わせてくれる、とても印象深い写真でした。5月11日まで開催しているので、お近くでお時間ある方は是非足を運んでみてください。(よ)

 
関連サイト アースデイ東京 ・ 東京都写真美術館


ドリームキャンプ

ドリームキャンプ 2014年4月16日(水)

はからめランド建設作業の合間を縫って那珂川を下った。今回ご一緒させて頂いたのは、沢山の犬達が引き連れる5夫婦。犬をお供につけていないのは僕たちだけで、人間の数よりも犬の数の方が多いキャンプ&カヌーだった。ご飯などはそれぞれの家族が持ちよる夢の中の一品。「この時間は夢の中」そんな感じで名付けられた今回の旅「ドリームキャンプ」。すこし現実から離れた時間を過ごす事が出来た。
夢から覚めるとそこははからめランド。軽トラに砂利を積み、基礎の周りに敷く作業。夏にかけての建設作業にあたって、沢山の材料を発注するのだが、何をどれだけ発注するかを計算するのが大変だけど面白いところ。だんだんとイメージ(夢)を形にしていく・・・それがここで生きている良い事。僕が中学生の時、同級生に「夢は必ず叶うってホント?」って質問された事がある。そのときは「本当だと思って生きていれば・・・」みたいな、曖昧な返事をした覚えがある。今同じ質問を誰かにされたら「本当だよ」と、ひと言答えるだろう。夢見た夢は現実となるのだ。大切なのは夢を現実にする力ではなく、夢を見る力なのである。(匠)

 
関連サイト Kevi Kevi


もぐら

いちはらアート×ミックス 2014年4月11日(金)

アクアラインを通って千葉県市原市で開催されているいちはらアートミックスに行ってきました。昨年参加した瀬戸内国際芸術祭を開催していたアートフロントギャラリーが市原市で始めた芸術祭で、瀬戸芸に参加していたアーティストの何名かも出品しています。
角文平さんとお世話になったスタッフの加藤さんにバングラデシュの報告も兼ねてお会いしてきました。
同じくスタッフの下岡さんにもお会いでき、夏の芸術祭のときの和船が今どうなっているのかを伺うことができました。
いちはらアートミックス、春の里山のやわらかい風景に現代アート、うららかなこの時期にとても合っていてよかったです。各展示場所ごとにカフェや食堂が併設されているのでのんびりと楽しむことができます。廃校になった学校や空き家をアートの力で豊かな気持ちに持っていけるこの試みはさすがです。(よ)

モグラがテレビ中継していたり、校長室が凍っていたり、おおきな家がまるまる暗闇に包まれ少しの光がとても幻想的に見えたり、おかしなお菓子の部屋があったり・・・。世の中をひっくり返したような、そんな現在の市原市。ひっくり返しても市原市だからか・・・。(匠)

 
関連サイト いちはらアート×ミックス


戸津辺の桜

桜とBob Dylan 2014年4月10日(木)

氷点下の朝です。珈琲を入れて7時に出発。矢祭町最大の桜「戸津辺の桜」を見に行きました。桜並木などの沢山の桜を見たことはあっても、1本の木でここまで大きな桜を見たのは初めてです。これはすごい。銘木です。この辺りでは一番早く咲き始めるそうで、開花と同時に農作業を始めるなど、農事暦の役割を担う桜でもあるそうです。
その後月居山温泉に入って体を清め、今夜のライブに備えます。途中桜並木が満開の桜の下で遅めの昼食をとり、春を堪能して関東へと向かいます。
ガンダム 夜のお台場、そろそろ並び始める頃かな、とチケットを片手にZeppDiverCityのゲートに行くと、「あ、サミー。」誰かいるかなあ、と思っていたら友人サミーが並んでいました。それから「あ。ミカさん。」石巻の知人も来ていました。Bob Dylan東京公演最終日、ゲートが開いて階段に並んでいると「あ、チャーリー!」と誰かが感嘆の声をあげています。ギタリストのチャーリーセクストンが通り抜けて行きました。私が10代の頃にファンだったチャーリーセクストン!なんと今彼はBob Dylanのバンドのギタリストとして活動していました。
アクシデントのお陰で前から2列目でライブを堪能することができました。さすがDylan様、歌詞が同じでも何の曲を歌っているのかわからないほどの即興性溢れる素晴らしいステージでした。バンドのメンバーもみんなすごくよくて、観客のグルーブと一体になって素晴らしいステージを味わいました。すごいな〜、Bob Dylan。すごくすごくかっこよかったです。


関連サイト 戸津辺の桜Bob Dylan


コンクリ作業

基礎 2014年4月7日(月)〜9日(水)

本当ならば今頃はお台場にいる予定でしたが、ちょっとしたアクシデントで10日に延期になったので、はからめランドの基礎工事をしています。昨年打った土台を一列移動する工事です。コンクリートを練って、水糸を張って砂利を敷いて土台の高さをを合わせて埋めこみました。思ったより結構すんなりとできました。
押田製材所8日、矢祭町の押田製材所に行き、木材を見させて頂きました。先日行ったおそば屋さんの店主が押田さんと同級生というご縁でお電話をしてくださったので、社長さんに直接お話をさせていただくことができました。はからめランドの建築計画もようやく一歩ずつ進み始めました。震災前からと考えると5年近くが経過しています。(よ)


関連サイト 押田製材所


雪

清明、雪 2014年4月5日(土)〜6日(日)

清清しい空気で満ちはじめる頃ですが、はからめランドでは雪がちらついています。昨日からインターネットが繋がらず、車で電波のあるところまで行って連絡すると、はからめランドから1.6kmのところで回線が切れているとのこと。復旧作業に3日かかりました。
6日早朝、外を見るとまるで2月の時のように一面銀世界でした。10cmくらいは積もっています。外作業はできそうにないので、買い出しに行くことにしました。近場で済ませるか、遠出するかで悩みましたが、早く帰ってきても作業ができる訳ではないので那須までお昼ご飯を食べに行ってみることにしました。
あいかけん知人から聞いていた「あいかけん」さんのカレーを目指して2時間のドライブです。雪は止み晴天模様、下界ではすでに雪は溶けていました。「去年のアースデイでれいこさんに会ってあいかけんさんの話を聞いたんだよねー、今は北海道かなー。」と車中で会話をしていざ到着。お店に入ると「れいこさん!!」なんと話していたれいこさんとパートナーのかなちゃんが食事をしているではありませんか。一週間前に北海道を引き払い、那珂川町に戻ってきたそうです。しかも北海道で知り合った人の話を聞けば、はからめランドに来たことのある秋葉さんのこと。バングラデシュに行くならと福澤さんを紹介してくれたのは秋葉さん、シャプラニールというNGOで働いていたときに、匠の同級生とバングラデシュの石鹸をつくるプロジェクトをしていたりと、縁を感じていた秋葉さんは今は北海道で活躍しています。世の中は狭いのか、引き寄せ合う力が強まっているのか、不思議な感じです。ちょうど今『黄金の羅針盤』という本を読んでいるのでいろいろなことが物語のように感じられます。「遠出をしてよかったね、セメントを買って、明日から土木作業を開始しよう。」4月の雪は不思議なメッセージを運んでくれました。(よ)

「あいかけん」は、愛のカレー研究所。 (匠)


関連サイト あいかけん


研修生

研修生 2014年4月1日(火)〜3日(木)

はからめランドに研修生がやってきました。岩手県花巻市の自然農園ウレシパモシリを卒業したての2名、倉庫テントの復旧作業や薪作りのお手伝いをしていただきました。お二人はお互いに人生の伴侶をみつけ、今年御結婚の予定で独身最後の数ヶ月、自分たちの新しい世界をつくるために経験と見聞を広げる旅に出ているそうです。たき火ランチに薪ストーブクッキング、テント泊のシンプルライフはいかがだったでしょうか。沢山の可能性と素晴らしき未来が待っていることでしょう。(よ)


関連サイト ウレシパモシリ
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