今日から胡桃沢
成人の日
  2025年1月13日(月)

奈良時代以降行われていた成人になる儀式「元服の技」が小正月(1月15日)に行われていたことに基づいています。現在では1月第2月曜日となり、おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます日とされています。(はからめ月の手帳より)

かつての日本では、新年最初の満月の日に成人となる儀式を行っていました。
暦が変わり新暦になってからは1月15日が成人の日として定められていましたが、ハッピーマンデー制度により2000年から1月の2月曜日に変更されました。
成人年齢も2022年4月から20歳から18歳になり、時代とともに暦や法律も変化していきます。

小犯土の期間ではありますが、胡桃の木の移植をしました。

以前家に遊びに来た友人がお土産にくれた胡桃の実を畑に埋めたら芽が出てきました。その後闘病生活を送ることになった友人にその苗の写真を見せて元気づけていました。友人亡き後、その苗は大きく成長し続け、小さな畑が所狭しとなってきたため、移植計画を募らせること約3年。ついにその日がやってきました。国有林の伐採がなければ見つけられなかったとてもいい沢に。
今日からその沢の名は胡桃沢になりました。

はからめ月のカレンダー

陰陽五行思想による六十干支の組み合わせのうち、庚午〜丙子の7日間を大犯土、戊虎〜甲申の7日間を小犯土と言います。この期間は土を犯してはならないといわれ、穴掘り、種蒔き、木の伐採などの土いじりは慎むようにされてきました。
また、土用の期間も同じように土いじりを慎むことといわれています。(はからめ月の手帳より)


1月17日からは冬土用がはじまります。
今月の暦を見てみると、大犯土小犯土、土用以外の日は2日間、土用の影響がないといわれている土用の間日を入れても5日間しかありません。暦の教えの通りでいけば、今月は5日間しか土いじりをしてもいい日がないということになります。
現代の暮らしからみれば、仕事の都合や天候などによりその日を選べないことも多々生じてくるかと思います。さて、その通りにできなかったとしたらどうなるのか。

昨年は暦のお話会の機会を設けておりませんでしたが、ご要望もいただいており、今年はお話会を開催しようと思います。
「暦の本にはこう書いてあるけれど…実際はどうなの?」
大犯土小犯土、土用の禁忌についてもお話しています。

時の経過とともに暦も変化していきます。
変わらないものと変わりゆくもの、まずはその成り立ちを知って、自らの意思で選択していくことができますように。
そんなお話会を開催しています。
ご要望いただいたところへ出向いての出張講座です。
スケジュールが決まり次第お知らせいたします。



鏡餅
鏡開き
  2025年1月11日(土)

お供えした鏡餅を松の内が過ぎてから無病息災を願って食すことをいいます。
関東では1月11日、関西では1月15日、または20日に行います。(はからめ月の手帳より)

江戸時代の武家社会に由来を持つという鏡開き、刃物で切るのは切腹を連想させるといって、手や木槌で割ります。割ると言う言葉も縁起がよくないと、末広がりを連想させる開くと言う言葉を使うなど、日本語の言霊信仰が感じられる行事でもあります。
開いたお餅はお雑煮やお汁粉、揚げ餅などにして残さずおいしくいただくことで霊力を取り入れることができると信じられています。

修理現場

ローラーが回転しなくなった掃除機を開いて、一つ一つのパーツを点検しています。
果たして掃除機は直るのでしょうか。


しみずあたたかをふくむ
水泉動
  2025年1月10日(金)

1年間を72等分して花や鳥、動物など、自然の変化をとらえ、季節を感じることができる名前を付けたのが七十二候です。はからめ月の暦では。5〜6日間隔で季節に合わせた色文字とイラストで記してあります。

しみずあたたかをふくむ

七十二候1月10日〜14日頃、小寒の次候「水泉動(しみずあたたかをふくむ)」。
凍てつく寒さの厳しい時期ですが、冬至から蘇った陽気が地中に生じ、徐々に春に向かって凍っていた泉水が動きだす頃と言う意味です。
わたしたちにとってはこれからが本格的な寒さの時期ですが、日脚しが少しづつ伸びてきて地中では春を感じているという季節を捉えた暦です。

お風呂の薪

これまで後回しにしていた家周りの仕事をしています。
水泉動、すいせんうごくとも読みます。
家の泉ともいえる五右衛門風呂に渡る道に外灯を取り付け、畑の柵をバラして薪にしました。
「これでお風呂が何回沸かせるか…。」
木は材料として用いることができ、用途を終えたら燃料として使うこともできる自然界の高機能エネルギーです。山の生活、冷えた体を温めてくれるのは薪ストーブと五右衛門風呂です。


セリ
春の七草
  2025年1月7日(火)

「せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ、春の七草」
旧暦を用いていた時代に行われていた行事でしたので、この時期にはまだ春の七草は生えていないかもしれません。スーパーで七草粥セットが販売されるので、採取できなくても七草粥を作ることはできると思います。
七草でなく三草や五草でも、あるいは異なる種類の七草でも、春の行事を感じることはできそうですね。
平安時代には米、粟、黍、稗、蓑、胡麻、小豆の七種の穀物を用いていたとのこと。

ナズナ

はからめランドは七草を収穫するにはまだ早い時期です。
旧暦の人日(一月七日)には七草粥が作れるでしょうか。
今年の旧暦元旦は新暦1月29日、旧暦一月七日は新暦2月4日となります。

セリ(写真上)、ナズナ(写真下)


こと葉初め
新春こと葉初め。
 2025年1月6〜7日

新年初めの月曜日、今日から仕事始めという方も多いと思います。
新年はじめの暦の発送、一週間ぶりに町に降りると、はからめランドとは別の景色、雪が積もっていませんでした。

こと葉初め

夜はいつからか恒例となった新春こと葉初め、日本酒とヴィーガン料理を楽しむ新年会です。
昨年は能登半島地震で能登へ向かったため、開催しなかったので2年ぶりの新年会です。みなさんの料理の腕前が披露されました。

こと葉初め

中でもヴィーガン寿司には感嘆の連続です。わたしたちはもっぱらお酒と水担当とさせていただいています。
飲んで食べて話して、気づけば3時…。

那須の温泉神社

翌朝温泉神社に参拝し、温泉の恵みに感謝を捧げ、その足で那須湯本の温泉へ。
これまで温泉神社(おんせんじんじゃ)と思っておりましたが、ただしくはゆせんじんじゃと読むそうです。
恒例の温泉初めに立ち寄り温泉場を探します。休業、休業で3件目の温泉宿で願い叶いました。
まるでアトラクションのような回廊を降りると、いいお湯が湧いていました。
狐につままれたような温泉宿に偶然にも辿り着けた新春こと葉初め、今年の温泉運もよさそうです。

お参り後の温泉

暦のご注文は2月3日立春まで受け付けております。
例年は2月3日の節分までとしておりますが、今年の節分は2月2日のため、2月3日の立春までといたします。


雪景色
小寒。
 2025年1月5日(日)

二十四節気の「小寒(しょうかん)」です。
「寒の入り」といわれ、寒さが厳しくなる頃です。小寒から立春になる「寒の明け」までが「寒の内」といわれています。

はからめランドにも雪が積もりました。
一面の銀世界、真っ白に輝く景色はただただ美しい…。

カレンダーの紙を使って・・・

カレンダー、手帳ともにご注文いただいているので元旦から製作しています。
同時に、昨年のカレンダーを使って何か作れるものはないかと思案中。お正月だからこそ、慌てず焦らず楽しんで製作しています。

暦の発送は1月6日(月)を予定しています。

新・日本列島から日本人が消える日(上・下)

『新・日本列島から日本人が消える日(上・下)』
宇宙人からのメッセージをチャネリングした人が口語調で書いている本です。
人間はどうやって作られたのか、レプティリアン、ドラコニアン、日本の歴史やアトランティス、ムー、縄文意識のこと、そして今の日本情勢に至るまでを綴った後に、わたしたちは何を選択していくかというエピローグで締めています。

こういう考えを持つ人たちが増えていったら世界は変わるでしょうね。
世界を変えたくない人たちもいる中で、戦わないインディアンとして生きる道があるということ、制限をかけている呪縛から解かれるためにはまず現状を知るということが前提の上で、さぁあなたはどう生きますかというお話でした。宇宙には善悪も正誤もない、ということは、地球も宇宙にある星ですから善悪も正誤もないはずです。管理社会や統治というものがなかったらこの世界はどう変わるのか…。SFのようなSFではないお話です。

お正月

お正月らしく映画を見ました。こちらはSF超大作。
『DUNE 』『DUNE 2』
このような壮大な物語は想像だけで生み出すことができるのでしょうか。
宇宙のどこかで見てきたかのような、想像だけでここまで描くことができるのか…、難しくて面白い映画でした。


月とカヌー元旦
元旦。
 2025年1月1日(水)

あけましておめでとうございます。
本年が穏やかでこころよき年となりますようお祈り申し上げます。

月とカヌー

伐採されて顕になった目の前の山に昇って初日の出を拝みました。
本年もどうぞよろしくお月愛くださいますよう、お願い申しあげます。



今日の一曲 : 甲本ヒロト - お正月 [YouTube]
 >2024年12月