あやめ
梅仕事
 2022年6月27〜30日

七十二候では夏至の次候「菖蒲華(あやめはなさく)」、菖蒲の花が咲き始める頃です。
5月頃にあやめが咲き順にカキツバタ、花しょうぶと続きます。
「いずれあやめかかきつばた」 とは、どちらも美しく区別や優劣がつけ難いことのたとえ。あやめかカキツバタか花しょうぶか、パッと見て違いを見分けるのは難しいですね。英語ではすべてアイリス(iris)というそうです。

梅

「梅の木2本、梅取らずにとっておいているから。」
昨年梅をいただいたお家の梅が今年は裏年とのことで、管理されている梅林の梅の木を2本、私たちのために残しておいてくれました。長年梅探しをしていましたが、こうしてご連絡をいただけるなんてありがたいことです。

梅

暑さ対策で4時起きして出発、5時から2人で梅取り作業。
きちんと手入れされている梅林で、背の高さでもぎ取ることができました。梅の木の選定など知らないとぐんぐん伸ばしてしましますが、こうやって背の高さで育てると収穫がしやすいのですね。
さて、二日ほど追熟させてからいよいよ梅仕事です。

コスモス

壱岐のオンラインドラッカー読書会に体験参加させてもらいました。なんと、ファシリテーターのオニちゃんから「読まずに参加OK」と伺い、課題図書を入手せずに聞かせてもらうことに。学びたいと思うところに門戸が開かれているのはありがたいことです。

OPEN JAPANの総会もオンラインで開かれました。みんなでコミュニケーションがとれる貴重な時間です。今回はできることは今すぐにやる、という有言実行を本当に今すぐにやることにしました。オンライン会議が終わってすぐに段取りして夕方には見積もりをとるところまできました。OPEN JAPANの手ぬぐいを作ります。

Art Van虹

関東では梅雨が明け、北関東寄りのはからめランドも暑い日々が続いています。
外仕事より優先しなければならないカレンダー仕事。ここ数日はほぼ缶詰状態で絵を描いています。旅の準備もしなければ。あと何日ある、あと1日ある、あと半日ある…。
久しぶりの遠出、完成したカヌーを積んでの旅です。出発前にやることがたくさんありますが、すべてを終えることはできません。あとは旅の間のイメージトレーニングと旅から帰って来てから集中してがんばります。

HIROSHIMA
沖縄慰霊の日
 2022年6月23日(木)

1945年3〜5月、沖縄県民の4人に1人が命を落とした沖縄戦等の戦没者を追悼する日です。沖縄では日本復帰する1972年までは休日でした。現在は沖縄県民の公休日となり、国の機関以外の役所や学校は休みとしています(はからめ月の手帳より。)

77年が経過し、戦争を覚えている人は年々少なくなっていきます。
4人に1人が命を落とす、4人家族だったら誰かが戦争で亡くなっているということです。子どもかもしれない、親かもしれない、恋人かもしれない。誰かが亡くなっても、その怒り哀しみを向ける先は敵国でしょうか?歯向かえば自分も殺されます。国でしょうか。どんなに怒り哀しみをぶつけても何も元どおりにはなりません。もしも時間が元に戻せるのなら…。

上の写真はアメリカのイラク戦争に対して、新聞やメディアに意見広告を出すために人々が広島に集まったときのものです。2003年3月2日、広島の中央公園に集まり、「NO WAR NO DU!」という人文字を作りました。DUとはDepleted Uranium劣化ウラン弾のことです。核爆弾を落とさなくても劣化ウラン弾を使えば被爆者を出します。
あれから20年、被爆した子どもたちは今どうしているでしょう。

NO WAR NO DU

もし時間がもとに戻せたら何をしますか?
大切な人との時間を大事にする。
やろうと思っていてやっていなかったことをやり遂げる。
そのときに選択したあやまちをやり直す。

未来から見たら「時間が元に戻せる」のは今。
他国を止めるためには、まずは日本からです。
選挙が始まりましたね。


Indian Girl 進水式
夏至・進水式
 2022年6月21日(火)

僕たち月とカヌーの1艇目のカヌーが水に浮かぶ日がやってきた。夏至に合わせて進水式が行えるように、とはいえ完成したのは前日。すべてはうまくいっている。

Art Van福寿走

1年前の夏至の日、流れに乗ってたどり着いたのが猪苗代湖のとある浜。静かで良いイメージがあったので、1年後の今日もその浜で進水式をしようということになった。カヌーを車に積んで目指すは猪苗代湖のほとり・・・の前に、銀河のほとりでお昼ご飯。すると銀河のほとりに小さな美術館「Art Van福寿走」がやってきた。なんだそれは・・・下にリンクを貼っておくのでご覧になっていただくのが早いと思う。

Indian Girl 進水式

銀河のみんなと別れて猪苗代湖へ。その浜は誰もいなく昨年の夏至と同じく静かだった。今日はここで2人でのんびり過ごしながら進水式。

Indian Girl 進水式

初めて水の上に浮かぶ瞬間は色々な思いが混ざり合う。
まずはふたりで乗った。「いいね」「いいね」
次はひとりで乗った。「んん、いい」
よし子もひとりでのった。「すごくいいんじゃない・・・」
いいカヌーだなと思った。思えてよかった。

Indian Girl 進水式

ちょっと乗ってくる、っていうのが何回か。よし子は携帯で慣れないことをしているらしい。

進水式の夜

何時だかわからないけれど暗くなってきたってことは結構な時間なんだなと、焚き火でご飯を炊く。僕たちはどこへ進むべきなのか、どこへ進んだら少しでも多くの人が喜ぶのか、1艇のカヌーを目の前に理想という現実の話がつづく。

となりの浜へ

朝は砂浜で石を拾ったり、カヌーで他の浜に行ってみたり、ただただ自由に時間を過ごした。

さざえ堂

そして猪苗代湖のほとりから離れ、サザエの螺旋をぐるぐる。

菜食カフェ「ametsuchi」

お昼は以前銀河のほとりで働いていたマメちゃんが立ち上げた菜食カフェ「ametsuchi」でランチ。なんとたまたまこちらも以前銀河のほとりで働いていたメグちゃん夫妻が時同じく来店。

ついに月とカヌーが始まった。

楽しい時間を過ごし、帰り道に立ち寄った温泉の名は月光温泉。ついに月とカヌーが始まった。



関連サイト : 銀河のほとり ・ Art Van福寿走 ・ 菜食cafe ametsuchi

ステムバンドを取り付ける
カヌー完成。
 2022年6月20日(月)

シート、ヨーク、スォートを取り付け、あとはステムバンドをつけるのみです。
そこへ突然、お隣町から石巻と横浜で活動しているという女性二人を連れてお客様がやってきました。

K2 International

「いいところに来たな〜。」
ちょうどパンとケーキを焼いて準備をしていたところでした。プチ前祝い?です。
お二人からお話を伺うと、横浜や石巻などに拠点を置いて若者の自立就労を支援する活動をしているそうで、今はそのワークキャンプで矢祭町に滞在しているとのこと。石巻に事務所のあるOPEN JAPANのパンフレットをお渡ししました。いつかどこかで繋がりが生まれるかもしれません。

カヌー完成

日が暮れる前にステムバンドを取り付けました。
これでカヌーができました。



関連サイト : K2 インターナショナルグループ

シートを編む
シートを編む。
 2022年6月18日(土)

カヌーのシートをどうするか、かなり長いこと考えていました。
ここまできて既製品を使うというのはなしなので、そうなると自分で作るしかありません。
シートの枠は木で作りましたが問題は枠の中、座る面をどうするかです。
通常は籐や紐で格子型にされたものが主ですが、劣化も早く見た目もイマイチ、さてどうするか。
アメリカで見た特別なカヌーにつけられていたシートがすごく素敵だったのをずっと考えていました。丈夫な紐で細かく編み込まれた手作りのシートで、スノーシューの編み方にも似ていました。
まさか、あれを…?
匠くんは撮ってきた写真から数日かけて編み方を解読し、設計図を作って編み始めました。
はじめてのチャレンジ、複雑で細かい編み作業です。

とりあえず完成

カレンダーに用いているヨシ紙の金額が上がると連絡がありました。
原料は国産、琵琶湖水系に生えているヨシという植物です。何の影響か、ものが値上がりしていくこの時代。そのうち手に入るだけでもありがたいというような日が来るのでしょうか。

戦争はロシアとウクライナの間で起きているのでしょうか。戦闘はロシアとウクライナ間で起きているかもしれませんが、戦争を作り戦争を維持しているのはロシアでもウクライナでもありません。
兵器を支援し続ければ戦闘は終わらないし、制裁をし続ければ平和がおとずれることはありません。日本は参議院選挙に向けて政党が選挙活動をしています。国の動向を左右するのが政治だとすれば、今回の選挙は今後の日本に大きく影響を及ぼすことになります。

はたけの様子

カレンダー作業の合間に畑の草取り。
あっという間に緑が濃くなりました。


アウトサイドガンウェルをつける
アウトサイドガンウェルをつける。
 2022年6月17日(金)

地道にカヌー製作を進めています。
カヌーの縁(ふち)の部分をガンウェル(ガンネルとも)といいます。ウッド&キャンバスカヌーの場合2種類のガンウェルがあり、製作の初期段階でつけるのがインサイドガンウェル(内側のガンウェル)、そして製作の最終段階でつけるのがアウトサイドガンウェル(外側のガンウェル)です。

アウトサイドガンウェルをつけた後はサンディング

今日はアウトサイドガンウェルをカヌーにつけ、サンディングで整え、だいぶカヌーらしくなってきました。サンディング後ニスを塗って乾かします。

ニスを塗る

あとは、ヨーク、スウォート、シート、ステムバンドといったパーツをつければ完成です。


巣立つ前のキセキレイ
巣立ち、ハナリンオフィス、カヌー&カレンダー製作。
 2022年6月15日(水)

家の壁際に巣を作っていたキセキレイの雛が巣立ちました。
まだ小さいと思っていたので驚きです。朝、写真を撮ろうと匠くんがカメラを向けた瞬間に驚いた一羽が飛び立ちました。その後、スズメバチに驚いた一羽がまた飛び立ち、まだ小さな雛が2羽残っています。全部で4羽いたのですね。小さな巣の中でもぞもぞしていたので何羽いるのかわかりませんでした。
親鳥がしきりに屋根の上で鳴き続けています。

ハナリンオフィス駐車場

午前中、白河にあるハナリンオフィスのオープニングセレモニーに伺いました。(写真は広い臨時駐車場いっぱいに埋まった来場者の車)
ハナリンさんはマクロビオティックやこの世の真実、スピリチュアルな世界に詳しく、お話会などを通してたくさんの人に気づきを与えています。「福島ロハス計画」としてこの度白河に社屋を建て、これからさまざまなワークショップやセミナーを開催されていきます。その社屋の場開きとして、能登から三輪福さんをお招きし、巫女舞のセレモニーを行いました。太鼓は豊嶋渉さん。ハナリンさんとご縁のある出店者の方々、たくさんのご友人たちがお祝いにかけつけていました。
白河に素敵な場所ができました。これから福島から全国へ、たくさんのメッセージが発信されていくことでしょう。

カヌー製作

帰ってくるとキセキレイの巣は空っぽでした。きっとみんな無事に巣立つことができたのだと思います。これでわたしたちも安心して出かけることができます。雛が生まれてから心配で、外出せずに毎日様子を見守っていました。これで心配事がなくなりました。ああよかった。

暦製作

カヌー製作と並行して月のカレンダーの製作も進めています。
カレンダーの発売日は毎年中秋の名月を目標としています。今年の中秋の名月は9月10日です。

紙の製造業者、紙の販売業者、紙の印刷業者さんの力をいただいて形にし、完成したものは販売者さんの手を通って使い手さんのところに届きます。わたしたちはデザイン・製本、そしてお手元に届くまでのこの流れをスムーズに楽しく進めるように舵取りします。
カレンダーがみなさまのお役に立てますよう、この世界がもっと輝いて豊かなつながりを感じられますよう、2023年の月の暦、ただいま製作中です。


塗装(3回目)
3度目の塗装。
 2022年6月12日(日)

Wood&Canvas Canoeに3度目の塗装を施しました。
刷毛でペンキを車の塗装のようにピカピカに塗るのは難しく 、刷毛目が残ったり線が出てしまいした。サンディングをして凹凸跡を削ってまた塗って、試行錯誤しつつ、どれだけ日常生活には綺麗なもの、均一なものが溢れているのかを考えました。プラスチックや量産された工業製品にはいびつなものや手作業の跡があるものは何一つありません。人が作ったものはどんなに整えられたガラスや陶器の作品でさえ、作家の手が感じられます。さて、カヌーという乗り物に手作り感は必要あるのでしょうか。
そんなことを考えながら、どんなにピカピカに仕上げても一度川旅をしたら傷や使用跡は残るのですから、あまりストイックにならずにこれでよしとしようと決めます。

次の製材

塗料が乾くまでに1週間ほどかかります。その間にパーツを仕上げて次の準備にとりかかります。2艇目を作るための材料の準備です。材木は切ってすぐには使えないので、今から製材して乾かしておく必要があります。アメリカのメイン州で訪ねた工房ではカヌー製作の1年以上前からガンウェルをストックしていました。
国産の杉材を製材してみて、節なしの使える部分が足りないことが判明しました。 ほとんどが使えないまま残ります。
「もったいないなぁ。使えない部分の木をどうするか…。」
そうやって使えないものをストックしていくとものが溜まっていきます。かといって今カヌー以外のものを作り出したら本末転倒、やるべきことはカヌーを完成させることですから。

格言

これはいいアイディアか。
廃材と廃塗料でなにやら看板のようなものを作っています。捨てるものもデザインと工夫次第で活かせればいいですね。

お米パン

お米でパンが焼けるのか試してみました。
小麦で作るパンとは材料も作り方も異なり、うまくできるのか不安でしたが、なんと、ふかふかのパンが焼けました。すごい。材料はお米ですが、出来上がりはご飯ではなくパンになりました。


ニスを塗ります
入梅。
 2022年6月11日(土)

毎日雨が続いています。
今年は梅雨入りが早く、気温も低い日が続き気候の変化を感じています。

月のカレンダーの製作もすすめています。
頭の中から実際に形にしていく前段階まできました。
2023年のものを今作るのですが、未来のことを考えるというよりも今のことから未来を見るというような感覚です。

雨が止んだら外仕事、 草むしりをしながらこぼれ種で芽生えたコスモスを移植中、こつこつとコスモス畑を作っています。
デスクワークと外仕事のバランスをとりながらイメージを形に起こしていきます。

ヨーク、スウォート、シート

カヌーの内側をサンディングしてニス、ついでにヨーク、スウォート、シートなどのパーツにもニスを塗ります。

バラが咲いた

2012年リトルイーグル東北ツアーでアリシア・ベイ・ローレルと海老原よしえさんのライブを開催したときに麻子さんからいただいたミニバラが咲きました 。
花を見て友を想う、植物を通して感じることが多くなりました。

キセキレイのヒナたち

キセキレイの雛が孵って、親鳥がひっきりなしに餌を運んでいます。親鳥が窓越しにわたしたちの様子を伺っています。野生の鳥にとって人間とのコミュニケーションはどういう感じなのか気になります。ひとつひとつの行動を見て想像するしかないのですが 、私たちの気を引いていることは明らかです。1階の窓辺にいれば一階に、2階いれば2階の窓越しにやってきてさえずっています。雛を天敵から守って欲しいということなのでしょう。


雨が続きます
2度目の塗装。
 2022年6月6日(月)

1度目の塗装を施したカヌーをサンディングして凹凸をなくし、2度目の塗装をします。塗料が乾くまでに1週間程かかりました。
前回塗装後に小さな虫が飛び回っていたことを考慮し、虫の活動時間前の早朝に塗装をすることにしました。森の生活では季節ごとにいろいろな虫たちが活発に活動します。軒下にはスズメバチが巣を作り、扉や窓を閉めていてもアリはどこからか入ってきます。昨日は草取り中に今年初のブヨにやられました。

塗装2回目

昨日今日ととても寒い日で、前回と同じ濃度で作った塗料が硬くなっていて塗りにくいことが判明しました。塗装一つの作業をとっても、季節、気温、湿度に加えて虫の活動まで考慮しなければなりません。森の暮らしは自然の変化とともにあります。こちらが自然から学ばなければ何一つうまくはいきませんが、自然から学べば人間の力の及ばない恩恵を受けることができます。この考え方は実にシンプルです。

芍薬

「立てば芍薬座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
美しさに形容されるほどに、迫力のある芍薬の花です。
バラのようと言われますが、バラとは異なる独特の香りがします。

ストロベリーフィールズ

5月に咲く花も可憐でかわいらしく、鑑賞用としても楽しませてもらっているいちごが実をつけました。赤くなったいちごを摘むのは楽しい作業です。土地があるならぜひいちごを植えてみては。ランナーが伸びて手入れが大変だからと「いちごは植えるもんじゃない。」という人もいるようですが、花はかわいいし実は美味しいし、手入れを怠っても多年草なので自生してくれます。strawberry fields foreverです。放置された空き地に植えればみんなが自由に食べられていいのにな、なんて思います。
都会でも田舎でも、土があるところには食べられるものを植えればいいのに、といつも空きスペースを見て思っています。誰が管理するのとか難しいこと言い出す人がいるとできなくなってしまいますが、小さくでも自分で収穫できると食料を得られる以上の喜びを感じることができると思います。合法的に市民農園というものもありますが、お金を介さなくても自由に土に触れられる環境があると自殺率も鬱率も下がるのではないでしょうか。
インディアンの考え方、「大地は誰のものでもない、切り売りするなんて母親を切って売るようなものだ。」との意味を理解できる人はどれくらいいるのでしょうか。
いちごの苗が欲しい人には無料で差し上げます。会うときに言ってください。持っていきます。(秋のお話会などで出かける機会がありますのでそのときにでも)。
(送るのはなしです。生き物を送るのは大変だし、送料で苗が購入できるのでお近くのホームセンターなどで見つけてくださいね。)


アップサイクル・一筆箋
アップサイクル。
 2022年6月3日(金)

リサイクルという言葉は誰もが目に耳にしていますが、アップサイクルという言葉を聞いたことがあるでしょうか。
アップサイクルとは、「本来であれば捨てられるはずの廃棄物に、デザインやアイデアといった新たな付加価値を持たせることで、別の新しい製品にアップグレードして生まれ変わらせること。」をいいます。
素材を原料に戻して再利用するリサイクルとは異なり、素材をそのまま用いることで分解するエネルギーを減らすことができ、別の製品として生まれ変わらせることでその製品の寿命を長くする可能性があるとして、持続可能な社会の取り組みとして、バッグや服などに商品化されています。

アップサイクル・一筆箋

わたしたちのアップサイクルを紹介します。
はからめ月のカレンダーに使用しているヨシ紙で作る一筆箋です。こちらは印刷過程で生じてしまうヤレ紙を用いています。インクは載っていますがまだ一度も使われていないその紙の裏に新たに印刷を施し、一筆箋として生まれ変わらせました。デザインも豊富、これまでの過去のカレンダーのイラストからお好きなものお選びいただき、ご希望のものを作るというオーダーメイドで、1束32枚で500円で販売しています。こちらははからめランドで印刷、裁断しています。

月とカヌー・リサイクル一筆箋の販売ページへ

アップサイクル・編み物マット

お金をかけずに真似できるアップサイルを紹介します。
着なくなった洋服や使わない生地で作る織物、編み物です。
布地を切って紐状にして鍵棒で編んだり、木枠を作って織物風にしたり、マットやカバーなどオリジナルのものが作れます。
これは伊豆にあるPeace Schoolを主宰しているLisaから教えてもらいました。
不用品がオリジナルの新しい作品になるという楽しさも味わえます。

ちなみに、着なくなったTシャツをウエスにするなどの再利用はダウンサイクルと呼ぶそうです。

アップサイクル・紙バッグ

服の次はバッグに挑戦。
南伊豆で出会った人のお宅で拝見した米袋のアップサイクルからヒントを得て作りました。
米袋を裏返して、ついていた紙紐を編んで持ち手にしてみました。
お米を入れる袋は紙でできていますが、二重になっていてとっても丈夫、何度も使用できます。
友人は色を塗ったり。紐をつけてリュックにしたりと工夫していました。

素材を生かしてデザインやアイディアでアップサイクル、捨てる前にもう一度生まれ変わらせてみるのはいかがでしょう。


ユンボ修理
まさかの…。
 2022年6月2日(木)

お隣さんから連絡があり、道の入り口に砂利が届いたとのこと。どうやら砂利業者が最後の1杯(4トンダンプ1杯)の砂利を遅れて運んできたようです。

匠ユンボは壊れてしまったし、ダンプも仲間も帰ってしまった、困りました。
砂利敷きは無事に終わったと思った矢先の出来事です。
とにかくなんとかしなければ。
まずユンボの修理です。今までお願いしていた修理屋さんが高齢化により頼めなくなってしまったので、重機メーカーのコマツに連絡をしました。奇跡的にすぐに出張で来てもらえたのですが、 残念なことにユンボは治りませんでした。でも技があって、なんとか使えるようにはしてもらえました。 まずこれでひとつ解決です。

砂利作業再び

そして午後からは二人で軽トラからスコップ手作業で砂利をおろします。
敷き足りなかったところや気になるところに撒いて6往復ほど。手に豆ができましたが、日暮れとともに無事作業を終えることができました。これでもうひとつ解決。

さすがに日が暮れてしまい、薪でお風呂を沸かしている余裕はなく、久しぶりに温泉に行きました(匠は2日ぶりですが)。帰って来てから「これはいったいどういうメッセージか。」というテーマで話が続きます。話し続け考え続けることで答えを導き出すことができました。

砂利作業再び

毎日何かが起こります。
これが今の日本の、世界の状況なのでしょう。
世界の縮図が自分たちの世界の中にあります。
そこに気づけばどういうこが起きているのか、どう対処していけばいいのかがわかります。
やはり選択と決断、自分を信じること、それに尽きると思います。

柿の葉

人生には3つの坂がある、と言った人がいました。
登り坂、下り坂、そしてまさか。
まさかは思いもかけず予測なしに起こります。
今回はそのまさかを経験しました。


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