大雪 2018年1月23〜24日 4年ぶりの大雪となりました。さらさらのパウダースノー、とてもきれいですが広範囲の雪かきは大変な作業です。国道までの導線を確保するため、匠くんはユンボとハイエースで往復して雪を除雪しています。屋根のソーラーパネルにも積もっているため、屋根に昇ってパネルの雪かき、雪国で暮らす人は雪の除雪も命がけですね。会津の友人の親が雪かきで命を落とした話を思い出します。 都内では700件以上の事故が起き、車を乗り捨てて歩いている人もいるとラジオで聞きました。雪が積もるだけで都会は混乱、自然災害の中ではまだかわいい方ですが…。 群馬県の草津白根山が噴火。 太平洋沖で地震。 昨晩2時45分頃も地震で目が覚めました。 『ヤマタイカ』という漫画を思い起こす人も多いのではないでしょうか。 カレンダーと手帳の発送は、郵便局まで下山して送れるように準備しています。
冬土用 2018年1月17日(水) 今日は山羊座の新月、冬土用の始まり、阪神淡路大震災から23年目の日です。 新月を意識して過ごす人、土用の入りとともにあと18日間で立春、春が来ると感じている人、震災のあった23年前の当時に思いを馳せている人、それぞれの人たちが同じ空の下で過ごしています。 今日は全国的に久しぶりの雨が降りました。 暦の製作が一段落してきたので、ようやく薪作業をする余裕が出てきました。 先日山に入っているとお隣さんが訪ねて来て「1月16日と2月18日は山仕事はやらないと決まっているんだ。こんな日に山仕事して怪我でもしたら笑われるぞ。」と教えてくれました。 なぜその日なのかと尋ねても「昔から決まっているから。」と理由は知らない様子です。 なぜ?を知りたい私たちとしては想像するしかありません。 旧暦で考えてみると、1月16日は小正月の翌日で十六夜です。小正月の翌日は山仕事をお休みする風習があったのか、では2月18日は…。 この日に何をするしないは、現在その本当の意味を知ることが難しくなってきました。暦の変化とともに、人々の生活のリズムも変わりつつあります。 月の満ち欠けとともに、ものごとの本質を探り本当の意味を見つけることができますように。 はからめ月の暦の中にはそんな気持ちも込められています。
暦のお話会 2018年1月15日(月) 那須塩原市にあるヴィーガンレストラン「HIKARI SHOKUDO」で月の暦のお話会を開催させていただきました。 1月15日は小正月、女正月ともいわれます。 ご参加してくれた男性が、「帰郷した際に母から1月15日は女正月だと教えてもらいました。正月は女の人は忙しいから15日になってから女性がゆっくりと過ごせるお正月があるというのはいいですね。今日はそんな日なんだなあと思ってまわりを見ると、僕以外参加しているのはみんな女性ですね。」と話してくれました。 第一部と第二部構成で、第一部では暦の解説、元になる陰陽五行思想についてスライドを用いて説明させていただきました。昼食はHIKARI SHOKUDOさんのヴィーガンランチをみなさんといただきます。デザートはローチョコレート。ハイビスカスのパウダーを使ったローチョコレートはほんのりと甘酸っぱくて感動しました。 第二部ではなぜ暦が作られたのか、暦は誰が作ったのかという観点からものごとの本質を考えてみる話をさせていただきました。 現在この国のほとんどの人が用いている暦はグレゴリオ暦と呼ばれる暦です。かつて日本が使っていた暦は太陰太陽暦と言われる暦で、今では旧暦と呼ばれています。旧暦は常に新月はじまりなので15日はほぼ満月となります。かつての小正月は新年最初の満月の日になります。女正月とは満月の日に女性が集って行っていたのかと思うとちょっとワクワクしますね。 そんな素敵な日に暦の会を開いていただき感謝です。 暦を通して、みなさまに素敵ないいことが訪れますように。
関連サイト HIKARI SHOKUDO
月のカレンダー&手帳 2018年1月11日(木) はからめ月のカレンダー&月の手帳は節分まで販売しています。 近所のお店の販売が終わってしまった、売り切れてしまっていた等で手にされていない方、 info@hacarame.comまでご連絡いただけましたら、2月3日の節分までは作ってお送りさせていただきます。 2018年、素敵ないいことが訪れますように。 1月11日は鏡開きです。 松の内が開けたらお供え、お飾りを片付けますが、この鏡開きという言葉は日本人らしい言葉ですね。割るではなく開くという言葉を使うなど、言葉に魂が宿ると考える民族らしい新年の風習だと思います。 鏡餅は包丁などで切らずに手で割るか、小槌で割ってお雑煮やお汁粉としていただきます。 ストーブのおきで焼いてお雑煮にして、締めはお汁粉にしました。小さいかけらは干しておかきにしていただこうと思います。 お正月のお下がりも、こうして楽しむことができるように工夫する民族は素晴らしいと思います。
新年 2018年1月1日(月) グレゴリオ暦2018年がはじまりました。 新暦のお正月ですね。 本年もどうぞよろしくお月愛のほど、お願い申し上げます。