月とカヌーのやじろべえ
水星逆行 
2022年9月28〜29日

占星術では、9月10日から10月2日まで、水星の逆行によりコミュニケーションやスケジュールにイレギュラーなことが起こりやすいといわれています。これまで特に意識していませんでしたが、今回はその影響を受けているのかと思えるほどに予定外の出来事が続いています。

ドラッカーの教えによれば、予期せぬ出来事がイノベーションの機会であるといいます。予期せぬ成功、予期せぬ失敗、予期せぬ出来事、予期せぬ客、その予期せぬことの中に変化の機会があり、それに気づくことが大切であるとしています。
通常、頻繁に起こる予期せぬ出来事は心に余裕がなければ受け止めにくいものです。予期せぬ出来事を肯定的に受け止める気持ちが持てるようになれたのはドラッカーのおかげといえます。

何が起こっても大丈夫

考えてみればハプニングの授業を教えてくれた芸術家のSusumu Sakaguchiさんからも、ハプニングを楽しむような精神性を学ばせていただいたように思います。

起こることすべてに意味があるのであれば、この予期せぬ出来事も意味がある現象として現れているのだと考えられます。

いつも考え過ぎてしまうくらい考えてしまうのですが、この世は考えてわかることばかりではなく、わからないということがわかった、という世界でもあります。あるがままを受け止めるということが自然な状態なのかもしれません。

ランチ

お隣町から友人が来て楽しいランチタイム。
美味しいパンに合わせたお惣菜のはずが、なぜか梅干し酵素玄米ランチになってしまったという予期せぬ出来事も。
友人をお見送りした5分後に突然の友人来訪。予期せぬ来客、手帳を縫いながら夜中の2時まで話しました。
この数週間の出来事は水星逆行の影響と受け止めています。

水星はコミュニケーションや通信機器に影響を及ぼすといわれている惑星です。いつもとは違うコミュニケーションが訪れたり、スマホやPCの調子に変化があることも起こるかもしれません。
人も星の影響を受けて生きているのだと考えれば、住む世界が宇宙規模に広がります。



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彼岸花
秋分、新月、彼岸明け 
2022年9月23〜26日

二十四節気の秋分です。

秋分の日は太陽が真東から昇り真西に沈み昼夜の長さがほぼ同じになり、この日から夜が徐々に長くなっていきます。「先祖を敬い、亡くなった人々をしのぶ」趣旨の国民の祝日です。(はからめ月の手帳より)

9月の大型連休をシルバーウィークといいます。敬老の日を意識して名付けられた訳ではなく、5月のゴールデンウィークに対してこう呼ばれています。

祝日にやっている郵便局まで行き、暦の発送をしてきました。2つある窓口は並んでいて、祝日でも郵便を出したい人たちがたくさんいるのだと知りました。列が長くなり続けるせいか郵便局員さんがすごく焦っていて、貼ってある切手に気づいてくれず、「これ切手貼ってます、」と伝えると「きれいだから切手だと思いませんでした。」と言っていたのが印象的でした。

切手

これまで郵便は土曜配達や翌日配達をしてくれていましたが、ゆうパック等を除く普通郵便は時間がかかるようになりました。連休が挟まり台風の影響もあるせいか、到着まで時間がかかることがあります。海外への郵便物も今までのように受け付けてもらえないところもあり、配達してもらえるだけでもありがたいことで、当たり前だったことが有難い世界になりつつあります。

かぼちゃのツル

彼岸明け、天秤座の新月です。
新月仕上がり、新月発送でこよみをお届けします。
世の中にはたくさんの情報があふれています。
どの情報をキャッチするか、またそのタイミングに注意してみるのも何かの気づきを与えてくれます。



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手帳の説明ページ
社日 
2022年9月22日(木)

雑節の社日です。

春分と秋分に最も近い「戊(つちのえ)」の日を指します。「戊」は「土の兄(陽・+)」の意味を持ち土の陽エネルギーが強い日とされています。この日には生まれた土地の産土神に参拝し、春には五穀の種を供えて豊作を祈願し、秋にはその年の収穫に感謝をします。(はからめ月の手帳より)

カレンダーを綴じています

今日から小犯土です。

陰陽五行思想による六十干支の組み合わせのうち、戊寅(つちのえとら)〜甲申(きのえさる)の7日間を小犯土といいます。この期間は土を犯してはならないといわれ、穴掘り、種蒔き、木の伐採などの土いじりは慎む日とされてきました。(はからめ月のカレンダー、手帳より)

以前高知県の方に聞いた話によると、大犯土小犯土の時期に木を切ると虫が入りやすいので木の伐採はしないと教えてくれました。その話を徳島県の製材所で聞いてみると、その時期に切った木の皮は剥き易いからその時期に木を切る人もいるとのことでした。
その後福島県の製材所でそのことを聞いてみると、大犯土小犯土は知らなかった、木の乾燥は機械で行うので虫は入らない、木の皮も手で向かずに機械で剥くので大犯土小犯土は気にしないということでした。

この時期は秋の収穫時でもあり、畑仕事で土に触れる機会も多いと思います。土を犯すとはどういうことなのか。作業法にもよりますが、土に優しそうな畑仕事もありそうですね。

住む環境や暮らしの中で暦をどう用いていくか。
暦の成り立ちや使い方を知ると、日々の暮らしに役立つだけでなく、この世の成り立ちやなぜそうなるのかに疑問を持ち始めると思います。

こよみのお話会を開催していますので、ご興味のある方はぜひ聞きに来てくださいね。



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もうちょっとで菊の花が咲く
秋彼岸入り 
2022年9月20日(火)

雑節の彼岸です。
秋分の日を挟んだ前後3日間を秋の彼岸といい、始まりの日を彼岸入り、終わりの日を彼岸明けといいます。この時期は太陽が真東から昇り真西に沈み、昼夜の長さが等しくなる頃です。
西方に沈む太陽を礼拝し、遙か彼方の極楽浄土に思いをはせたのが彼岸の始まりといわれます。
昼夜・東西が平行になる彼岸の時期には、「あの世」へのゲートが開くと考えられてきました。仏教行事や祖先供養の行事を行いますが、インドや中国など他の仏教国にはない日本独自の行事で、元は日本古来の太陽信仰や祖霊信仰が起源と考えられています。
彼岸は豊作を太陽に祈る太陽信仰「日願(ひがん)」と結びついていると考えられています。

萩の花

「暑さ寒さも彼岸まで」
残暑も残寒も彼岸の頃まででその後はやわらぐという言葉があるように、春分・秋分は季節の境目でもあります。
この時期に食べるぼたもち・おはぎは季節の花の名前、牡丹と萩とに由来しています。

今日はお客様がいらしたので、小さなおはぎを用意しました。
秋のお彼岸、この時期が過ぎるとそろそろ薪ストーブを焚き始める頃となります。
季節は巡り、夏が通り過ぎ秋が深まります。
人の心も季節の移り変わりを感じ取り、削ぎ落とされるもの、実り始めるものが生まれてきます。台風に洗い流されその軌跡を片付けながら、季節が変わったことに気がつきます。



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紫色の花
敬老の日 
2022年9月19日(月)

「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ことを趣旨とした国民の祝日です。2003年から9月の第三月曜日に制定されました。

敬老の日のはじまりは1947年9月15日、兵庫県野間村の村長さんが村主催の敬老会を開いたのがもとになったとされています。「老人を大切にし、年寄りの知恵を借りて村作りをしよう」と、農閑期であり気候もいい9月の中旬ということで決められたそうです。この時代は旧暦を用いていたので、今使われているグレゴリオ暦に置き換えると今年は10月10日になります。今よりも一月ほど遅く、農作業も一息ついた頃だったのでしょう。
旧暦9月15日は満月になりますが、新暦9月15日は月の満ち欠けとは関連していませんので毎年異なる月の相になります。
1947年(昭和22年)は戦後の混乱期にあたり、子どもを戦場に送った親たちも多く、精神的に疲労の極みであったそうです。もしかしたら戦地から帰らぬ人たちも多かったことでしょう。
その時代に、「年寄りの知恵を借りて村作りをしよう」と55歳以上の人を対象に敬老会を催したそうです。当時は「としよりの日」という名でした。55歳からとしよりとして祝われていたんですね。今の「敬老の日」とは随分異なるイメージです。

その後グレゴリオ暦9月15日を敬老の日としていましたが、2001年のハッピーマンデイ制度により9月第三月曜日になりました。
敬老の日は旧暦9月の満月から新暦9月15日へ、そして新暦9月第三月曜日へと時代とともに推移していきます。2010年まで存命中だった当時の野間村の村長さんは、敬老の日を9月第三月曜日にすることに遺憾の意を表していたそうです。戦後、村を維持していくにあたり、旧暦9月の満月に集まって祝うという思いには、季節と月と人の心とに深い関係があったのだと想像します。

手帳を縫う

台風の影響で天気が不安定です。
みなさま、ご安全に。



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大犯土、薪棚
大犯土 
2022年9月18日(日)

大犯土(おおつち)の期間です。
陰陽五行思想による六十干支の組み合わせのうち、庚午(かのえうま)〜丙子(ひのえね)の7日間を大犯土といいます。この期間は土を犯してはならないといわれ、穴掘り、種蒔き、木の伐採などの土いじりは慎む日とされてきました。(はからめ月のカレンダー、手帳より)

大犯土の期間中、土いじりができないとされるのは土の上で暮らす者にとっては難題です。土いじり全般がだめなのか、大きく土を犯すことがだめなのか。暦の本を読んでもそこまで細かくは載っていないので、自分で体験してみるしかないです。

薪棚の付近でマムシを見たので、早朝作業で草むしりをすることにしました。薪を取りに行ってうっかりマムシを踏んでしまった、という事故が起こらないようにするためです。
雨でもないのにレインウェアを着て顔と頭はネットを被り、軍手とアームカバーをして1時間半、なんと軍手の上から虫に刺されました。急いで血を吸い出して毒を出します。傷口には紫蘇の葉を揉んで青汁をつけました。サバイバルライフのような森の生活です。

大犯土小犯土、土用の期間に土いじりをして感じることは、この期間はいつもより虫が活発になっているのではないか、ということです。季節にもよりますが、土の作用が虫や植物に影響しているのかもしれません。

赤とんぼ

和風月名の葉月二十三日です。
葉月の語源は木々の葉が色づき、やがて散り始める「葉落ち月」からきているそうです。窓の外を眺めると、ケヤキの葉が色づき風とともに落ちていく姿を見るようになりました。

ユリの花

今日は下弦の月、月は半月、潮汐は小潮です。
鹿児島では台風の影響で輸送がストップしているところがあるようです。
せめて大潮でない分、高潮の影響は幾分か少ないかもしれません。
大難が小難となりますように。

七十二候では玄鳥去(つばめさる)。
春にやって来たつばめが南の国へ帰っていく頃です。

暦を知ると季節を感じ、自然界の影響を理解できるようになります。



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ミョウガ
ミョウガギフト 
2022年9月16日(金)

自生しているミョウガが最盛期を迎えています。
都会で暮らしていた時にはスーパーで3つで100円くらいの金額で売られていました。こんなにたくさん収穫してさてどうするか、 そこに使う時間を惜しまずに過ごしてみることがこの森の生活の豊かさでもあります。

コスモス

夏の間に移植していたコスモスが咲いています。
いつかコスモス畑になったらいいな、が小さく実現しました。山の中では種を蒔くだけではコスモス畑にはならないのです。ほとんどのものは雑草に覆われてしまうということが分かったので、考えに考えた末、草の少ないところを選んで草を抜いてそこにコスモスを植えました。

ミョウガや紫蘇は手をかけなくても自生して恩恵を授けてくれますが、敷地の景観は人の努力が必要とされます。今は暦の製作に集中していて草取りも種蒔きもできずに心苦しいのですが、ミョウガの収穫だけは今しかないと、かなりの本気度で匠くんが草むらに分入っていました。

BBQ

暦を納品して発送したあとはお隣町の酒蔵のBBQに参加させていただきました。
蔵人のBBQに関係者でもなく肉も食べない私たちがなぜか毎回声をかけていただいています。ご縁とは面白いものだと思います。
久しぶりに訪れたお隣町、来春には新しい蔵が完成し、カフェや試飲コーナーができる予定なのだそうです。変わっていく町の姿を追いかけるように人も成長していくことができるのは励みになります。

久しぶりに仕事から解放されたひとときを過ごし、朝帰りしてそのまま仕事に取り掛かります。これ、都会だったらどんな感じなんだろう…、と考えながらいつもよりペースアップしているのは、いつもと違う環境に身をおいたからかもしれません。反省して前進する、日々成長をし続けることができるのはありがたいことです。

10月のスケジュールはこちらから



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中秋の名月 はからめ月のカレンダー
二百二十日 
2022年9月11日(日)

立春から数えて220日、この時期は台風の到来や天候の悪化が懸念されていて、農作物などに注意すべき日とされています。

日本各地で起こる土砂災害だけでなく、フランスの大雨やパキスタンの洪水など、世界中で気候変動の影響が現れています。地球温暖化現象は日々の暮らしの中では実感がわかないかもしれませんが、過去30年でどれくらいの気温が上昇しているのか、思い出すことができるでしょうか。

WORLD WETHER GUIDE

まだインターネット検索が簡単にできなかった時代に購入した『WORLD WETHER GUIDE』(1990年のもの)、世界各地の平均気温が記載されています。

WORLD WETHER GUIDE

『WORLD WETHER GUIDE』(1990年)の東京過去60年間の調査によると、
8月の最高気温は38℃、1日の最高平均気温は30℃、最低平均気温は22℃でした。

インターネットで検索すると、
東京の過去最高気温は39.2℃(2004年)、今年8月の最高平均気温は31.3℃、最低平均気温は23.5℃でした。
現在、一般的には世界の平均気温は100年で0.73℃上昇するといわれています。

避暑地といわれる軽井沢や北海道にクーラーを設置したり、日中40℃を超えるところも出てきました。クーラーをつければ室温は冷やされますが、排出されるCO2が地球温暖化を進めます。都市部ほど気温の上昇率が高く、東京は過去100年の間に気温が3℃上昇したとされる報告があります。ヒートアイランドと呼ばれるこの現象は、人間活動が原因で都市の気温が周囲より高くなることをいいます。都市型の生活様式から少し距離をおいた生活にもシフトできるようにしておきたいですね。地方にも暮らしの拠点を持つのもいいかもしれません。

はからめランドに虹

2001年9月11日から21年。
はからめランドにはうっすらと虹の架け橋がかかりました。
米国同時多発テロの衝撃を受けた翌年の2002年9月11日、東京の明治公園でBe-inという集会を開きました。そのときに友人と大きな虹のアーチを作り、その中に原爆の残り火を灯しピースキャンドルを灯しました。個人ではどうしていいかわからなかった様々な思いを持った人たちが集まり、平和を祈ったときのことを思い出します。



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はからめ月のカレンダー
中秋の名月 
2022年9月10日(土)

旧暦8月15日、中秋の名月です。

2023年のはからめ月のカレンダー、月の手帳の発売日です。
月のカレンダーの製作も22年目となりました。
使ってくださるみなさまのおかげで作り続けることができています。
みなさまどうもありがとうございます。

今年は「こよみのお話会」を開催します。

話を聞いてみたい、そのお店に行っていみたい、という方は、この機会にぜひ足をお運びください。10月は西へ、11月は東へ、リアルな出会いは素敵なメッセージを運んでくれます。


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●月とカヌー、こよみのお話会
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◆10月15日(土)
《 Kissako 》
場所:みんなのseaside 神奈川県藤沢市鵠沼海岸鵠沼海岸5-13-30
時間:10:00~15:00
お問い合わせ先:kissakocooking@yahoo.co.jp (Kissako 鈴木)
お店のWEBサイト:https://www.facebook.com/kissakocooking/

◆10月16日(日)
《 TSUKI ECOLOGY 》
場所:pocapoca & Ayurveda  滋賀県長浜市鍛冶屋町727
時間:10:00~15:00
お問い合わせ先:080-3847-4363(pocapoca & Ayurveda)
イベントページ:https://www.pocapoca-ayurveda.com/online-store/イベントチケット/月とカヌーと暦の時間/
お店のWEBサイト:https://www.pocapoca-ayurveda.com/

◆10月20日(木)
《 モダナークの地球学校 》
場所:モダナークファームカフェ 兵庫県神戸市中央区北長狭通3-11-15
時間:13:00~16:30
お問い合わせ先:078-391-3060(モダナークファームカフェ)
お店のWEBサイト:http://modernark-cafe.chronicle.co.jp/

◆10月21日(金)
《 マアル 》
場所:マアル素sou 広島市中区本川町2-1-4 浜本ビル2F
時間:10:30〜14:45
お問い合わせ先:Mail : sou@marru.net  、Tel : 082-836-3667(マアル)
イベントページ:https://marru.net/blog/event-20221021/
お店のWEBサイト:https://marru.net/

◆10月22日(土)
《 月舟苫屋 》
場所:月舟苫屋 広島県福山市内海町口2496
時間:10:30〜15:00
お問い合わせ先:080-4397-1125 月舟苫屋(つきふねとまや)

◆10月23日(日)
《 SOW 》※クローズドイベント
場所:SOW 愛媛県今治市
時間:13:00〜16:30
お問い合わせ先:090-7863-8060 (肥田)

◆10月25日(火)
《 麻心 》
場所:麻心 琴平 香川県仲多度郡琴平町621-9
時間:15:00〜18:00(お話会終了後、新月の宴予定)
お問い合わせ先:0877-35-9955 (麻心)
お店のWEBサイト:https://www.instagram.com/magokoro_kotohira/

◆10月27日(木)
《 あさひや 》
場所:あさひや 奈良県奈良市丹生町1055
時間:10:30〜15:00
お問い合わせ先:https://asukakoganei.stores.jp/inquiry
お店のWEBサイト:https://asukakoganei.stores.jp/

◆10月28日(金)
《 SHASHI INNER NATURE 》
場所:古民家da-na 滋賀県蒲生郡日野町中之郷740
時間:10:00〜15:00
お問い合わせ先:love@shashi.yoga (加藤月陽)
お店のWEBサイト:https://www.facebook.com/shashi.innernature


<11月以降の開催予定>

◆11月12日(土)
《 クプクプ 》  東京都狛江市東野川2-21-4

◆11月13日(日)
《 Cafe Stay Happy 》  東京都世田谷区代沢2-29-14-2F

◆11月26日(土)
《 大日向マルシェ(出店のみ) 》 栃木県那須郡那須町高久甲5834-14 アワーズダイニング敷地内

◆11月27日(日)
《 chaabee 》  東京都江東区福住1-11-11

、他

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詳細は後日WEBサイトでもお伝えします。



関連サイト : はからめ月のこよみのページ

重用
重陽 
2022年9月9日(金)

陽の極数9が重なる重陽の節句、菊の花の時期でもあるため菊の節句ともいわれます。
本来は旧暦で祝っていた行事ですので、菊の花が咲くのはもうちょっと後かもしれません。

はからめランドでは野菊が咲き始めました。

明日は中秋の名月、月の暦の発売日です。



関連サイト : はからめ月のカレンダーのページ

白い露
白露 
2022年9月8日(木)

二十四節気の白露(はくろ)、秋の訪れを感じる頃です。

七十二候では草露白(くさのつゆしろし)、朝夕冷気が増して草の上に降りた露が白く光って見える頃です。

二十四節気は一年間を24の節に分けた季節の変わり目を示す日です。それぞれ約15日間で季節をとらえています。
七十二候は一年間を72等分した暦で、それぞれ約5日ごとに名付けられています。花や虫、動物たちの動きや気象の変化などをとらえ、より繊細に季節を感じることができる暦です。

はからめ月のカレンダー、七十二候

はからめ月のカレンダーでは日々の暦にイラストで七十二候を入れています。
「今日の暦に絵が描いてある、なぜ?」と思ったら、カレンダーの下に漢字とひらがなで七十二候を記載しておりますので、参考にしてみてくださいね。

おかげさまで暦の製作も順調に進み、中秋の名月に発売することができそうです。
暦によると、今年の中秋の名月はちょうど満月にあたります。満月ちょうどの時間は18:59分。お天気がよければまん丸の十五夜お月様が愛でられます。

もうすぐ中秋の名月

明日は重陽。
9月の満月に向けて、白露、重陽、中秋の名月と続きます。
秋の夜長をお楽しみください。



関連サイト : はからめ月のカレンダーのページ

はからめ月のカレンダー2023
はからめ月のカレンダー2023 
2022年9月5日(月)

月のカレンダーの発売に向けて、2023年のカレンダーの紹介ページを更新しました。

はからめ月のカレンダー2023の紹介ページ

発売日は中秋の名月を予定しております。
一年でもっとも月が美しいといわれる秋の夜長、月の光とともに各店舗様に月の暦が並び始めると思います。来年の暦、是非ご覧になっていただけますと嬉しいです。

はからめランド、秋の花

今年は秋から冬にかけて「こよみのお話会」を開催します。
10月は、滋賀、兵庫、広島、愛媛、香川、奈良、神奈川と回る予定です。
詳細が決まり次第こちらにアップしていきますね。

はからめランドは秋の気配が感じられ、季節の花々が咲いています。

はからめランド、秋の花

秋の味覚、キノコが出始めご近所さんがキノコ採りに出かけています。
チタケ(チチタケとも)をたくさんいただきました。うどんやお蕎麦のつゆに、出汁が出てとても美味しいのだそうです。

チタケ

福島県塙町に自生する野生のキノコです。
福島第一原子力発電所が爆発して11年、放射性セシウムの半減期は30年といわれます。
放射能測定器にかけること3600秒(1時間)。
測定の結果、セシウム137が88ベクレル検出されました。

国の基準値は100ベクレルです。100ベクレル以下でしたら市場に並ぶことになります。
山は何も言いません。キノコも何も言いません。

ウクライナではザポリージャ原発が攻撃される危険があり、IAEA(国際原子力機関)が専門家を派遣したとニュースとなっています。
南海トラフ地震が起こる可能性(40年以内に90%の確率とのこと)を示唆しながら、日本政府は東海第二原発などを含む追加7基の原子力発電所の再稼働を決めました。
さらに、国内外から反対の声が多いにも関わらず、放射性物質を含んだ処理水を薄めて海に流すことになりました。

この国はどうなるのか、世界はどこに向かっているのか。
国や世界をいきなり変えることは難しいかもしれませんが、確実に変える方法があります。
それは、誰かを変えるのではなく、自分が変わることです。
そして自分の子どもたちへの教育を自分で守ることです。現在の子どもたちが大きくなって政治家になります。その子どもたちへ、何が大切なのかを伝えるのは自分しかいません。時間はかかりますが、確実に変わることになります。


稲穂
二百十日 
2022年9月1日(木)

立春から数えて210日目のことをいいます。この時期は稲の開花期にあたり台風の襲来に警戒するべき日とされています。また、全国で行われる風害から農作物を守るための風鎮めの儀式や神に祈祷する風祭りは二百十日前後に行うところが多いようです。(はからめ月の手帳より。)

1923年(大正12年)9月1日関東大震災が発生しました。この震災により江戸の街並みが破壊され、東京では道路拡張、上下水道整備、ラジオ放送が始まるなど大変革を遂げました。現在は防災の日と定められています。(はからめ月のカレンダーより。)

台風や地震に警戒すべき時ですね。もはやいつ何時起こるかわからないご時世となりました。
災害は忘れた頃にやってくる、と言いますが、忘れる間もなく次の災害がやってくるように感じます。
OPEN JAPANでは大雨による土砂災害の復旧に、山形や新潟、秋田で支援活動をしています。
活動状況などはこちら↓をご覧ください。

OPEN JAPAN 災害支援 WEBサイト

カレンダー印刷上がる

はからめランドはカレンダー製作真っ只中です。
渡りに船、二日ほど早く印刷が上がりました。
令和サイズ、A4サイズ、B4サイズの印刷が揃いました。
あとは人力で完成させるのみ。
朝も夜も製本作業が続きます。

先日「うさと」服のデザイナーのうさぶろうさんのお話の中で、「できるだけたくさん人の手を通ったものを」という言葉がありました。「うさと」の服は糸を紡いで染めて織って縫製して、すべて人の手によるもので作られています。その製作ができるところを探したらタイに行き着き、うさぶろうさんはそこに住んで服作りをされているそうです。服を通して人を癒す、人々を幸せにするという考え方をご自分の方法で表したのですね。

月のカレンダーの製本作業をしながら、いつか機械で綴じるような日が来るのかなぁと考えることもありますが、ひとつひとつのカレンダーを綴じていく作業中には使ってくれる人のことを考えながら縫っていることが多く、その気持ちも一緒に綴じているように思えます。
時間をかけて作るということはその分、人の手を通るということでもあり、その時間や思いを暦に載せてお届けすることの意味を考えながら日々ちくちくと縫っています。
使っている麻紐も細いところや太いところ、小さな塊などもあり、繊維を紡いで糸にしてくれたということが感じられると、人がものを作り、ものが人を幸せにするという形が見えてくるように思えます。

はからめ月の手帳

手帳のデザインも上がってきました。
これから校正がはじまります。
だんだん本のようになってきました。読み応えのある手帳です。

ムーンサークルカレンダー2023

ムーンサークルカレンダーも最終デザインの段階まできました。
色校正とハワイ語、日本語のメッセージを入れればほぼ完成。
あと一息、長い呼吸を続けることが大切です。


10月<  >8月