雨対策。

雨・台風。 2018年7月28〜29

28日、雨です。満月は雲の上です。
キヨくん本日お帰りです。10日間休みなく、建て続けてくれました。
はからめランド滞在日数最長記録!
とてもとても助かりました。
ありがとうございました。
今日は真奈美ちゃんと4人でゆっくりデイ。
暦の話をしたり、人生の話をしたりして過ごしました。
この4人、東日本大震災のときに石巻で出会いました。
ご縁とは不思議なものです。
雨の日の梅干し。
29日、台風の影響を受けています。
張りかけた屋根に養生したブルーシートが強風で引き裂かれてしまいました。
匠くんは真夜中に起きて屋根に上り、雨水の溜まったブルーシートを引きはがしていました。
吹っ飛んだブルーシート。
すべてのものがビチョビチョ、10mのブルーシートは引き裂かれ無惨な状況です。
できることをやらねば、雨にも負けず、暑さにも負けず…。


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ユニック。

建て方 DAY9。 2018年7月27日(金)

今日の目標は午前中に棟上げです。建物の構造上一番高いところの乗っかるのが「棟(ムネ)」です。これが上がれば一安心、といった感じです。
ユニックの高さが足りなかったり、などなど頭を使って一つ一つ乗り越えていきます。
ホゾ穴に差し込んでいきます。
ユニックとユンボを使ってゆっくりとホゾ穴に差し込んでいきます。棟上げ成功。
上棟完了。さっそく屋根張り。
早速、屋根を張りはじめます。
本日はお客さん。
夕方に珍しいお客様来訪。夜はいつもよりちょっと豪華な夕ご飯です。でした。(写真は食べ終わったあと・・・)


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ツカ製作。

建て方 DAY8。 2018年7月26日(木)

引き続きツカを作り続けます。
ツカ製作。
長さ形が全て違うツカ。 ツカの設計図。
ツカの設計図・・・らしいです。暗号のよう・・・。 ツカ製作。
ツカの長さなど間違っていないか・・・。ツカを差し込みチェックするときはいつも緊張します。 DAY8本日はここまで。
無事に2本目の母屋が乗っかり、本日はここまで。 明日はいよいよ棟上げです。


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ツカ製作。

建て方 DAY7。 2018年7月25日(水)

本日の作業は引き続きツカを作り、その上にモヤを乗せます。
ツカを作り続ける2人
今日はマヤの暦で「時間をはずした日」といわれる日です。昨日が大晦日、今日が時間をはずした日、明日がマヤの暦の新年(元旦)です。
母屋の設置。
ユンボとユニックを駆使して、ゆっくり微調整をしながらホゾに差し込んでいきます。キヨくん一週間目。覚えたい意欲と必要に迫られていることも相まって、ユンボとユニックの操作がめきめき上達しています。
母屋の設置
「ちょい下げ〜、ストップ!」「ちょい山側へ〜、ストップ!ちょい戻り〜、オッケ!! で、ゆ〜っくり下げで〜」
山の中に声が響きます。
気になる継手。
継手の部分もぴったり。
無事に母屋が乗りました。
無事に1本目の母屋を設置することができました。残りは母屋と棟、1本づつです。
DAY7本日はここまで。
本日はここまで。


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母屋を一本一本上げていきます。

建て方 DAY6。 2018年7月24日(火)

朝から強烈な日差し、暑い日が続きます。本日の作業、まずは屋根を受ける母屋(モヤ)と棟(ムネ)を高いところまで上げる作業から。ユンボとユニックを使って約15mある材料を1本1本上げていきます。一つ一つ長さが違うツカ
そして昨日に引き続きツカ作り。作るツカは全部で30本。全て長さが違います。この写真の状態から上下にホゾの加工を施します。
製材所から材が届く
注文していた屋根材が届きました。屋根材は厚さ30mmの杉材です。
製材所の人も建物を見て驚いています。
「17mの木は運べないですよ。」
「何で上げたんですか?」「ユンボとユニックです。」
「このあとこの上に乗せたいんですが、ユニックのアームがもう届かなくて…。」
「……。」
DAY6本日はここまで
本日はここまで。
昼は建築、夜は被災地のためにできることをとOPEN JAPANの仲間たちの後方支援、休む間もなくやり続ける日々が続いています。


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歪み取り

建て方 DAY5。 2018年7月23日(月)

朝は建物の歪みを取り除く作業から。ただ柱を差し込み上に木を組んでいくだけでは建物の垂直が出ていないので、下げ振りを設置し、ハンドウィンチで対角線に引っ張ることによって、全ての面で傾きを取り除いていきます。丸太を製材
次は梁の上に母屋を乗せるためのツカを作る作業。程よい太さの丸太選び、山から出してきて、それを製材するところからスタートです。
今年も梅干し
建築作業と平行して土用の梅干し。 今のところ順調に進んでいます。
建った物だけ見ると、今日は昨日と変わりなし。細かいところをおろそかにせず1歩1歩進んでいきます。
DAY5本日はここまで
本日はここまで。


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桁Uを乗せる

建て方 DAY3、DAY4。 2018年7月21〜22

21日、DAY3。朝6時30分のラジオ体操からスタートにしました。今日の共同作業は午前中のみ、午後私たちは必要な材の調達にホームセンターへ行き、キヨくんはユンボやユニックの練習をしたりとひとりランドです。出かけているときに夕立ちがあったらしく、いろいろなものが濡れたりしましたが大丈夫。ひとりランド、ゆっくりできたでしょうか。
ハンドウインチやパイプクランプを使って位置を決めながら、溝に落とし込んでいきます。
22日、DAY 4 。今日も暑くなりそうです。
朝は昨日の雨の水の掻き出しからスタート。
二人で梁の上に乗って高所作業。高いところがOKな二人、いいチームワークです。
梁の上にもう一本の桁がかかりました。
ここからは現場合わせのことも多く、時間がかかります。
この熱暑、10時3時の休憩じゃ体が持ちません。
被災地で働く人たちのことを考えずにはいられない日々です。
ひかる
丸太の断面を写し取る「ひかり作業」は、思ったよりもうまくいったようです。
金輪継

材料を繋ぐ継手は金輪継(かなわつぎ)という方法を。
DAY4本日はここまで
本日はここまで。


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刻んだ梁が綺麗に組めるか、緊張の連続です。

建て方 DAY2。 2018年7月20日(金)

朝練の時間を6時にしました。早くからやっても日中も作業するのだったら、少しでも体を休めたほうがいいとのことで、ペースをみながら調整しています。ユンボで慎重に梁を組んでいきます。
柱の上に桁(けた)をのせ、その上に梁(はり)をのせます。
木組み、匠くんの初チャレンジです。

かけやで叩いて位置を決めていきます。
重たい梁が次々と組まれていきます。
DAY2本日はここまで
本日はここまで。


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1本目の柱を差し込みます。

建て方 DAY1。 2018年7月19日(木)

朝5時30分作業スタート。
朝飯前の作業です。
ラジオ体操終了後、一本目の柱が建ちました。
8時朝食、ユニックをかしてくれたご近所さんがやってきました。
3人で柱を建てていきます。
ユニック、ユンボを使ってホゾに柱を打ち込みます。
ちょっと修正しながら
暑い日中を避けて早朝作業にしたにも関わらず、暑い日中も作業の手をとめません。
適度に休憩をとりながらちゃくちゃくと組み立てていきます。
ユンボを足場に・・
ユンボくんは本当に色々な役割を担ってくれます。
梁受けを上げます。
この建物の中で一番長くて一番重たい”梁受け”を柱の上に乗せます。重さはわかりませんが、全長はなんと17m以上です。
DAY1本日はここまで
本日はここまで。


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建て方前日

建て方に向けて。 2018年7月18日(水)

長野から建築手伝いにキヨくんが来てくれました。
キヨくんは石巻でのボランティア仲間です。その後鬼怒川欠壊のときの栃木県鹿沼市での水害支援でも一緒に汗を流した仲間です。
はからめランドは二度目の来訪、前回はちょうど水道を通す作業中で、いいタイミングでお手伝いしてもらいました。今回もすごいタイミングで連絡をくれました。
キヨくん
大工スキルあり、大道具の仕事を長くやっていたそうで、道具の準備も身のこなしもバッチリです。高いところで作業ができる希有な人はありがたいです。


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飯沼さんの畑教室

ゲスト続く。 2018年7月16〜17

朝練の時間を5時にしました。日中は暑いので作業が大変なこと、来客のため建築の手がとまることなどを含め、涼しい早朝に作業を開始することにしました。矢澤さん死蔵のみなさま
先日お呼ばれいただいた矢澤酒造店の社長矢澤さん、社員のじゅんこさん、みよこさんが訪ねてきました。建築現場と家をご案内。

茨城県大子町で予約制レストラン食房MUを営む河原昭子さんから、 OPEN JAPANについて話を聞きたいとのことで連絡がありました。ヨガ講師のみゆきさんと西日本豪雨災害のチャリティーイベントを企画しているそうで、お二人でこちらを訪ねてきました。
栃木県那須町で開催されている大日向マルシェで支援金を募ってくれたとのことで、那須野が原生きものネットワーク代表の飯沼さんも来訪、5人でランチミーティングとなりました。

ランチミーティング
震災支援の話から、それぞれがそれぞれの住む場所で生きる能力をつけることが大事だとの見解に至りました。

明日は建築のための助っ人が長野県から来てくれる予定です。


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ほぞ切りマシン

月とカヌーの7月 2018年7月15日(日)

日中は暑すぎて作業をしていても頭と体が回らない。温度計で測っていないけれど、日陰がないコンクリートの上の温度は・・・・。というわけで今、家の中に入ってこれを書いている。
こんな暑さなので、西日本豪雨で被災され復旧作業に当たっている方々やボランティアの方々、どうぞご自身の体を大切にしていただきたい。
コンクリートの上の気温は・・・
僕たち月とカヌーは、7月中は工房の建築、なんとか屋根をかけるところまで進める予定だ。何もなければ今頃西の方で時間を過ごしていたであろうが、現在の建築作業を始めてしまったため、災害支援は暗くなってから家でできることと2人で話し合い決めた。
この炎天下で建築作業をしていると、材料の木が”ミシ”とか”パキン”とかの声を上げる。これは木が乾燥して変形している音だ。刻み始める前ならばよいのだが、刻み終わった材料は狂ってしまうので、とにかくスタートしてしまった今は「早く組んで屋根をかける。」西日本で汗を流しながら作業をしているみんなのことを思いながら、このことを優先する。
この工房が完成し、自分たちが自分たちのペースを掴み始めたら今よりももっと身軽で素早い動きが取れる。そう心で思いながら。
柱製作
実は、だれか男手を頼もうと思っていたのだが、仲間たちは現在西の方にいて声をかけられないでいた。どうしようかな、時間かかるけれど一人でやるか・・・、でもそしたら遅くなるし屋根掛けまでいけるかな・・・なんて考えていた矢先に見えない存在から見える存在のプレゼント。以前もこちらに手伝いに来てくれたキヨくんが、そんなことだったらと長野から駆けつけてくれることになった。本日も、数日後に来てくれるキヨくんを手持ちぶたさにしないように準備をしているところだ。本当にありがたい。
ちなみに8月6日は今年も広島、その前後で使える時間を今回の豪雨災害の被災地で過ごそうと考えている。オープンジャパンの仲間たちの被災地での活動は下記サイトから。(匠)


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災害 2018年7月8

記録的な豪雨が西日本を中心に降り続き、大きな水害を起こしました。
ボランティア団体OPEN JAPANも情報収集、次の動きに向けて準備をしています。
匠くんはPC前にはりついてサイトの更新、現地で必要となる印刷物のデザイン、事務所と連絡を取り合いとにかく今できることをしています。
現場で動いている人たちのために、今すぐに情報発信することを優先しています。わたしたちのスケジュールもそれにより動きます。
コツコツと
すでに約束していることは予定通りに、その後の予定はしばらくフレキシブルにしておきたいと思います。今回の災害は全国各地で少なからずともみな影響を受けることになるでしょう。できることをできるときにできる人ができるだけ。起きたことから学ぶことは大きいです。(よ)


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