オープンジャパン ビッグコッヘル
OPEN JAPAN オリジナルビッグコッヘル
 2024年4月30日(火)

能登で支援活動を続けている一般社団法人OPEN JAPANのグッズ、コッヘルのデザインをしました。

オープンジャパン ビッグコッヘル

被災地では当初、炊き出しやボランティアの食事にも使い捨て容器を用いていました。
プラスチックの貸し出し容器も用意し、できるだけマイ食器を持参してくださいとインフォメーションもしましたが、この度「これひとつで煮炊きも食事も飲み物も」という便利なツール、ビッグコッヘルを作りました。ボランティアに来た方にはマイ食器として手にしていただきたいアイテムです。
これはわたしたちがかかげている「災害時もキャンプも毎日も」というフェイズフリーな世界への提案でもあります。

オープンジャパン ビッグコッヘル


けっしてボランティアのためだけではなく、日常時どなたさまにも便利なツールとしてお使いいただけるものとしてご紹介させていただきます。
ご購入はこちらのサイトからお願いします。

OPEN JAPAN オリジナルグッズ販売

少しお高いな〜と思いました。こちらの金額にはOPEN JAPANの活動資金が含まれています。
災害支援活動にはお金がかかります。今後支援金や助成金だけでは賄えなくなることを考え、グッズ販売をして資金をつくることになりました。ご協力いただければ幸いです。



関連サイト :  OPEN JAPAN 災害支援のWEBサイト

押田製材所の展示会、競りの様子
押田製材所展示会
 2024年4月28日(日)

福島県矢祭町にある押田製材所の展示会に行ってきました。
先日苗代づくりをお手伝いしたご近所さんに製材所の競りの話をしたらかなり興味を持っていて、参加してみたいと言っていました。きっかけがないとなかなか足を運ばないのが田舎の風習、わたしたちは毎年楽しく参加していますよ、とお誘いしました。

押田製材所の展示会、競りの様子

カヌーの材料となる杉や桧、サワラなどの材や、家の建材なども押田製材所で購入させてもらっています。13時からはじまる競りを拝見しました。
ご近所さんも来ていました。
かなり楽しまれているようで、競り上げていくつかの材を購入していました。
「つい熱くなってしまって…。」
競りとはそういうもののようです。

ローラーコースター


奥様のみきさんがマルシェや子どもたちの遊び場をつくられていて、今回の遊具もずいぶんと迫力がありそうで大人気でした。
月のカレンダーとのご縁をいただける方をご紹介していただいたり、ふだん町へおりないと会えない方々にもお会いできて楽しい展示会でした。
材木を購入しに来るだけでなく、マルシェを楽しみに来られている方も多く、こういう取り組みがまちづくりにつながるのだと感じました。

みき、よしこ、ゆか

ここに来てゴールデンウィークが始まったことを知りました。
山の中にいると外の世界が新鮮に感じられます。



関連サイト : おしだの材木魂(YouTube)

苗代づくり
苗代づくり
 2024年4月20日(土)

ご近所さんから苗代づくりの手伝いを頼まれました。
面白いのは誰も何も言わず、次の作業の先を読んで準備をしていくところです。ご家族は毎年のことなのでわかっているのでしょうが、素人のわたしたちは見て学ぶことになります。
昨年もお手伝いしたので、なんとなくは覚えていました。

苗代づくり

手動で種まきをして土をかけます。
手作業の大変さはありますが、合理的な道具があるのでスムーズにできました。
あとどれくらいか終わりが見えるのがとてもよく、単純な肉体労働ですが精神的に疲れをコントロールすることができました。

苗代づくり


透明のビニールのシートをかけてその上に厚手のシートをかけます。
片側は埋め片側は水やりなど開閉できるように土嚢袋で閉じます。この作業は風があるとできないので、風がやんでいるときに一気にみんなでやりました。作業効率が人間本位で決められないところにも農作業の面白さを感じます。

この状態で1ヶ月くらい苗を育てるそうです。
いかに効率よくできるのか、何年もかけて実体験を重ねた集大成を見ている感じでした。
お米づくりはすごいですね。

すたいろふぉーむ

作業着になったついでに止まっていた家の大工仕事に着手しました。
床の断熱材を入れる作業です。面積は小さいのですがやることは同じ、鈍っていた頭を動かすいいトレーニングとなりました。


ニス塗り
ニス塗り
 2024年4月19日(金)

カヌー製作再び。
午前中にニスを塗って乾かします。

ニス塗り

ニスは何回も塗り重ねるものなので、1日で完成しません。
今日やると決めて進めていくことが大事です。

生米パン


午後は月のカレンダーを購入しにお客様がいらっしゃいました。
石川県のお友だちに頼まれたとのことで、この時期にも使ってくださる方がいることにありがたさを感じています。
生米パンとお菓子のお土産をいただきました。
お米でパンを焼けるのは知っていましたが、バリエーション広くておどろきです。


逆虹
wobniaR
 2024年4月18日(木)

外でラジオ体操をして空を見上げたら…
虹が出ていました。
朝6時30分の空です。


アースデイ東京
アースデイ東京
 2024年4月12〜14日

13日14日、東京の代々木公園で開催されるアースデイ東京にOPEN JAPAN として出展しました。能登半島地震の災害支援として行っている炊き出しで主に作っている「元気鍋」と活動報告写真の展示、災害支援チームリーダーの肥田ひーさーの対談などが行われました。

アースデイ東京、OPEN JAPANの写真展示

Wood&Canvas Canoeをテーブルに、報告書を見てもらったり、今の能登での活動へ興味を持ってもらえるようお話をしたり、なつかしい友人知人やボランティア活動を一緒にした仲間たちも訪れてくれ、絶え間なくコミュニケーションが生まれていました。

アースデイ東京、肥田ひーさー

災害支援チームのリーダー、肥田ひーさーと「わかものと」という団体を立ち上げた若者とアースデイ東京のハッタさんの対談もありました。今の能登半島の空気感を感じ取っていただけたのではないかと思います。

「災害は支援ではなく学びの場」
「ひとりひとりが学ぶのではなく、国が学ばなければ」
「災害は常に起きている。避難所で毛布をもらう側ではなく、配る側になって欲しい」

そんなメッセージを伝えていました。

アースデイ東京、炊き出し

珠洲市から、能登への支援活動のために赤坂に来ていたタイミングで雅も来てくれました。
「珠洲で食べられない炊き出しが東京で食べられる!」
笑いながら話しますが、リアルな話でもあります。炊き出しはどんどん減って行き、家に戻って暮らしていても水はまだ出ず、再開しているお店まで行くのには遠すぎるという状態が続いています。未だ日常は取り戻せずに、炊き出しを必要としている人々が今もいるという現状があります。

2006年のアースデイ東京
(2006年4月22日に行われたアースデイ東京の写真)

かつて東京に住んでいたときに「アースデイ東京」に参加していたことがあります。企画も出して2006年のアースデイには「アースデイワークショップカフェ」というエリアを担当していました。月火水木金土日という7つのブースをつくり、月のこと(月のカレンダー)、火のこと(エネルギー)、水のこと(カヌー)、木のこと(木版画)、金(地域通貨)、土(コンポスト)を通して地球のことを考えようという企画でした。そのときに展示したカヌーが時を経て今、自作のカヌーになり、そのときに出会った人に再び今出会うという奇跡に感慨深いものを感じます。歴史は円を描くように螺旋状に繰り返していくのかもしれません。

ボランティア募集

アースデイ東京さんの方で、ゴールデンウィークの5月2〜3日にかけて、「天ぷらバスで行く!能登半島地震復興支援GWボランティアツアー」を企画してくれました。こちらのツアーに参加して一緒にOPEN JAPANで活動してくれる方を募集しています。



関連サイト :  OPEN JAPAN 災害支援  : アースデイ東京

OPEN JAPAN災害支援
能登から出発
 2024年4月11日(木)

今朝は情報共有のためのミーティングが7時45分、災害支援チームリーダーのひーさーの話からはじまりました。参加人数20人。8時からは外でラジオ体操、その後本日の活動のためのミーティングが行われます。

能登町では農林課が土砂の撤去をすることになったそうです。
今後の動きを社協とどう共有するか、町の復興はインフラの復興が主で、人の復興支援が弱いと指摘をし、NPOとの調整をしてくれる調整係の方を役場の健康福祉課の方にお願いしました。

仮設住宅にはJOCAが支援に入ることになりましたが、1団体だけではあきらかに人手が足りません。OPEN JAPANとしては仮設をほっておくことはできないので、どう支援していくかがこれからの課題でもあります。

大工系のボランティアも現調しながら社協からのニーズ調整もしています。
現在は重機よりも家屋系のニーズが多く上がっています。

支援活動はサロン活動と、大工や重機などの現場での作業があり、役割分担が必要とされます。ニーズをどう拾っていくか、そのニーズをニーズ表に記入して社協と情報共有していくことが大事です。

OPEN JAPAN災害支援

災害現場での支援活動はある意味、特殊な世界といえるかもしれません。
日々刻々と変わっていく町と人の動きにどうやって貢献していくことができるか、自分ができる最大限を毎日繰り返す日々です。

OPEN JAPANとともにボランティア活動をする仲間たちは誰かの縁でつながる仲間たちが多く、今回の能登半島地震の支援で集まる方々の中には、過去のなつかしい友人知人との再会も多々起きています。10年ぶり、20年ぶりという声や、ここでまた会うとは!という出会いがあります。
この偶然と思えることはすべて必然であり、被災地に関わることで生じる出来事は大きな意味を感じさせてくれます。

三輪福さん

個人的なつながりもあります。
以前福島で会った三輪福さん。能登町在住、山の上の方にある日本家屋に住んでいます。お家は無事で、山の水と薪の生活をされているので被害は少ないそうですが、まわりの状況を復旧するために資金を集めて重機を購入されたそうです。グッドタイミングで訪れたようで、今後わたしたちも協力させていただくことになりそうです。

ボランティア、待っています。
(ボランティア、待っています。)

代々木公園で開催されるアースデイ東京に出展するため、荷物の積み込みをして能登町役場にて高速道路の無料措置の申請書の印鑑をもらって出発します。
大鍋による炊き出しと能登での支援活動の報告、そしてボランティアの募集に行ってきます。
現場を離れてイベントに参加することとなりますが、能登の現状を伝えることだけでなく、東京で災害が起こったときにどうするか、現地の災害支援だけではないOPEN JAPANの活動としても意味があることだと考えます。



関連サイト :  OPEN JAPAN 災害支援

瓦プロジェクト
瓦プロジェクト
 2024年4月10日(水)

本日は快晴にて、朝8:00にミーティングは外で、ラジオ体操からスタートしました。参加人数20人。
ミーティング後はそれぞれチームごとに現場へ向かいます。
本日の活動は公民館でのサロン、家の片付け「瓦プロジェクト」、白山神社の重機作業の3チームです。

私たちは珠洲市のお宅の瓦を降ろす作業「瓦プロジェクト」9人のチームで動きます。
匠くんは重機を使って大きなものを片付け、みんなで手作業で分別しながら片付けていきます。

わたしはみんなのお昼ご飯の賄い準備もさせていただきました。
キャンプ道具を使ってみんなの食事エリアを作ります。
今回のチームはカヌー仲間も参加してくれて、いつも使っているキャンプ道具を手際よくセッティングしてくれました。
災害時でも、キャンプ時でも、同じ道具が役に立ちます。

瓦プロジェクト

社協からのボランティア8名も加わり作業スピードも早まります。

金沢で避難生活をしている家主さんご夫妻も一緒に作業をしました。
ご友人方もお手伝いに来て、みんなで一緒にご飯を食べたり休憩したり…。
3月に市場が再開したとのことで、魚屋さんで能登の魚が手に入るようになり、今回初めて能登の魚を食べました 。

こういう時間が大切なんだな、と感じます。
作業はもちろん早く進んだ方がいいのですが、同時に心の整理ができるような環境もすごく大事なことで、それなしにはこれからどうやって前に進むのかを考える余裕が持てないのではないかと思います。

ランチ準備

わたしたちはこちらの家主、荘吉さんけいこさんご夫妻を2006年に訪れたことがあり、まさにそのときにセルフビルドで建てていたお家が今の地震で倒壊してしまったのでした。少しでもお二人の力になれたら、との思いで今回作業をさせていただきました。
荘吉さんけいこさんとは四万十塾のとーるくんとのご縁で知り合いました。今回の「瓦プロジェクト」はとーるくんがリーダーとなってみんなを集結し、段取りや作業まで力を注いでいました。

どの現場でも思うことですが、片付けが進むことによって、家主さんの気持ちも前に進める兆しを見出すことができるということ、動かしているのは体ですが、それによって動かされるのは心です。

ランチ

現場作業が終わってから、2月の給水支援で入ったコインコインランドリーを運営している雅に会いに行きました。先日4月1日東京での対談で会ったばかり、
「ほんと会える時はすごいタイミングで会えるね。」
被災地で行動していると、偶然ではなく必然によって動かされていることを感じます。
雅は正院という地区のほとんどが全壊しているような場所に奇跡的にほぼ無傷に近い状態で建っている大きな一軒家をお借りしていました。電気は来ていますが、水は出ません。食事やお風呂など、まだ不便な生活が続いています。ご飯作るの大変そうだな、と思い今日の現場のご飯の残りを渡すと、「やったー!これで明日の朝の分にもなる!」と自炊できるとはいえ、やはり食事は不便しているようでした。
炊き出しはどんどん減っていますが、こうして水の出ない環境で片付け作業をしながら暮らしている人もいるのだと思うと、まだまだ炊き出しを必要としている方々もいるのだという現状を知ります。

食洗機カー
(バーベキューに合わせて食洗機カーのデモンストレーション)

暗くなってからベースに戻ると、緊急支援チームのリーダーのひーさーが金沢での打ち合わせから戻り、「今日はバーベキューだ!」とみんなをねぎらってお肉やお魚を用意してくれていました。 「サザエ買ってきたよ。宇出津の魚も買ってきたから。」
わたしがお肉を食べないことを気遣ってくれ、戻りが遅い仲間の分もちゃんと残しておいてあげるという気遣いも。こうやってお互い助け合って高め合って、OPENJAPANのメンバーは今の日本を縁の下から支えているのだと感じています。



関連サイト :  OPEN JAPAN 災害支援

オープンジャパン能登ベース
再び能登へ
 2024年4月9日(火)

昨夜能登に着きました。
2ヶ月ぶりの能登半島、能登町にベースを構えるOPEN JAPANにて活動しています。

本日のミーティング8:00、参加人数18人。
雨のため、予定していた屋根の瓦降ろし作業は明日に延期となりました。
報告書が仕上がり、その発送作業をしております。

酒垂神社 加藤宮司

前回ご縁をいただきOPEN JAPANで倒壊した鳥居の撤去作業をさせていただいた酒垂神社の宮司さんにご挨拶に伺いました。加藤宮司さんには報告書にも寄稿していただきました。
酒垂神社の片付け作業がきっかけとなり、他の神社の片付け支援が始まっていったという経緯もあり、町の依代が復興していくことでまつりの準備へと続いていくという流れができています。

宮司さんから伺う話は見えない世界の話でした。
前回わたしたちが能登から伊勢に向かう話をしたあとに他の方からも伊勢神宮へ行く話があり、その後京都のお寺からご縁をいただいた方から「伊勢神宮へ行ってください。」というメッセージをもらい、3月5日に奥様と伊勢神宮へ参拝されたと伺いました。

酒垂神社の御祭神は大山祇命(おおやまづみのみこと)、山と海と酒の神だそうです。
話は古事記から本居宣長の玉勝間、おちょうめちょうの話へと続きます。
興味深いお話に時間を忘れて聞き入ってしまいました。

封入大会

熊本地震のときのボランティア活動で会ったミユキさんもOPEN JAPANのベースで活動していました。ミユキさんはサロン活動(お茶会)をしながらニーズを拾い、お困りごとを伺う以外に、発災当初のことを聞き取り、今後の災害に生かすための活動もされているそうです。災害時女性支援プロジェクトを立ち上げ、今回初めて能登で女性支援に行政を巻き込む前例を作れたことが大きな成果だと話していました。

今日まで活動していた沖縄から来たボランティアの方からも話を伺いました。沖縄は台湾地震の影響で津波の心配があったばかりです。こうして被災地で活動することによって、沖縄での防災意識や災害が起きた時にどう行動するかなどを考えたと伺いました。

緊急支援からフェーズが変わり、今現在の支援活動だけでなく、これからのことへと繋げていく動きが見えはじめています。

デザイン作業

現場で作るデザイン業務もあります。
夜は夜で遅くまで作業が続きます。





関連サイト :  OPEN JAPAN 災害支援

残りのプランキング
キャンバスを張る
 2024年4月5〜8日

カヌーを型から外し、デッキを取り付け空白を埋めていきます。

クリンチング大会

クリンチングアイアンを使って釘を締めていきます。
使っているのは真鍮の釘2000本。

サンディング大会

サンディングしてオイルを塗って、いよいよキャンバスを張る準備が整いました。

((( 月とカヌー の Instagram )))

キャンバス張り

一枚の大きなキャンバス生地の中にカヌーを入れて包みこみ、
テンションをかけてしわなく伸ばして余分な生地を切っていきます。
キャンバスを釘で止め、いよいよWood&Canvas Canoeっぽくなってきました。

キャンバス張り

防水の下地塗料を塗って2週間ほど乾かします。

フィラー塗り

この乾かしている間に能登へ行ってきます。

ボランティア保険という制度があり、ボランティア活動をする人は活動中の怪我や事故に備えて事前にこの保険に入っておくようにといわれます。社会福祉協議会で入るのが一般的ですが、インターネットクレジット決済でも手続きができるようになりました。
補償期間が決まっており、入ったときから3月31日までとなっています。いつから入っても期限は来年の3月31日。早めに入っても遅く入っても金額は変わらないので、ボランティア活動を考えている人は早めに入ることをお勧めします。



関連サイト : 月とカヌーのInstagram

カヌーを型からはずす
カヌーを型からはずす
 2024年4月4日(木)

2月からずっと取り掛かっていたOPEN JAPANの報告書を昨夜入稿し、再びカヌー製作に着手します。ああ、ここまで長かった…。
あとは印刷の仕上がりを待つのみ、能登のOPEN JAPANベースと石巻の事務所から発送予定です。

カヌーを型からはずす

プランキング作業も順調に進み、いよいよカヌーを型からはずします。
これでようやくカヌーの形が見えてきました。
ここから先は細かい作業の連続です。

((( 月とカヌー の Instagram )))

インスタグラムに動画をアップしました。
だんだんカヌーが形になっていく様子を見ることができます。



関連サイト : 月とカヌーのInstagram

UNIVERCITY of CREATIVITY
UNIVERCITY of CREATIVITY
 2024年4月1日(月)

東京赤坂、ビルの23階、このアート系オープンオフィスのような空間はUoC (UNIVERCITY of CREATIVITY)という場所で、多分野の方々の対話や学習、研究というコミュニケーションを通して社会に貢献していくためのイノベーション型の実験場です。以前見学させていただいたサンフランシスコのGoogle社の遊び心ある仕事場を思い出しました。このUoCは博報堂が出資しているNonProfitの事業だと伺いました。

UNIVERCITY of CREATIVITY

今回はここで行われる対談にゲストとして伺いました。 能登で出会った染色家の室生雅さんと文化人類学者の竹村眞一さんとの4人での対談、60分間のウェビナーです。

テーマは「能登・珠洲発!震災を通ってひらいていく未来 〜水水水 被災地に水を引くとは〜」。
(↓こちらからアーカイブをご覧になれます。)

YouTube
能登・珠洲発!震災を通ってひらいていく未来 〜水水水 被災地に水を引くとは〜


能登半島地震での支援活動の中で、雅さんが立ち上げたコインランドリーに水を引くお手伝いをさせていただきました。長きに渡り断水していた被災地での水支援について、被災地で起きている問題を話すだけでなく、そこから何を学び未来に生かしていくのかということがテーマです。

水道が壊れ生活用水確保の必要に迫られた能登半島珠洲市の現場には水のことを考えた最先端のものが支援としてやってきました。
例えば、すすぎの必要のない生分解性の洗濯洗剤や水の濾過装置のシステム、汚れのつかないお皿など、いかに環境に負荷をかけずに限られた水を使うかということをみんなが本気で考え行動していました。

「もしも」から「いつも」へ。

災害時の「もしも」の時だけでなく、日常の「いつも」にも生かされていくことが災害から得た学びです。復興して終わりではなく、被災地だけでなく常日頃からのフェーズフリーな状態となっていく未来を想像するためのウェビナー3日間の第1日目のトークでした。
明日2日目、明後日3日目と竹村さんと雅さんの対談がウェビナーで続きます。
(↓こちらからアーカイブをご覧になれます。私たち月とカヌーは出ていません。)

YouTube
能登・珠洲発!震災を通ってひらいていく未来 〜もしも のために いつも を大切に〜



UNIVERCITY of CREATIVITY

福島の山の中から東京日帰りという非日常感、博報堂のビルの中につくられたUNIVERCITY of CREATIVITYという取り組みを知ったことも新鮮でした。

4人の対談にUoCのディレクターの方がカメラを回して、タイムキーパーがサインを出して進行していきます。かつてNPOで制作していたイベント「BeGood Cafe」のトークを思い出しました。あの当時に仲間と作っていたことが20年の時を経て、今や当たり前のようなメディアとなり、時と場所を超えて伝えることができるようになりました。
時代は繰り返し螺旋を描くように同じところを辿ります。それは過去と同じところにいるわけではなく、上昇して次の螺旋を描くのだということを感じています。

少し前に読んだ本に、いつの時代でも革命を起こすのは若者、世代交代で社会は変わっていくとありました。今回の能登半島支援に関わって、リアルにそのことを感じています。

参考文献
『僕は君たちに武器を配りたい。』『2020年6月30日にまたここで会おう』瀧本哲史著

かつての若者は今の若者を応援するかたちで革命に参加することができます。
今回の対談、水というキーワードもわたしたちを動かしたのだと思います。
災害から何を学ぶかは自分次第、日常をどう過ごすのかも自分次第です。

UNIVERCITY of CREATIVITY

4月8日から再び能登へ行きます。
今回は倒壊した家屋の瓦屋根の撤去と片付けをする予定です。震災から4ヶ月経ち、変化していく町の様子や支援のかたちを報告できればと思います。
能登から直接東京へ、13日14日は代々木公園で開催される「アースデイ東京」にOPEN JAPANの仲間たちと参加します。炊き出し「元気鍋」の出店と写真の展示をする予定です。
入場無料の環境イベント「アースデイ」。お近くの方はぜひ見に来てください。
それまでにOPEN JAPANの報告書を仕上げる予定、カヌー製作の手を止めて集中しています。



関連サイト : UoC (UNIVERCITY of CREATIVITY)
2024年5月<  >3月