メープルシロップの朝食
こよみのお話会 
2023年2月26日(日

神奈川県横浜市でこよみのお話会を開催します。
福島はまだ寒い日が続いていますが、少しづつ春の気配を感じています。
横浜はもっと春めいていることでしょう。
春分の日を前に、こよみの世界を知ってみませんか。
<※写真は過去のお話会の様子>

◆3月8日(水)
《 梅樹庵 》
場所:横浜梅樹庵 神奈川県横浜市旭区二俣川2−32−24
時間:13:30~16:30
お問い合わせ先:イベントページにありますフォームよりお願いします。
お店のWEBサイト:https://ameblo.jp/ayusa-color
【イベントページはこちら】


メープルシロップの朝食
メープルシロップ 
2023年2月25日(土

カエデの樹液を約30?集めて煮詰め、約600mlのメープルシロップになりました。
今年初のシロップは、米粉のパンケーキとコーヒーというイメージ通りの朝食で頂きました。あぁ、またこの季節がやってきたね、と、ゆっくりと春になっていくのを感じています。
メープルシロップを作るには、カエデから取水した樹液を1/40まで煮詰めると一般的には言われていますが、私たちの敷地にあるカエデ達は詳しい名前は分かりませんが、サトウカエデというものではなく甘味が少ないため、今回はさらに煮詰めて濃縮させてみました。そうすると粘性も高まり甘味も増すというわけです。量は少なくなるけれど・・・。

メープルの樹液を煮詰める

薪ストーブで部屋を温めながら、同時にメープルシロップも煮詰め、お湯を沸かし、料理も一緒にやってしまうと考えると一石何鳥になるんだろう、なんて考えてしまいます。
外の気温はプラスではあると思うのだけれど、風が強くとてもそうは感じられません。沢に連なった氷も今日は溶ける様子なしです。こんな日はやはりカエデも寒がっているのでしょう樹液もあまり採れません。
気温と太陽の光と風と・・・そんな自然の話をカエデとしているように感じます。



メープルの樹液取水
雨水、メープル取水 
2023年2月19日(日

雪が雨になり水もぬるむ頃、二十四節気の雨水です。
暦通り、雨が降り、残り雪が溶けていきます。
そろそろメープルシロップの時期がやってきます。樹液を取水できる期間は短いので、タイミングを逃さないように早速準備に取り掛かります。
楓の木に直径12mmの穴を明け、ホースで樹液を集めます。今年は5本のメープルから樹液をいただくことにしました。
溜まった樹液を薪ストーブの上で1/40になるまで煮詰めます。火を焚き続け、薪もたくさん使うので手間はかかりますが、琥珀色の甘いシロップはこの森からの一年に一度の恵みなので手間暇かけてその恩恵に与ります。



クーラシェーカー
六次元 
2023年2月15日(水)

Kula Shakerのライブに行ってきました。
インド音楽を取り混ぜたサイケデリックロック、ボーカル&ギターの クリスピアン・ミルズのパフォーマンスに魅了されました。
「Thank you for coming,」と言っていましたが、こちらこそ「来てくれてありがとう。」という気持ちです。自由に移動ができる時代になったのでしょうか。わたしたちが大きなライブ会場に行くのは三年以上、久しぶりのエンターテイメントに時の流れを感じました。

関東に来たタイミングで横浜の家の故人書斎の本棚の片付けを一日がかり二人でやりました。このところモノの整理が続いていますが、減ったと思えばまた増えるの法則か、本棚ごと引き受け大量の本がやってきました。本を処分するのは気が引けます。読破しながら吟味していこうと思います。

エメラルドタブレット

その後、月のカレンダーのご縁で、六次元の戸締りというご神事に参加させていただきました。
紹介者意外に知っている人はいないと思っていた初めて伺う場所で、淡路島から急に予定変更で参加したという知人と会いました。この世界はどこでどうつながるのか、まだまだ未知数なことが起こります。

今わたしたちが存在しているこの世界は果たして何次元なのでしょうか。
先日読んだ本には
「三次元空間は全部で九つで我々の住むのはその内の一つである。四次元界には内部界が二十三区に分かれている。次元界は一次元界から九次元界まである。」(『エメラルド・タブレット』)
と書かれていました。

次元について調べてみると、
「一次元とは1つしか軸がない次元のことで、点と直線で表されます。 次に、「二次元」は2つ軸がある次元のことで、面で表されます。 また、「三次元」とは3つ軸がある次元のことで、立体で表されます。」
とありました。
「四次元というのは、立体である三次元に、時間という空間を加えたものを指します。 時間を一本の線であるところの一次元と捉え、立体が過去と未来の時間軸を自由に動くことが出来る状態を四次元と呼びます。 一般的には、三次元までしか人間は到達できないとされています

肉体を持った状態で可視化、体験できるのは三次元かもしれませんが、意識の世界では何次元までいけるのか、今回は六次元を締めたのですから次は7次元を開けることになるのでしょうか。

不思議な体験をしながらも、こよみの探求は続きます。




関連サイト : Kula Shaker - Infinite Sun<YouTube>

冬のランド
節分、立春、初午、小正月、満月 
2023年2月10日(金)

立春を迎え、太陽の光が暖かく感じられるようになりました。日脚も伸び、暦の上での春の到来です。はからめランドは雪が溶けたと思えばまた降り積もり、春とはいえどまだまだ寒さが続きます。
2023年の月の暦の販売は節分まで、立春からは2024年の暦の構想に入ります。
2023年のカレンダーにつきましては、印刷した在庫がございますので、ご希望があれば製本して販売させていただきます。

豆まき

節分のために大豆を炒りました。国産在来種の大豆、なんとなく撒くのがもったいないと感じます。しばらくテーブルの上に置き、結局豆まきは豆つまみとなりました。
「鬼は外、福は内」「鬼は内、福は内」との掛け声で豆をまくのが一般的な風習とされています。実は鬼と呼ばれているのは追いやられてきた東北の先住民との説もあり、今年の節分はそんなことを考えながら豆をまかずに過ごしました。

立春を春のはじまりとして気持ち新たに過ごす人もいると思います。
暦を知ることにより自分のリズムを整えていくことができ、季節を感じ体調の管理や暮らしを彩ることにも役立ちます。
節分は年に4回ありますから、それぞれの季節にあった生き方をしていく指針となります。

きせきのめざめのきせき

初午とは立春を迎える2月最初の午の日です。
午は方位は南、時刻は正午をあらわし、陽光の力が最も強いといわれています。

小正月とは旧暦一月十五日のことをいいます。
一年で最初の満月の日です。
元日を男正月、小正月を女正月ともいいます。これは新年最初の満月の日に女性が集っていたことによるそうです。元旦には女性は家や家族のために甲斐甲斐しく働き、十五日頃になるとようやく自分のことをやる余裕が出てくるからだといわれています。
わたしたちが知っている日本の暦は、旧暦の時代に使われていたものを数字で新暦に置き換えているだけなので、月から受け取るメッセージを知るためにはまず旧暦を知る必要があります。

暦の使い方は千差万別です。
カレンダーに記載されていることだけでなく、誰にでも個人的な特別の日があります 。
誕生日や命日、記念日などは人によって違います。自分にとって特別な日が暦の上でも特別な日の場合、さらにその日を意識することになるかもしれません。

満月の日には満たされたことに感謝して手放すということを意識しています。
大掃除とは異なり自分の気持ちの片付けでもあるので、自分のペースで無理なく気になるところを少しづつ片付けていきます。ひとつづつ終わらせていくことで、気持ちの整理もついていきます。時にはしまい忘れていたものの発見があったりもします。まるで過去からのメッセージのようです。
遺品の整理などは時が経つことで諦めがつき、整理しやすくなるものかもしれません。形あるものはいずれなくなっていきます。執着していることよりも、手放すことを選ぶことで気持ちの整理をつけられます。いずれ自分もこの世を去るということを考えれば、形あるものにとらわれる必要などないのです。過ぎていく時間を考えれば、「もう手放してもいいかな、」と思えるようになるものです。
お片付けヒーリングの目的はモノも片付き自分の心も片付くこと。それによって前に進むことができます。誰かにやってもらうのではなく、自分のペースでひとつひとつ選択して片付けていくのが効果的です。

スズメバチごくろうさま

昨年から共存してきました、スズメバチの巣を撤去しました。


きせきのめざめのきせき
お片付けヒーリング 
2023年2月1日(水)

2月になりました。
氷点下の日々が続きます。
先日お風呂場を雑巾掛けしていたら、水拭きしているそばから凍っていき、アイスリンクみたいにつるつるの床になりました。まるで氷のワックスをかけたみたいです。
その翌日にはついにお風呂場の水道も凍りつきました。
ここは東北地方の始まり福島県の森の中。
水の流れる谷間はこの時期氷の谷となります。

暦の作業もほぼ落ち着き、あとは節目である節分と立春を待つばかり。
立春正月という捉え方があるように、季節の節目を境に新しい年の始まりとして気持ちを新たに過ごすこともできます。二十四節気や干支のはじまりも立春から。雑節の八十八夜、二百十日などは立春から起算しているものです。
旧正月を感じた後には立春正月を。

正月前といえば祓い清める大掃除です。
古いものを手放すと新しい意識が生まれます。
デトックス、断捨離、片づけの魔法。
不要なものを手放す、という行為は簡単ではありません。
モノを作り続け、必要以上にモノに溢れてしまったこれまでの暮らしでは、意識を保たなければいつの間にか使わないモノが溜まっていきます。壊れた訳ではないけれど、いつまでも使われない状態で置かれっぱなしでいるとその空間の流れを堰き止めてしまっているように感じます。

寒干しという言葉があります。
衣類の湿り気を抜くために風通しのいい日陰で虫干しをすることを言うのですが、衣類だけでなく食品や道具の風通しをしてみると、以外にも片付けた方がいいものが見つかったりするものです。家の中のモノの置き場の風通しがよくなると、その家に住む人の意識にも働きかけ、清々しく気持ちを新たに次のことを始めようと思えるようになります。

月のカレンダーを作り始めた頃、友人とお片付けヒーリング と名づけて片付けをして気を流すことをしていました。『お片付けヒーリング』本を書こうと本気で思っていた時期があり、今でも何かあるとお片付けヒーリングをしています。
片付け作業にはヒーリング効果があります。
気持ちを新たにする、滅入った気分を払いたい、健康に暮らしたいときにはぜひお片付けヒーリングを。
その後に新しい風がやってきます。


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