トンボ
沖縄慰霊の日
 2021年6月23(水)

1945年3〜5月、沖縄県民の4人に1人が命を落とした沖縄戦等の戦没者を追悼する日です。沖縄では日本復帰する1972年までは休日でした。現在は沖縄県民の公休日となり、国の機関以外の役所や学校は休みとしています。(はからめ月の手帳より)

戦後76年です。
当時を知る人も少なくなりました。
私の母は1945年8月6日生まれでした。
生きていたら76歳。戦後何年かという数字を見て母の年齢を思い出します。
もう過去の歴史を聞くことはできません。
生きている人が歴史を繋いでいくこと、伝え続けていくことで、それがあったという事実が刻まれます。忘れてしまったら、なかったことと同じです。

沖縄県知事玉城デニー氏の平和宣言の中で、沖縄の言葉うちなーぐちと英語でのメッセージがありました。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1143371.html
わたしたちはたくさんの民族、異なる環境、異なる言語、異なる考えを持ったHuman Beingです。世界の縮図が日本にあり、日本の縮図が沖縄にあるように思えてなりません。

旅立ちの風景
夏至
 2021年6月21日(月)

1年で一番夜が短い夏至、僕たちは大きな湖のほとりのカヌーでしか行けない浜で一晩を過ごした。「カヌーでしか行けない」とはどういうことかというと、持っているものしか使えないという状況に自分たちを置くということだ。
持っているモノ・・・ってなんだろう。それはカヌーに積んできたり身につけていたりする道具だったりと物理的な物もあるが、その物が必要最低限に近づけば近づくほど見えてくるモノがある。それは、その人が裸になっても生きてても死んでても持っている決して落としたり壊れたりしないモノだ。

日暮れの風景
<日暮れの風景>

ここで火を起こせるか。火を起こすために必要な木を見極めることができるか。その木が落ちていなくてもそれを作り出すことができるか。体に入れる水と、その必要がない水の使い分けができるか。その土地の地形を活かすことができるか。風を把握できるか、などなど、「カヌーでしか行けない」ところに身を置くと、自然の摂理を今まで知ろうとしてきたかが一気に問われてくる。
どれもお金を出して手にするものではないし、その説明書や教科書なんてものもない。

夜明けの風景
<夜明けの風景>

僕は、カヌーも含めできるだけ自分で作り出したものを使って、この説明書だらけの世界から少しの時間でも離れるという経験を一人でも多くの人と一緒にしたいと思っている。それが世の中を良くするために僕ができることだと今は感じているからだ。
”原点に帰るため”というよりは、”本質を掴むため”といったほうがしっくりくるかも。世の中はどんどん変わっているのだから”帰る”ところなんかない。帰ろうとするから辛いのかもしれない。

朝の風景
<朝の風景>

というわけで今年の夏至は、全く思っていなかった時間となった。行き先を自由にしていると僕たちに必要な物事が目の前に現れるように仕向けやすくなるのだろう。そしてその意思を掴みやすくなるのだろう。だから何も心配する必要はない、これでいいのだ。 (匠)

世界難民の日
世界難民の日
 2021年6月20日(日)

紛争や人権侵害から住み慣れた故郷を追われ、逃れざるを得ない人たちを難民と呼びます。

2000年に国連によって制定された国際デー「世界難民の日」は毎年6月20日です。

サッカーW杯のため来日していたミャンマー代表の選手の一人が難民認定を申請をしたニュースがありました。先日行われた日本戦で、ミャンマー軍に抗議する意思を示す3本指を立てた行為から「帰国したら命が危ない」と判断、関西空港で搭乗手続きをしたあとの出国審査で帰国を拒みチームを離れました。チームのメンバーや家族に迷惑がかかるかもしれないと、複雑な気持ちを抱えながらの決断でした。ミャンマー代表を離れたのは、ゴールキーパーのピエ・リアン・アウン選手、27歳です。
昨年日本で難民認定されたのは47人、認定率は1%です。
申請してからも審査に1年以上かかるケースもあるようで、日本における難民認定の難しさは以前から問題になっていました。

「世界難民の日」に日本は何をしているのかと調べたら、ウィキペディアに2011年に「東京タワーが国連カラーの青色にライトアップされた」とありました。

他人事ととらえるか、自分事ととらえるか、そのいのちをどう救うのかを救える力のある国が責任を持つしかありません。日本人が難民になることはなさそうに思えますが、可能性はゼロではないと思います。果たしてライトアップ効果はあったのでしょうか。

工房の周り

今日も匠くんは工房へ出勤していきました。
カヌーのフォームのバックボーン(背骨のようなパーツ)の制作。

バックボーン製作

工房に入ると軽快な音楽が流れています。
オーディオとスピーカーがセットされ、環境カスタマイズされています。

夕日が差し込む工房

わたしは鳥のさえずりを聞きながら、気になっていた畑の草取りに着手しました。
草は取っても生えてきますが、取らないと野菜が負けてしまいますので、同じことを繰り返します。小さな実りを日々ちょこちょこと間引いていただくために。
始めた頃は野菜どころか草も生えないような畑だったので、年々土も豊かになってきているのだと思います。取った草はコンポストに入れて堆肥にします。

葉を食べている虫たちは、畑の外に放り投げています。

追い出されても他の場所で生きることができれば、畑に戻ることはないでしょうか。
自然界には国境がありませんから、出入り自由です。
虫たちには生きたいところで生きたいように生きれる自由があります。

スチームボックス
スチームボックス 2021年6月19日(土)

スチームボックスとは、蒸気を送り込んで物を蒸すための箱だ。もちろん何を蒸してもいいのだけれど、この箱は木を蒸すために細長く作った箱。で、木を蒸してどうするのかというと、曲げるのだ。カヌーに使う木のほとんどは曲がったりねじれたりと、補強するパーツ以外は直線のまま使うことがほとんどない。その中、いくつかのパーツはそのまま曲げると割れたり折れたりしてしまうので、蒸気を使って木を蒸して曲げるという技術が確立されてきた。この技術はスチームベンディングと呼ばれるのだが、カヌーだけでなく、椅子などの家具やアート作品など色々なところで使われている。スチームベンディング、ググるとこんな感じ、面白いよ。 →Google検索「steam bending」

なべ部分

箱はスギとマツで作り、お湯を沸かす部分は使っていなかった鍋を加工。

なべ部分

金属加工は結構楽しいし、それができると制作イメージの幅が広がる。

なべ部分

この鍋と木の箱をパイプでつなぎ、お湯を沸かせば箱の中が蒸気で満たされるというわけだ。またこのスチームボックスを使うときに色々話せればと思う。

ちなみに日本の船、和船も曲げるパーツがあるのだが、とても箱に入れるという大きさではない。ではその場合どうするかというと・・・はからめ暦2013年8月1日の記事を見てみてちょ。
はからめ暦2013年8月1日

お風呂小屋の屋根施工
Mission屋根張り。 2021年6月18日(金

朝5時前、まだ夜露の残る屋根の上にいます。
山の影で太陽の日が当たらずに寒いです。20代のときにファッションとして買ったダナキャランのツナギがここに来て役に立ちます。暖かくて作業に快適、やはりツナギは作業着ですね。
手足が凍え、寒さが限界に達した頃にラジオ体操の時間になり屋根から降りました。
あまりにも寒かったので朝食時には薪ストーブを焚きました。

お風呂小屋の屋根施工

朝食後再び屋根の上へ。
アスファルトシングルという一枚ごとのシートを順番に重ね、ボンドを塗って釘で打ち付けていきます。規則性がある単純作業なようでいて、屋根の幅とぴったりにはならないので長さを測ってカッターナイフで切って調整します。
なんとしても今日中に張り終えるため、二人とも相手の手を休めずに役割分担をして進めています。匠くんは屋根周りの金具を加工して取り付け、わたしがアスファルトシングルを張ります。

お風呂小屋の屋根施工

アスファルトシングルは次の段のつなぎ目が同じにならないように、マモノか半分かを交互にスタートさせて重なり具合を調節します。釘で打ちつけるので失敗は禁物。ガイドラインがあるのでそれに沿って打ち付けていきます。切ってボンドを塗って釘で打つだけなら教えてもらえば誰でもできる作業です。

お風呂小屋の屋根施工

過去2回はとても寒い2月にやりました。そのときは寒さでボンドが固まってしまい、お湯で柔らかくしながら使いました。今回は6月の灼熱の暑さでアスファルトに塗ってあるボンドが溶けて、うっかりボンド面を踏んでしまうと足にくっついてしまいます。ハギレの始末やシートの置き方を考えないと足場が悪くなり、屋根の上という限られたスペースでの整理整頓が安全性につながることを実感しました。

お風呂小屋の屋根施工

だんだん日が昇り暑くなってきました。このままツナギでがんばろうかと思いましたが、防寒として着ていたツナギは暑さの中では作業効率を下げるだけでなく危険と判断、地下足袋を履いていたので着替えるのを躊躇していたのですが、もうがまんできませんでした。

ペンキ屋のゆうちゃんがタイベックでできたツナギで作業をしている姿を想像しました。命がけですね。わたしは自分のための小さな作業ですが、ゆうちゃんは高速道路の橋桁の高所作業、みんなのために通気性のないツナギを着て働いてくれているのです。そういう人がいるおかげで高速道路を安心して走ることができる。ゆうちゃんすごい。どうもありがとう。
頭が朦朧とした中で、世の中の働く人たちのことを考えることができました。

お風呂小屋の屋根施工

手に豆ができ、かがんでいる腰と足の裏の痛みでだんだんペースが落ちてきましたが、無事に日暮れ前に張り終えることができました。
二人ともへとへと、片付けるのもやっとでした。
屋根屋さんの仕事はすごいですね。
技術も必要、体力も必要、暑くても寒くてもやり続ける精神力、根性が鍛えられます。

お風呂小屋の屋根施工

『ギケイキ』によれば、源義経は服装によって仕事ぶりを判断していました。
上から、東峰村の水害手伝いで得た笠、インドで購入した通気性のいいブラウス、横浜で母と買った伸縮性の高いレギンス、ワークマンで購入した軍足、和歌山のイマちゃんからもらった足袋。これで作業がはかどりました。軍手が左右違うのは、左手は小さな釘を持つため感度の高い薄いビニール製、右手は金槌を持つため丈夫なゴム製、用途によって使い分けているためです。薄手のビニール手袋は何度も穴があき交換、右手は丈夫な軍手を使っても手には豆ができました。

お風呂小屋の屋根施工

今日は屋根を張り終えたらクタクタで、他の作業はできませんでした。
北海道に住む友人ヒロアキが
「1day 1thing」と言っていたのをよく思い出します。
1日ひとつ、そのひとつができたからよしとして、今日の仕事はこれで終了とします。

お風呂小屋の屋根施工
お風呂の屋根とガンネル。 2021年6月17日(木)

カヌーを愛する田崎瓦店のタサキヒロユキさんが、以前発注させてもらった屋根材を持ってきてくれました。この屋根材はお風呂小屋用です。屋根を張ったのが昨年の9月。いよいよ屋根材を張る時がやってきました。今回は那珂川ステーションのカヌーガイドの桧山さんと二人で一緒にやって来ました。

お風呂小屋の屋根施工

「ここがちょっとトリッキーで…、」
お風呂の屋根の一部が母屋の壁に隣接している作りになっていて、そこの雨仕舞いをどうすればいいのか、タサキさんに聞いてみたところ、
さすが屋根屋さんです。すかさずトラックの荷台を作業台にして鉄板を加工してパーツを作り、屋根に上がって施工してくれました。
「すごい…。自分では思いつかなかった。」
匠くんはタサキさんの技術を見れたことに感動していました。

お風呂小屋の屋根施工

「僕の作った勾配じゃなくて、新しく勾配を作ったんだよ。タサキさんは水の流れる道をみているんだよ。」匠くんがちょっと興奮気味に教えてくれました。
カヌーを愛する瓦屋さんがもう一人います。岐阜で矢島茅葺店を営む矢島祐介さん。
昨年この二人が川旅で出会ったことを嬉しそうにわたしたちに語ってくれました。
カヌーと屋根、どちらも水の流れる道を見るという共通点があることに、今日初めて気がつきました。

お風呂小屋の屋根施工

今日は嬉しいことがもうひとつ。
月とカヌー工房に初めてのお客様、カヌーのパーツ(ガンネル)をご注文いただきました。
今回はパーツのみのご注文だったので、施工はご自身でやられるとのこと。
古くなったカヌーを修理して使えるようにする、そのひとしずくが始まりました。

ガンネルx4本

「カヌー作りの一般募集はいつから始まるんですか。」
工房を案内し、いよいよここでカヌー製作がスタートする様子を見てもらいタサキさんから聞かれました。
「まず一艇、インディアンガールを作ります。そしてそのカヌーに乗ってもらって、気に入ったらそのカヌーを作る、まずそこからです。」
実はまだ誰もインディアンガールに乗ったことがありません。120年前のモデルです。私が見たのは博物館の倉庫でした。乗り心地がいいのかどうか、水の上に浮かんでみなければわかりませんので、まず最初に作ったカヌーで試乗会をします。そこで気に入ったらスタートです。

お風呂に入る

屋根を張っているあいだ、下のお風呂では薪が焚かれお風呂を沸かしていました。お二人に入ってもらうために準備していたので、明るいうちにお風呂に入ってもらいました。
「タサキさん、俺のケータイで撮ってください。」
なんだか高校生みたいに写真を撮りあっている大人を久しぶりに見ました。

明日の朝練は屋根張りです。明後日が雨予報、明日が晴れマーク。
明日は匠くんとわたしの二人作業なので、早朝からスタートして明るいうちに張り終えたいところです。

月とカヌーの工房
森林調査実行中。 2021年6月16日(水)

森の中に10名ほどの男性がやってきました。
工房の前に車を止め、何がはじまるのかと思うといきなりズボンを脱ぎ始めました。
「夕方までここに車を止めさせて。」
作業着に着替えた男性が言いに来ました。
来年以降にこの森の奥の国有林を切るのだそうです。
国有林の伐採は聞いていましたから、その調査に来た人たちだと思って一安心しました。
こんなところに家を建てて住んでいる人がいるのかと思われているだろうな、と言わずともわかりますが、何も聞かれずに用意出来次第すぐに森の中に入って行きました。

森林調査実行中

3時過ぎ、森から戻ってきました。
何の調査をしているのか尋ねると
「ボリュームを量っている。」
のだそうです。まだ終わらず、あと3〜5日はかかるのでまた来るとのことでした。
伐採されるのは私たちの家の東南側の森です。
来年になるか再来年になるのかは、木が売れるかどうかにかかっているそうです。

ところどころに赤いリボン

「今、国内の木は100年に一度あるかないかの好景気なんだって。」
先日珈琲屋さんから聞きました。海外の材が入荷しないので、国内の木が売れているそうです。そういえばホームセンターでも輸入材がなく、同じサイズの国産材が2倍近い金額で販売されていました。ちまたでは木が手に入らずに家が建てられない「ウッドショック」といわれる事態になっているとの報道を見ました。
国産材の金額が上がり需要も増えたので、こぞって山の木を売っている影響で、木の伐採仕事も順番待ちだとか。
「こんなチャンスは100年経たないとないだろうから、売れるうちに売りたいって。」
懸念されているのは、ウッドショックが終わった後に木が余る事態が起こるのではないか、木離れが起こるのではないか、ということです。バブル崩壊期と似ています。
この機会に、安くて簡単に使えた輸入材にたよらずとも、国内の木で需要と供給のバランスを保てるようにできたらいいですね。山で働く人たちのステイタスもあがれば、新しいアイディアやビジネスも生まれると思います。

キャベツ

キャベツの芯から芽が出ていたので、土に植えてみたら葉が育ってきました。
果たしてキャベツになるのかどうか、この新芽も食べられそうですが、しばらく育ててみようと思います。
土があれば食べられる植物が育ち、木が育てば家が建てられます。微生物が古いものを分解して土に還し、いのちの循環が行われています。
土=Earth
地球(にあるもの)を使わせてもらって生きているのですから、地球を大事にしなさいというメッセージを私たちは日々受け取っているのだと思います。
私たちも地球で出来ているのですから、地球を大事にするということは自分を大事にすることにつながります。ということは、みんなが自分を大事にすれば地球が大事にされるということになるのでしょうか。

月とカヌーの工房
ロフト。 2021年6月15日(火)

毎朝匠くんは工房に出勤するようになりました。
ここにはカヌーを作るための機械と道具があります。
棚を作り横浜から持ってきた作業台も設置して、だんだん環境が整ってきました。
家から15m、Door to doorで徒歩30秒くらいです。近いです。
匠の仕事場が出来ました。

工房内の事務所

デスクワークのできる事務所のような匠部屋もあります。
この棚にはカヌー関係の本を置くのだそうです。
自分の書斎、いいですね。
階段が設置され、この匠部屋からロフトに上がることが出来ます。

工房内のロフト

ホームセンターで電気のパーツを購入して取り付け工事をしています。
ライトは横浜の港北にある北欧の倉庫から選びました。
屋根裏部屋っぽくなってきました。

塙町の図書館

図書館に本を返却してまたリクエストしてきました。
塙町出身の金沢彌平さん(享年98才)という方の遺贈金で「金沢彌平文庫」が開設され、寄贈図書として本を読むことができます。ありがたいことです。
とんがり屋根は駅。図書館は駅に隣接しています。

こむすび

早寝早起き、お弁当用に小さな小むすび18個。
レコード鑑賞に誘われましたが、プレーヤーが回らずランチタイムミーティングになりました。

鏡の枠を製作
梅雨入り。 2021年6月14日(月)

久しぶりの雨、関東地方も梅雨入りしたようです。
ここは福島県ですが気候は北関東、ラジオも東京の電波が入ります。

鏡に映るヒョウタンツギ

鏡を設置しました。
後ろの金属の枠を外してタモ材で枠を作り壁に固定、部屋の広さが倍になったように見えます。
友人からいただいたミラクルミラー、購入しようと思っていたものよりもぐっと価値があがりました。大事に使わせていただきます。

OPEN JAPAN

夕方、ZOOMで(社)OPEN JAPANの総会が行われました。
宮城県から熊本県まで、久しぶりに話ができた貴重な時間でした。
いろいろな意見を出し合ううちに、
「年に一度の総会で年間の報告と決議をするのだけでいいのか、」
「会議はもっと気軽に参加できる方がいいのでは、」 との声に
「じゃぁ、気軽に参加できるよう、ZOOM飲み会でもやりますか。」という発言から
「じゃあ幹事やってよ。」ということになり、来月ZOOM飲み会議をすることになりました。

総会では事前に資料を用意して年度報告や予算について、今後のスケジュール等の決議を取ります。必要な議決の時間ではなかなか言い出せないこともあり、アイディア出しや提案、今後の展望などみんなのコミュニケーションをとるために、次回はざっくばらんな飲み会という名の会議をすることになりました。飲まなくてもいいし、飲みたい人は飲みながら参加可能、みんなの本音を話せる機会とコミュニケーションを計ることで見えてくることがあると思っての試みです。予想しなかった展開ですが、新しいことをやってみる必要性を感じました。
言うは易しですが、言い出しっぺが責任を持つという形で日程もその場で決めました。
それがOPEN JAPANとみんなにとっていい方へ向かうと思えば意味があります。

ギケイキ

歴史を学ぶには強烈な新訳の「ギケイキ」。義経記、町田康訳です。
図書館にリクエストして取り寄せてもらいました。
この町には本屋さんがありません。
アマゾンで購入するのが当たり前の生活になってきましたが、町の知的資料として他の人も読むことができたらいいな、と思う本は図書館にお願いしてみることにしました。

ヨモギパン

日々の時間という限りあるものを上手に使えるようにするには、まずやらなくていいことや、やる必要のないこと、やってはいけないことを省いていくことだそうです。
ついやることリストを作って優先順位を決めてしまいますが、やらなくていいことまでリストにあげてしまっていたかもしれません。やりたくないことをやらなくていい言い訳として今やらなくてもいいことをしてしまいがちですが、やるべきことにフォーカスするためには、まず引き算。

今日は旧暦五月五日、端午の節句です。
草餅の代わりにヨモギパン。
なんだかギケイキに影響されているような気もしますが、無駄を省いてシンプルに戻りました。


関連サイト :  OPEN JAPAN 災害支援

土いじりの道具
木と火と土と金と水と。 2021年6月13日(日)

日曜日です。
森の中で暮らしていると曜日の感覚がありません。
テレビはないので、ラジオ番組で曜日を確認するようになりました。

匠くんは毎日木を触っています。
木を加工して棚を作ったり、木を燃料としてお風呂を沸かしたりしています。

お風呂外観

まだ半分露天のお風呂ですが、毎日沸かしています。
マダニに噛まれてから、毎日作業後にお風呂に入ることが欠かせなくなりました。
家の中には料理用の薪ストーブがあります。
一度にたくさんのお鍋を置けるので、お湯を沸かしながら煮物やお味噌汁や炒め物が作れます。燃料は薪なので、木があればお風呂に入ったりご飯を食べることができます。

タイヤ苗

日々土に触れています。
山菜のシーズンも落ち着き、畑からの収穫をいただける季節になりました。
植えなければ育たないので、次の収穫のためにまた植えます。できるかどうか、毎回新しいチャレンジです。できないものや育たないものもありますから、芽吹いてくる食べられる野草にもチャレンジしています。今日はギシギシを食べてみました。ぬめりがあって、丘じゅんさいとも呼ばれるそうです。

薪ストーブに鍋

ストーブもお風呂も鉄で出来ています。包丁やガーデンツール、お鍋もやかんも金属で出来ています。切ったり加工したり、お湯を沸かしたり調理したり、道具によって用途が異なります。使いこなせば道具に愛着がわき、暮らしの必需品となります。道具無くして生活できません。

水

水は山から引いています。
綺麗な水がふんだんに使えるところを探してこの場所にたどり着きました。
飲み水として、生活用水として、好きな時に好きなだけ使えるようになりました。
住まいから200m先の水源近くに1トンのタンクを埋めています。ここより14mくらい高い場所なので、高低差で水道から水が出るようになっています。

当たり前の日常が10年前には出来なかったことなのだと思い起こします。
ここは福島県の山の中。原発からは直線距離で60kmのところに位置しています。
10年の時が流れ、状況は落ち着いたように見えますが根本的な問題は何一つ変わらずにいます。
静かな森の生活ですが、いつ再び同じようなことが起きるかもしれないというリスクを背負っています。このリスクはほぼ国民全員が背負っています。放射能も目に見えませんが、人の力で変えることができる問題だと思います。

エネルギーはこんなにも自然の中に溢れているのですから。

エゴノキ
ただいまランド。 2021年6月12日(土)

二日間で植物は伸び虫に食べられて、畑を見て変化を感じています。植物も虫も毎日成長しています。人も成長しないわけがありません。

棚

工房の棚の引き出しが完成しました。
オーク材の木目がとてもきれいです。
いい材料が手元にあると、作る気分もあがります。

はたけ

少しづつですが、種を蒔いたものが成長し、食べられるようになってきました。肥料も消毒もせず植物の成長するがままにしているのですが、食べさせてもらえるとなるともう少し手をかけてみようという気になります。
「畑の肥やしは人の足音」
同慶寺ご住職の徳雲さんから教えてもらいました。

上手な人の畑を見よう見まねで真似してみることに、防虫ネットを購入してみました。早速設置してみたのですが、やってみなければわかないことだらけで、購入したパーツが間違っていたり足りなかったりで、思ったようにできません。見たものを実際にやってみると、いかに自分の記憶が曖昧だったのかがわかります。だからこそ、考え工夫するという必要性が生じるのでしょうね。

カレンデュラの花

キンセンカとも呼ばれるこの花は咲き続ける期間が長く、数ヶ月かけて一株から次々に花が咲いてくれます。花びらを採取して乾かして、カレンデュラオイルを作ります。キク科の花で薬効があり、肌にいいのだそうです。花びらは色がきれいなので、集める作業も楽しいひとときです。

夕方の光とカヌー

日中の日差しが強くなり、外作業をする時間帯を考えなければならない季節、朝と夕方が黄金時間です。
都会から戻ってくるとリズムを取り戻すのに出かけていた時間分かかるような気がします。田舎だから山の中だから、街と違ってゆっくりと時間が流れているというわけではなく、 速さではない別の時間の感覚が存在しているように感じています。

棚の製作がつづく
ミラー来ル。 2021年6月10〜11日

4時前でも明るくなりました。夏至が近いですね。
早起きして出発準備、一泊二日の横浜へ。
友人の新居を見に行きました。
これからここで自宅兼鍼灸院&スタジオをされるそうです。
そのリフォーム相談を受けたのですが、リフォームするところがないくらい、とっても素敵な一軒家でした。オンラインで相談を受けた時に、家の改修と聞いていたので古いお家かと思っていたらまさかの立派なきれいな豪邸。ここで鍼灸院をされるとイメージしたらいろいろアイディアが涌いてきました。
「この壁をぶち抜こう。」
「ここに窓があったらいいね。」
言うは易し、アイディア出しは楽しい時間です。
イメージができたら形になります。

棚の製作がつづく

住みながら自分たちでリノベーションをする、というのは楽しい出来事です。
家族で家を作る工程を一緒に経験できるのはワクワクする時間だと思います。

友達だから、というのはもちろんですが、なぜ私たちに声をかけてくれたのか尋ねてみました。
「面白いアイディアを出してくれそうだから。」
アイディア出しは大好きですから、それは楽しいお願い事です。
でもきっと一番の思いは、暮らしの中に自分たちで手を入れ気持ちを込めたものを使いたい、ひとつひとつにストーリがあるものと生活をしたいというのがあるのではないかな、と思っています。
「マミが作ったカウンター」とか、「椅子はヨッシーにオーダーしようかな」とか、「匠にぶち抜いてもらった窓」「家族で塗った壁」とかいろいろです。
要は、お金で買えないもの、経験やつながりや思いを形にしてその物語と一緒に生活をしていくということなのではないかな、と想像しました。山の中でシンプルに暮らしていると、豊かな生活とはそういうメッセージあるものの中で生まれていくことを実感しています。

棚の製作がつづく

その夜は匠母もご招待いただき、みんなで夕食を囲みました。
匠実家は人の集まる賑やかな家でしたが、コロナ社会になってから人と集うことがめっきり減ったのでこういう機会にみんなで食事ができるのはとてもありがたいことです。

棚の製作がつづく

「今日が新月だからこの日を選んだの?」
「いやいや、たまたま今日しか空いていなかったんですよ、今日が新月だから今日を選んだって思われるだろうなーと思いましたが。」
「新しいスタートにいい日だよね、」
聞けばこの新居との出会いも経緯もトントン拍子に話が進んだそうです。
「運命的なもの、感じちゃうよね。」
いい流れに導かれている時というのは、ものごとがスムーズに進むものです。
そしてその流れに乗るといろいろなミラクルが起こります。

横浜に来たもう一つの理由に、大きな鏡を買う予定を入れていました。以前見つけて今回購入しようと思っていたものを買いに行ったら、なんと品切れになっていました。そんな話をしたら、すごく似ているものがその友人宅にあり、
「引越し先では使えないからあげます。鍼灸院にある大きな鏡を持っていくので、この鏡は使わないので。」
鏡が品切れだったのにも、友人宅で食卓を囲んだのもにも意味がある、と思わせてくれるエピソードでした。
この流れに乗って、いい鍼灸院&スタジオへの道がスタートしそうですね。

棚の製作がつづく

横浜を出発する前に匠実家の玄関を片付けました。
妹の作業台をいただき、材木を整理整頓。
かなりスッキリ、風通しもよくなりました。ここにもいい流れが訪れています。
マジカルミラークルツアー、次回は8月を予定しています。


棚の製作がつづく
棚作業続く。 2021年6月9日(木)

工房の棚、パパッと作っちゃうのかな、と思ったら、かなり丁寧に作っています。
レールをつけているので、引き出しを作るようです。
「今日も終わらなかった…。」
カヌーやお風呂場や、やることがたくさんあるのに棚作りに時間がかかっているので焦っている様子。
焦らずに、まずは環境を整えること、それが大事です。
ケガや事故を防ぐ上でも大切な整理整頓の棚を作っている過程で、端材や道具が散乱してそれにつまづいて転ぶという本末転倒なこともあります。
作りかけている間も片付けは大事です。

選定したツツジ

素人ながら、ツツジの選定をしました。
山から移植したもの、ご近所さんからいただもの、どちらも育つまでそのままにしておきました。数年そのままにしておくと、山の中では他の植物が絡みついたり草ぼうぼうで近づき難くなってしまいます。やる気を削がないために、剪定ばさみを新調してみました。自分で剪定してみると、まるく刈るのは難しいのだとわかります。

バラの花

2012年のリトルイーグルツアーで麻子さんにいただいたミニバラが咲きました。
いつまでも小さいままなので土地に合わないのか心配しているのですが、こうして咲いてくれると嬉しいです。あのときに一緒にいたよしえさんは旅立ってしまいましたが、こうして花は咲き続けてくれます。植物を通して故人を思い出すことが多くなりました。

くるみの木

「たとえ明日世界が終わりになろうとも、わたしはリンゴの木を植える」と言ったのはドイツの宗教改革者マルチン・ルター。
晶美ちゃんがくれたくるみを植えたら芽が出て3年目に。そろそろ移植先をみつけなければなりません。くるみの発芽率は高いです。そして、驚くことに今年になってまたくるみが発芽してきました。同じ時に種をまいたものが3年という時間差で発芽してきました。植物の種はいつ発芽するのかを自分で決めているのでしょうか。晶美ちゃんはこのくるみの木を見ているでしょうか。
くるみが実る頃私がいるかはわかりませんが、この森が豊かな森になることはわかります。

収穫した野菜

夕方の収穫。
これが今夜の食材です。

ドラッカー読書会
ドラッカー読書会。 2021年6月8日(水)

今日は月に一回のドラッカー読書会でした。
穀菜食堂なばなさんで開催されていた読書会がオンライン開催となり、福島からわたしも参加させていただくことができています。
ファシリテーターの鬼ちゃんは長崎県壱岐島から、主催なばなのひさみさんは兵庫県尼崎市から、読書会では参加されている方々の地域での取り組みなども伺えて興味深いです。
課題図書は『ポスト資本主義社会』。
ドラッカーについて知りたいと思ってからの参加経緯なのですが、読書会という新しいコミュニティで学べることがとても深く、新しい世界、新たな発見でした。
課題図書はドラッカー初心者の私には難解ですが、読書会のおかげさまで続けることができています。
人里離れた山の中で、これから自分は何をどうしていくか、というモチベーションをあげてくれるのがこの読書会の魅力でもあります。

工房の棚を製作中

今日も工房の棚作り。
昨日はホームセンターへ材を買いに行きました。最初に行ったホームセンターには2x材が売っていませんでした。どうやら海外からの木材が入荷しにくみたいで、代わりに金額の高い国産材が売られていました。海外での需要と供給のバランスが日本にも影響しています。国産材の需要が伸びるのはいいことですが、大量に購入する場合、現状ではコストがかかります。今後日本の材木業界にもイノベーションが必要とされるようになるでしょうね。

野草天ぷらそば

外出先で目にしたお蕎麦屋さんを思い出し、お昼は天ぷら蕎麦にしました。
動物性のものはできるだけとらないようにしているので、精進蕎麦です。
ウドの天ぷら、胡麻、ワカメ、ネギ、スギナ塩、ミツバの薬味、ダシつゆは干しいたけと昆布でとりました。
ウドとミツバは山に生えていたものを近くに移植したものが自生しました。
ネギは畑に植えたものですが、山菜や野草のように自生する植物を家の近くに移植するといいです。ウドは場所をとるので都会では難しいかもしれませんが、ミツバは比較的簡単に根付きます。畳一畳のお庭があればたくさんのものを育てることができます。
プランターに野草の寄せ植えなど、マンションのベランダでも育ちます。
季節になると生えてきて、肥料も農薬もいらないものが家庭で採れる楽しみが味わえます。
たんぽぽ、ヨモギ、スギナ、ドクダミ、フキ、ハコベなどはどこにでも生えていると思うので、できるだけ人や車の影響の少ないところを知っておくといいです。

野草の種類

野草を乾燥させて粉にしました。
ハコベは塩と混ぜて歯磨き粉にしました。ハコベは歯茎にいいそうです。ご飯にかければふりかけとしても使えます。
スギナには珪素が含まれていて、カルシウムやマグネシウムなど生命維持に必要な栄養素があります。利尿作用がありむくみを取ってくれます。スギナ茶は健康茶としても知られていますが、私は塩を加えてスギナ塩として天ぷらに添えるのが一番好きです。抹茶塩のような感じで色もきれい、塩分濃度も調整できます。
ヨモギ粉はパウンドケーキに入れてみたらとても美味しかったです。生葉を茹でてペーストにしたものよりも香りが強く、草餅のような香りがしました。ヨモギは血をきれいにしてくれるそうで、ガン予防にも効果的な薬草です。
野草も薬草として用いることができます。自分で薬となるものを作ることができるというのは、楽しんで健康を保つ上でも効果的だと思います。

森の草刈り

晴れと雨を繰り返し、草木が生い繁っています。
私は手刈り派ですが、匠くんは刈り払い機で一気に草刈りをしています。
今日の草刈りの戦利品はタケノコ、これからアク抜きをします。

たけのこ

七十二候では立夏の末候、5月16日から20日頃までを「竹笋生(たけのこしょうず)」の候としています。この頃に出るタケノコは日本原産の真竹です。中国原産の孟宗竹は3月〜4月頃(東北では5月まで)に出回ります。今年はこのあたりでは孟宗竹の終わりと真竹、破竹の始まりが重なっていました。植物の芽生えで気候が変わりつつあるのを感じます。
はからめランドは町より標高が高いので、今が真竹の時期です。タケノコの成長は早いので、うっかり見過ごすと伸びすぎてしまいます。採取時期は数日間、イノシシにとってもごちそうなので見つけたらラッキーというくらいの少ない竹場ですが、あるだけありがたいと思っています。

事務所の本棚
整理整頓。 2021年6月6日(日)

工房内に棚を作っています。
ものの置き場所が定まると作業効率も上がり、ケガや事故の防止にもなります。
工場や作業場に「整理整頓」という張り紙がある意味がよくわかりました。

昨日はマダニに噛まれました。
毎日手で草取りをしているので、草から転移したのかもしれませんが、長袖長ズボン帽子軍手長靴で装備をしているのにショックです。
今日はツナギで作業です。

ニス塗り2度目

昨日に引き続き、工房の扉にニスを塗りました。

<きれいにニスを塗る方法>
@ニスをペイントうすめ液で倍量に薄めます。
A全体にまんべんなく刷毛で塗ります。
うすめ液で薄めるのは、木に染み込みやすくするためです。
B乾いてから表面を軽くサンディングします。凹凸をなくします。
Cニスを原液に近い濃度で塗ります。
原液で塗ってもいいです。ニスは粘性が高いので、塗りにくい場合は少しのペイントうすめ液を入れてのばしてから塗るときれいに塗ることができます。
D塗っている最中に少し離れたところやななめから塗り面を見て、塗り残しや塗りムラをチェックしながら仕上げます。

ニス塗り2度目

木目に光沢が出ると木の色が際立ちます。
この扉、枠は水害支援に入ったお宅で解体された家の梁(ケヤキ材)だったもの、中の部分は廃業される材木屋さんから安く譲ってもらった杉、ヒノキ材で作りました。この木がここまで旅をしてきた経緯を考えながら作業をしていると、単純作業もあっという間です。

モールドの制作

カヌーを作るための型を作っています。カヌーの形をCTスキャンのように輪切りにした型をモールドといい、それを繋ぎ合わせたものをフォームと呼びます。このフォームができると、これに合わせてカヌーの本体が作られます。このフォームがあれば、同じ形のカヌーを何艇も作ることができるというわけです。
奥琵琶湖Wooden Boat Centreで最初に作ったフォームは「Biwako Traveler」。お手本にしていた「Atkinson Traveler」に少しだけ手を入れたので、そう名付けました。
今作っているデザインは「Indian Girl」。100年以上前のモデルです。

壺漬け

イチゴの収穫。
このイチゴは琵琶湖畔に住んでいた時に知り合った小笠原さんのお庭からランナーを分けていただいたもの。滋賀県高島市から福島県のはからめランドにやってきて、自生しました。初夏に咲く花がかわいらしいので、育つがままにしていましたが、ランナーが伸びすぎてきたので昨年整理して友人知人に分けました。これまで数粒の収穫で喜んでいたのですが、今年初めてこんなにたくさん収穫できました。
聞けば、イチゴはランナーを切って毎年植え替えた方がいいのだそうです。
整理整頓は収穫にも影響するのですね。

もみじ

<マダニに噛まれたら>
皮膚に食い込んでいるので、ひっぱってもとれません。
まず、ピンセットとルーペを用意します。
火で炙るといいと言いますが、皮膚にライターやタバコなどを近づけると火傷を起こすので難しかったです。また、炙ってマダニが死んでも個体はとれません。
ルーペで見ながら、ピンセットでマダニをつかみ、ねじりながら取り除きます。簡単には取れませんので、ゆっくり丁寧に行います。無理にひっぱると胴体だけがちぎれて、歯が皮膚に残り炎症を起こします。自分で取れない部分を噛まれた時には誰かにお願いしましょう。

北海道で山歩きをしていた時にマダニに注意してくださいと教えてもらいました。注意方法は長袖長ズボン、皮膚は出さないことだそうです。
今回マダニに噛まれたのに気づいたのはお風呂に入っている時でした。
脇の下に近いところを噛まれていました。引っ張っても取れないし、お湯責めしても取れませんでした。お湯の中で死んだかもしれませんが、個体は皮膚に食い込んでいます。噛まれている時には痛みもかゆみもありません。お風呂から上がってから匠くんにお願いして取ってもらいました。噛まれた患部はその後少し腫れ、かゆみがあります。
北海道でマダニに噛まれてライム病になって死んだという話を聞いたのでちょっと怖くなり調べました。マダニによるウイルス感染症を発症するケースがあります。潜伏期間は2日〜2週間とありました。マダニは草叢や庭、公園などに生息しているそうです。

ニス塗り作業
インディアンガール。 2021年6月5日(土)

100年以上前の話です。
ラシュトン氏によってデザインされた「インディアンガール」と名付けられたそのカヌーは、1910年から20年代にとても人気があったのだそうです。
当時、傾きかけたカヌー会社はインディアンガールの人気で持ちなおすことができたのだとか。

INDIAN GIRLの設計図

2007年、アメリカの博物館の倉庫で「インディアンガール」を見てからその美しさに心奪われました。そして、メイン州で出会ったカヌービルダーローリンから設計図を譲ってもらいました。出会ってから15年の歳月がかかりましたが、今ここでそのカヌーを再現します。

モールドの制作

Wood&Canvas Canoeは100年以上経ってもその形は変わりません。
基本は木と帆布で作っているので(釘や塗料も使いますが)、壊れたら壊れた部分を修理して再生することができます。
例えば、おじいちゃんが使っていた壊れかけた古いカヌーが倉庫に眠っているとします。孫がそのカヌーを見つけ、壊れた部分だけを修理してそのカヌーを使うことができるんです。かつておじいちゃんが乗っていたカヌーとして、 時を超えて100年前の乗り物で旅をすることができるんです。しかも自分で作ったり修理したりできるとしたら、その作業はただのカヌー作りを超えていると思いませんか?
私たちはそういうものを作りたいと思っています。

かつては水辺で暮らすインディアンの生活の道具だったもの、
今は水辺で遊ぶレジャーのアイテム、
水の上に出てしまえば、水を旅するための小舟であることに変わりありません。
あそこへ行こう、ここに留まろう、向こうへ渡ろう、上陸しよう。
人はそうやって旅をしてきたんですね。

壺漬け

保存食とされる沢庵も、日が経つと味が変わってしまいます。
いただいた古沢庵を新しい食べ物に変えてみました。
贅沢漬けとかつぼ漬けと呼ぶみたいです。

沢庵を水に入れて、数日かけて何度も水を変え、塩抜きします。
コツは古い匂いがなくなるまで、根気強く水を変えること。
これを怠ると美味しくない、これを怠らなければ美味しくできます。
失敗と成功を経験しました。

醤油、酒、みりん、鷹の爪、少々の酢を入れて煮立てます。
切った塩抜き沢庵を入れて沸騰させる手前で火からはずして冷まします。
お好みでゆずの皮、ちょっと甘い方が美味しいのでお砂糖などを加えるとかなり美味しさもアップします。

もみじ

昼夜の温度差で紅葉しています。
草刈りが追いつかないほどに草木が繁り、全てが緑色に覆いつくされていきます。


カヌー作りへ再び
カヌー作りへ再び。 2021年6月4日(金)

雨が降っています。
壁材を張り終えたので、お風呂場作業は一旦終了となりました。
まだ塞がっていないのですが、はやくカヌーを作りたいのでお風呂場施工は後回しになりました。
あっちもこっちもですが、生活しながらやれるペースで進めていきます。

キッシュとごまパン

カヌーを作るための型を作るための作業。
先は長いです。
ちゃくちゃくと、一歩ずつ。

ニンニクのオリーブオイル漬け

外作業ができないので、気分転換にパンとキッシュを焼きました。
ドライトマトとスギナのごまパン。
ほうれん草とコリアンダーのキッシュ。
緑色、緑色。

Everlasting is evermore。
Everlasting is evermore. 2021年6月1〜3日

永遠なのか本当か時の流れは続くのか いつまで経っても変わらない そんなものあるだろうか
そんな詩がありました。
変わらないものなんてありません。
すべてが動き続けているのですから。
すべては変化し続けるというこの永遠のサイクルだけが変わらないことなのだと思います。
時は流れ続けます。
わたしたちが時間の中で生きている以上、止まることはありません。
季節は巡り続けます。
太陽が昇り夕日は沈み、1日が終わり1日が始まります。
また新しい月がやってきました。
けれど、去年と同じ今日はありません。
あの人がいなかったり、
あの場所へ行けなかったり、
わたしたちは過去にも未来にも行けません。
今この瞬間を生きることしかできないのです。

ニンニクの収穫

自然のサイクルは待ったなし、人は自然に動かされて時を感じます。

農作物の収穫のお手伝いのお声がけをいただき、町に降りました。
農家さんはすごいです。
種をまき育て収穫し出荷するまでそのいのちを預かるのですから。
いのちの時間には限りがあります。
農作物を見ながら自分の時間を見つめ直すことができました。

お風呂作業

引き続き、お風呂場作業継続中です。
やらなければ終わらないので、やるしかありません。
窓ガラスを入れました。
このガラスは横浜の家で使っていたものです。
処分されるものをもらってきて、いつか使える日が来るのではないかと保管しておきました。
そしてついにその日がやって来ました。

ガラスをはめる

ガラスのサイズに合わせて柱を切りました。
いろいろ工夫しています。

シャワー設置

シャワーを取り付けました。
配水工事をしていないのでまだ使えませんが、だんだんお風呂場っぽくなってきました。

ヒノキの防虫剤

山の生活では朝晩冷え込むとはいえ、もう6月。
衣替えのシーズンです。
ヒノキの防虫材が役に立ちます。
おがくずの方が香りが強く、軽くて柔らかいので不織布で包んで紐をつけてハンガーに吊るして使います。木端はタンスの隙間に入れるのに便利です。

ニンニクのオリーブオイル漬け

ニンニクの季節ですね。
ガーリックオイルを作りました。
みずみずしい新鮮なニンニクは香りが強いのでオイル漬けにピッタリでした。

・ニンニク
・紫蘇の実の塩漬け
・オリーブオイル
・ピンクペッパー

この組み合わせは最高でした。分量も好みで自由自在。

基本はニンニクと塩とオリーブオイル、ここに旬のハーブや鷹の爪など香辛料を入れればオリジナルの季節のガーリックハーブオイルができます。
パンに塗ったりパスタやお料理にも応用できる万能オイル。
季節のものはエネルギーが強く、美味しくて効きそうです。

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