雪下ろし

雪かき雪下ろし。  2015年1月31日(土)

昨日降り続けた雪が積もり、テントの屋根がきしんでいます。外出していたため雪かき雪下ろし作業は一日遅れ、表面の雪が固くなっていて重く感じます。匠くんはユンボで道を確保、道路まで行ってくると出かけて行きました。わたしは脚立に上って屋根の雪下ろしです。かなりの積雪量で、降ろしたところが山になって脚立の移動が大変でした。屋根の中心付近は届かないので注意して中心のポールに乗ってはいつくばる形で雪下ろしをすることにしました。立ち上がったらタープを破いてしまう恐れがあり、体重で屋根が壊れたら困るので、ポールをセンターに抱腹前進をしているかのような体勢で試みました。一度しかチャレンジしたくないので下りない覚悟でのぞみます。ここで落ちて怪我をしたら大変、と何度思ったことか、ひとりなので落ちても助けてもらえないから絶対に落ちないようにと慎重に慎重さを重ねての作業、なんとか自力で屋根の雪を下ろし終えました。(写真は既に雪下ろし後、匠くんが帰って来て撮ったもの)匠くんはお隣さんとその先のお隣さんの家から道路までの雪かきをしてきたようで、お野菜やカップラーメンなどのお礼をいただいて帰ってきました。雪国の雪かきの大変さを実感しました。
雪のランドspace午後は建築中の家の屋根の雪下ろしをしました。雪で足を取られすべるすべる、足場があるのでなんとかつかまりながら雪下ろしができましたが、完成したら足場はなくなるので、雪下ろし作業は危険だと痛感しました。
一月も本日まで、はや一ヶ月を経過したのかと思うと時の流れを感じます。まもなく立春、土用が過ぎれば春の訪れが感じられる、というのはまだまだ先かと思える雪景色、はやくテントじゃない家に住みたいです。北関東圏と接する福島県南部は東北地方の入り口であり出口でもあります。日本の四季を実感できる場所、森の中の冬景色もまた趣があります。(よ)


ゆるゆる新年会、夜の部

銀河のほとり、銀河の新年ゆるゆる交流会。  2015年1月24日(土)

福島県須賀川市にある自然食レストラン銀河のほとりにて「銀河の新年ゆるゆる交流会」に参加させてもらった。日が落ちてきた頃から人数が集まり、とにかく色々な種類の人間が集まった。いつもお世話になっている銀河のスタッフはもちろん、足裏マッサージ師、英語の先生、荏胡麻オイルをしぼっているご夫婦、平田村で自然農をやっている家族、これから自転車に乗ってイスラム国にとらわれた日本人のために身代金を集めてまわるという青年、ラジオのDJ、踊れるスーパーのレジのお姉さん、Mr乳酸菌、郵便局員、スピーカーマニア、石巻で一緒だったイマちゃんも和歌山から旅の途中に寄ってくれて一緒に和やかな雰囲気を楽しんだ。
ゆるゆる新年会、深夜の部space ゆるゆる交流会というだけあって、本当にゆるゆるとした時間をみんなで過ごした。1人1人、ゆっくりと話をすると、すごいマニアックな話しが聞く事ができて僕はそれを楽しんでいた。
夜も遅くなってきて、車で来たけれどお酒を飲んじゃった人は自動的にお泊まり。僕たちは初めから泊まる予定なので最初から飲酒。残った人で話す事はやはり福島、そして日本、新しいアイデアなど、世の中をより良くするためにはどうすれば・・・といった話題、マダム銀河こと克子さんも一緒に深夜まで輪を囲んでくれていた。明かりをできるだけ消して会話が途切れずに続いていく。こうなると話しの内容はビシッと本音で本気の内容だ。ゆるゆるなのは飲み続けていた僕の身体だけだった。だれも良いとか悪いとか、正解か不正解か、そんなものは求めていなかった。けれど思った事を逃がさずに、心の声を聞いて実行する仲間がいる、その事がだただた僕にとっては気持ちが良かった。そんな時間を共有できる仲間がいることが嬉しいのと同時に思う事は、現状に満足していては先に進まないのではないかという感覚だ。満足する状況は一瞬だけ感じて次に進む、多分そういう事なんだろうと思う。 (匠)


関連サイト 銀河のほとり


大寒

大寒、蕗の花咲く、新月のお片づけヒーリング。  2015年1月20日(火)

二十四節気の大寒、一年で最も寒さが厳しい頃です。大寒の終わりの日が季節と季節を分ける「節分」、今は冬と春の間の18日間の冬土用の期間になります。今年から月のカレンダーにイラストで入れている七十二候では「款冬華(ふきのはなさく)」ふきのとうがつぼみを出す頃です。
薪棚space はからめランドは雪に覆われ、ふきのとうはまだまだ先ですが、ラジオの投稿で浜松でふきのとうが芽を出していると聞きました。春の兆しは嬉しいニュースですね。
今夜22:15は水瓶座の新月、旧暦師走の一日です。太陰暦を用いていたときには12月1日だったと思うとまだまだ気分は年の瀬でもあります。

この時期は西暦の年末年始を楽しんだ後のからだの調整をするのにいい時期かもしれません。新月に向かってからだは排出していく方へ働きます。土用の期間には土台となる作業を控えた方がよいといわれています。冬土用は冬から春に向かっていくまでの期間です。一年の終わりから次の新しい年の始まりへの移行期間と考えると、春に土台を築くために、からだの調整にはちょうどいい時期ではないかと思います。
こころとからだはつながっているという考え方に基づけば、お片づけヒーリングが効果的な時期でもあります。こころの整理をつける、からだの整理をつける、自分が過ごしている空間の整理をつける。部屋を片付けることによってこころもすっきり、こころを整理することによって部屋の片付けもスムーズに進む、どちらからアプローチしても相乗効果が得られるのではないでしょうか。(よ)


KeviKeviと一緒に

ランドにゲスト  2015年1月14日(水)

横浜での新年のご挨拶を終え、ふたたびはからめランドに戻りました。
着いていつも「テントは無事、よかった。」と確認する癖がついています。不在だった数日間は雪もさほど降らなかったようで、テントも薪も崩れていませんでした。
日が暮れた頃、楽しみにしていたお客様が到着しました。このテントを建てたばかりの頃、初めて薪ストーブに火を入れた日を一緒に過ごした上杉ご夫妻、あれは震災前ですからずいぶん時が経っています。上杉さんご夫妻とは昨年那珂川のドリームカヌーツアーにご一緒させていただいた以来です。会いにきてくださってとても嬉しかったです。
知る人ぞ知る上杉ご夫妻はカヌー業界のオールマイティ、乗る(漕ぐ)、料理する(食べる)、飲む(呑む)、旅するエキスパートです。画家である上杉さん、インテリアコーディネーターのミエさんご夫妻はカヌー界のトレンドセッター。愛犬家としても有名で、雑誌などに掲載されている姿を目にしている方も多いでしょう。河原で声をかけられることもしばしばとのこと。
見学space カヌー界の大人たちはみなとても素敵な人たちばかりです。旅にはおいしいお酒と料理が欠かせません。この日もおいしいお酒とたくさんの御馳走を仕込んできてくれました。上杉さんのお話はとても興味深く、アトリエで全盲の方に絵を教えるというお話は新しいアート表現の世界を感じました。カヌー界をつなぐ役割を担っているお二人とたくさんお話できたこと、とてもありがたい時間でした。この貴重な時の中でわたしが感動したのは愛犬マービーとの関係でした。マービーは盲導犬の訓練を受けている特別な子で、盲導犬にならずに上杉さんの家にやってきました。以前会ったときのもの静かで賢い犬という印象から、その性格を維持したまま数段かわいくなっていて驚きました。マービーと上杉さん、ミエさんとの関係が人間と犬という関係を越えて愛という絆で結ばれていて、それを前提に人間と犬という関係性をお互いがリスペクトし合っているのがわかるのです。はじめてワンちゃんに対して尊敬の念を抱きました。何よりマービーはその場にいながら存在隠しの術を使えるすごいやつなのですが、ほめられたり自分のことが話されていると、すごく嬉しそうにしていて、それがまたかわいいのです。上杉ご夫妻と過ごせた時間はとても楽しい貴重な時間でした。会いに来てくださってありがとうございました。刺激をいただき、学びをいただき、気づきをいただきました。わたしたちが尊敬する素晴らしき方々、今度は私たちが会いに行きますね。


関連サイト mob@KeviKevi


同窓会

同窓会  2015年1月11日(日)

今日は僕が小中学校を過ごした地域の同窓会だ。今日まで9、10、11月と月に1回、幹事が集まって打ち合わせという名の・・・、いやいや、打ち合わせを幹事仲間と繰り返してきて今日が本番という訳だ。
小中学校の仲間は生まれた場所で決まっちゃうので、興味や仕事がバラバラなところが面白い。準備段階では、案内のちらしなどのデザインをしてくれる人、地元でお店をやっていていろんな情報収集してくれる人、パソコンを使って名簿を管理してくれる人、チラシを実家に配ってくれる人、LINEやFacebookを使いこなし人集めをしてくれる人などなど、みんなで力合わせて準備した同窓会、いよいよ当日だ。
夕方6時から始まった同窓会、集まってくれた人は1、2次会合わせて約100人。中学校を卒業して以来の再会があふれている会場は、笑顔が沢山&「あそこにいるの誰?」の声が沢山。先生方との再会も嬉しかった。先生方を含めほとんどのみんなが中学生の時と顔や姿が変わっていないのが笑えるところ。そして、どの人も卒業後沢山の経験をしてきて今ここにいるのだと思うと、みんな生きてきたんだなぁって、しみじみと思ってしまった。
次にみんなと会えるのはいつのなるかな・・・?「次に会う時までみんな元気でいてほしいな」と、本当に心から思っている事を言葉にするとあたりまえの言葉になってしまい、あまり面白くない。だけれど今日は言っちゃおう。「次に会うときまでみんな元気でいてね。」 (匠)


新年会2015

新年会  2015年1月10日(水)

毎年行っている新年会、鈴木家の家族それぞれの仲間が僕の実家に集まって過ごす楽しいひと時だ。母の友達や、僕たち兄妹の友達が集まるので参加してくれる人はロウニャクニャンニャン。毎年だから何を準備すれば良いかも慣れているところが面白い。毎年の新年会後の反省点が書いてある「鈴木家新年会の全て」というノートがあり、とっても役に立っているのだ。
今年は、妹が海外で新年を過ごしているため妹の友達が来なかった事もあり結構人数が少ない会となったが、新しいメンバーも沢山増えたし、ゆっくりみんなと話をする時間が取れた事がとてもよかったと思う。
そして一夜明けた翌日、コーヒーを飲みながら、準備したお酒の量や出した食事、コレはよかった、コレは来年無くても良いかな・・・とまた来年のためにとノートに書き込むのである。(匠)


七草粥

春の七草  2015年1月7日(水)

5日の満月は奇麗でした。明かりのない森は月明かりで照らされます。月が何かを語りかけているかのようです。
6日、二十四節気の「小寒」。寒の入り、これから本格的に寒くなる頃です。七十二候では「芹乃栄(せりすなわちさかう)」春の七草のひとつ、セリがたくさん生える頃です。はからめランドにもセリが自生していますが、栄うほどではなく、寒さで凍えそうな水辺の中で唯一グリーンを保ってくれています。テントで手帳を縫っていると、ご近所さんが家作りを見に来ました。突然いらしたので驚きました。その方もご自分で家を建てられたそうで、興味津々だったようです。
7日、春の七草を入れた七草粥を食す人日の節句です。「せりなずなごぎょうはこべらほとけのざすずなすずしろ春の七草」と暗記したものです。はからめランドではせりとすずなすずしろしか手に入りませんでしたが、他のものを加えて7種類のものでお粥を作りました。かつては旧暦で行っていた行事ですから、旧暦の人日の頃に7種類の野草でもう一度楽しもうと思います。
二本松から友人が訪ねてきました。はからめランドをくるっと案内、寒すぎて全貌まではお見せできませんでしたが、月のサイクルで農業をしていくきっかけになれば嬉しいです。(よ)


元旦

明けましておめでとう 2015年1月1日(木)

2015年がはじまった。2014年、僕は「思った事は全部やる」がテーマだった。コレをやるならアレはあきらめる、といった事をしない、コレをやるならアレもやる、そんな気持ちを心がけて過ごして来た。そうするとあたりまえだが忙しくなるのだが、一年を振り返るとそれがよかったような気がするので2015年もその気持ちでいってみようと思う。
さて、月のカレンダー2015、そして月の手帳2015を手にして頂いた方々、今年も月の暦と共にどうぞよろしくお月愛おねがい、ねっ。(匠)

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