月とカヌー はからめランド
11月の予定。 2021年10月30日(土

11月7日(日)立冬
銀河まつり2021@須賀川市 銀河のほとり
銀河のほとりのWEBサイト
月の暦の販売をします。

11月11日(木)
永遠の祈り@福島市
イベントのWEBサイト
11月12日(金)
永遠の祈り@南相馬市 同慶寺

こちらの音楽祭、奉納演奏に参加しています。
11日のコンサートはご招待です。ご希望の方はこちらの予約サイトまで。

この機会に素晴らしい演奏と舞、音楽とアートをお楽しみください。
わたしたちも会場におりますので、声をかけてくださいね。

11月27日(土)
大日向マルシェ@那須 アワーズダイニングの庭
イベントのWEBサイト
月の暦の販売をします。

柿とムベ
<朝練夜練の手帳用に丸テーブルをもう一台。>

キツツキが木をつつく音が響く森の朝です。
ようやく森時間になじんできました。
秋の光の高さが眩しい、草露がガラス玉のようです。

10月31日(日)は選挙です。
世界をよき方へ変えるために選挙に行きましょう。


月とカヌー はからめランド
ただいまランド。 2021年10月28日(木

旅から戻るとこの森のリズムに慣れるのに数日を要します。自然界の中に入ると、人間の時間とは異なる時間の流れがあるようで、森の時間にシフトチェンジする時間が必要です。
土用の期間でもあり体も気候の変化を感じます。体調の変化や旅の疲れも出てきました。
美しい山の変化を目で感じる季節、モミジが色づきいよいよ紅葉が始まりました。
朝晩冷え込み薪ストーブを焚き続けています。

柿とムベ
<いただいた柿は渋柿でした。ムベという山の果物を知りました。>

天智天皇が「むべなるかな」と言ったので「むべ」と名付けられたという逸話を持つムベ。それ以来献上品となっているそうで、そのムベは滋賀と京都のあたりのものなのだそうです。木津川のほとり笠置にあるカフェCONOKAの師匠が教えてくれました。パティシエのマリさんの作る季節の手作りケーキはどれも美味しいのでおすすめです。

旅から戻って…
旅の間も発送を心がけておりましたが、旅先でのメールの返信が遅くなりご心配おかけした方々もいらっしゃったと思います。携帯電話からのメールへの返信は届かないことがありますので、10日間以上経ってもメールの返信がない場合はお電話でご連絡ください。もしくはご注文時につながる電話番号を明記していただけましたらメールが届かない場合、こちらからお電話させていただきます。
ここは携帯の電波の届かない山奥なので、携帯電話のメッセージは山を下りないと送受信できません。世の中はどんどん便利になっておりますが、田舎生活はまだまだ手足を動かしてモノを運ぶような現実があります。おひとりおひとりにお返事しているので、遅くなってしまってもお許しくださいね。


関連サイト : 躰、環境、人に優しいカフェ CONOKA

月とカヌーも飲んでる、おやこほうじ
あさひやのおやこほうじ。 2021年10月22日(土

木津川を越え山の方へ、奈良県奈良市の友人家族に会いに行きました。
立派な古民家を改修して畑とお茶を育てて家族4人で暮らしています。
みつばちを飼いニワトリを育て、薪を焚いてお茶をほうじる。畑から採れたての野菜をいただける山の生活は、きっと毎日やることが次から次へとやってくるような豊かな営みの中での暮らしなのだと思います。久しぶりに会っても山の生活をしている者同士身近に感じられるのが嬉しいところ。台所には月のカレンダーがありました。お茶と暦が距離と時間を飛び越えて縁をつないでくれます。

あさひやにもはからめ

あさひやの「おやこほうじ」は無農薬栽培のほうじ茶です。空気の綺麗な山の上でひでくんが薪を焚いて鉄のほうじ釜で焙煎しています。香ばしくてやさしい味わい、カフェインなしの無農薬のほうじ茶は体の弱ったときにも安心して飲めるお茶です。ギフトにもよいと思います。
あさひやの女将あすかは匠の同級生、シナプスのようにあちこちとご縁がつながるお月愛です。

あさひやの2人が取材を受けた記事、面白いのでぜひ下のリンクからどうぞ。


関連サイト :  DIG THE TEA (あさひやの記事) ・ あさひやのおやこほうじSTORE

旧暦重用
四万十塾飛び豆ツアー木津川。 2021年10月21日(金

匠が永遠のスタッフを自称する、四万十川で四泊五日のカヌーの旅をガイドする四万十塾。その四万十塾が四万十川を離れて日本各地の川をガイドする飛び豆ツアーがスタートしました。京都の木津川から関東の荒川の絶景ポイント長瀞へ、関東の清流那珂川へと北上していきます。
久しぶりに塾長とーるくんと懐かしいファミリーに会いました。旅立った仲間の話、そしてやって来た仲間との出会い、異なる地でともに時の経過を経験している仲間との時間でした。

エコダイアリー歳時記

とーるくんにお願いして信州の美麻村にあったフリースクール「遊学舎」の吉田比登志さんが発行していた「エコダイアリー歳時記」を貸りてもらいました。1992年、1995年=1999年に作られた読める手帖です。
遊学舎で過ごした時間は思い出よりも経験として刻まれています。


関連サイト :  四万十塾

Wooden Boat Center
満月の水鳥観察センター。 2021年10月20日(木

2006年、旅の途中で出会った新旭水鳥観察センター&Wooden Boat Centerにまた新たな風が吹き始めました。水鳥センター内に「cafe EarlyBird」がオープンしました。
2006年にこの水鳥センターがリニューアルしてからネーネーで4代目となる琵琶湖にもっとも近いカフェです。ファラフェルやテンペなど美味しくて珍しいピタサンドとこだわりのコーヒーが楽しめるお店、ここの売りは何よりも美しい琵琶湖畔の眺めです。 隣には水鳥センターの館長石川くんがいますので水鳥の説明になんでも答えてくれます。木造舟を見たかったら地下のボートセンターへ。ここにはボートセンター館長の俣野さんと一緒に作った木造のカヌー(Wood & Canvas canoe「Biwako Traveller」)があります。予約をすれば俣野さんが丁寧に案内してくれるでしょう。

cafe EarlyBird

かつてここでカフェをしていたときに出会った香さんが声がけしてくれて、この日は満月の集いとなりました。伝統和蝋燭職人として世界へはばたいている大西くん、初代水鳥センター館長村尾さん、当時の市長で現議員の海東さん、まちおこし事業とシェアキッチンで高島市を活性化している白湖さん、音楽家川島さん、今の高島が魅力ある街になってきているのだということが感じられる嬉しい時間でした。
cafe Early Birdとネーネー、素敵なポイントとなる場所ができました。わたしたちもまた琵琶湖に帰って来られたような気持ちになり嬉しいです。
琵琶湖を訪れたらぜひお立ち寄りくださいね。(現在は土日営業、営業日時を事前にご確認ください。)


関連サイト :  新旭水鳥観察センター

TSUKI ACADEMY
月とカヌーの暦の話。 2021年10月17〜19日(木

月の暦の紙の原料の故郷、琵琶湖にやってきました。
3日間、長浜のTSUKI ACADEMYさんの講座で暦の話をさせていただきました。

暦を通してこの世界の謎を解き、ご自身の生き方への指針としていただけましたら幸いです。

長浜の縄

暦でつながる友人たちにも会いに行きました。
長浜の縄、こちらは美味しいお酒と食事とグッドミュージックの流れる素敵なお店です。東京恵比寿にお店があった頃からのお月愛です。
彦根に住む友人とは十三夜を過ごしました。

楽しい出会いと再会は、琵琶湖の水のように深く大きな繋がりを感じさせてくれました。


関連サイト :  TSUKI ACADEMY ・ 長浜の縄

旧暦重用
旧重陽の節句。 2021年10月14日(木

旧暦9月9日は5節句のひとつ、旧暦の重陽の節句です。陰陽思想で陽数の極である9が重なるめでたい日といわれます。菊の花が咲く時期であるため、菊の節句とも呼ばれています。
七十二候でも「菊花開(きくのはなひらく)」の候、はからめランドでも菊の花が開花しました。
この時期はご注文いただいたカレンダーと手帳の製作時期でもあります。まさに暦を通して季節を知る、を実感しています。

はからめ月のカレンダー

暦を手にしてくださった方々からメッセージをいただき、とても嬉しく製作の励みとさせていただいております。感想や近況報告、そして個人的なエピソードなど、このカレンダーと手帳が暦としてだけではない使われ方をしていることを感じています。
このカレンダーはご縁をいただいた方々のつながりの中で販売させていただいております。
お取り扱いいただいている方々から送っていただいくエピソード、1年に1度だけ連絡を取り合うお付き合い、イベント出店での出会いや偶然など、カレンダーを通してコミュニケーションが生まれるきっかけになっていることがあります。カレンダーを購入しにお店に足を運んでくださった方々が店主とひとことふたこと言葉を交わしてくださっていること、暦という使われ方ではない何かが生まれています。
このカレンダーは、使ってくださっている方に素敵ないいことがあればいいな、そう思って製作しています。それが毎月の絵やメッセージを通して伝わっていくこともあるようです。
受け取っていただきありがとうございます。そのメッセージはあなただけに響く、だから受け取っていただけてとても嬉しいです。
こよみは日読みであり、己読み、個読み、弧読みであります。
大きな自然のサイクルを読み、己自身を知るための個人的な気づきでもあると思っています。
この暦を手にしていただきありがとうございます。
2022年、素敵なメッセージが届きますように!

むかごカヌー
10月の予定。 2021年10月6日(水

10月になりました。
山の木立も少しづつ色づき始めました。
あちらこちらで稲刈りが始まり、黄金色の田んぼが一枚一枚大地へとかえっていく様子が季節を感じさせてくれます。当たり前のように繰り返されるこのサイクルこそが美しい営みです。

今年漬けた梅干しの樽を開けてみました。赤紫蘇でほんのり色づいています。毎年同じように作っても梅の状態や土用干しのお天気、赤紫蘇の分量などで違いが生じます。今年の梅干しはどんなかな、樽を開ける楽しみの瞬間です。梅のいい香りとともに、そろそろ新米が出始める頃だなぁと思いをめぐらします。塩むすびもいいですし、梅干し入りもいいですね。

はからめ月のカレンダー

今年もTsuki academyの10月の講座の講師を務めさせていただきます。生徒さん、卒業生の方々へ向けてはからめ月の暦をベースにこよみの話をさせていただきます。
17日は一般の方々のご参加ができます。お近くにお住いの方でご都合よろしい方はぜひこちらの会へいらしてくださいね。

10月17日(日)
10時〜15時
参加費5000円
別途食事代1500円(要予約)
https://www.facebook.com/events/425539235091303

10月12日予約締め切りですので、お申し込みはお早めに。

毎年この時期に行なっている暦のお話会、今年はTsuki academyさんの講座のみとなります。
今期は暦の話会ツアーを1年間お休みすることにしました。

今年の秋は山の手入れとカヌー製作に時間を使うことにします。
秋冬に手入れをしたい山の木々、ここ10年くらい忙しさを理由にできずにいました。自然のサイクルは毎年同じように訪れますが、自分たちがそのサイクルに乗らなければ毎年過ぎ去ってしまうもの。時は待ってくれませんし元に戻すこともできないので、こちらが自然のサイクルに合わせることにしました。
フォームを作りかけてストップしていたカヌー製作も再開したいので、秋冬は山で過ごす時間を多く作ることにしました。
お話会を楽しみにしていた方々へは、ちょっと休憩をいただき1年間お待ちいただければと思います。
暦の製本は日々行なっておりますので、カレンダーや手帳を通して次の1年、どうぞよろしくお月愛くださいね。

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