A Moon Calendar of the people

みゆきさん in MoMA2006年5月 NewYork ,U.S.A. みゆきさん宅

2005年1月末、僕たちは約1ヶ月間のヨーロッパの旅への出発のため成田空港にいた。搭乗手続きなどをしているとどこかで見たことがある顔、それが約6年ぶりに帰国したみゆきさんとの偶然で必然の再会だった。その時僕は、みゆきさんの名前を思い出せず、確か「ゆきえさん?」って言ってしまったのを覚えている。「ゆき」のイメージは覚えていたんだけど・・・。(言い訳。)その後、愛知万博のスペイン館で働いていたみゆきさんに会ったり、家に遊びに来てくれたりと「はからめ」と仲良くしていただいている。そんなみゆきさんと僕が初めて出会ったのはメキシコのグァナファトという小さな町。トンネルだらけのへんてこりんな町だ。ペルーで出会った友達に「グァナファトに行ったらみゆきさんという人がいるからまず訪ねて。」と言われ、街のバス停から当時みゆきさんが住んでいた家までの道のりを描いた地図を持たせてくれた。そして、僕が言われた通りに会いに行ったのが今に繋がっている。と考えるとやはり日々日常でのちょっとした出会いって大切だなぁと思う。ストロベリー一会。

メキシコ→スペイン→日本、そしてみゆきさんは今、ニューヨークで生活している。輪を広げたいという思いでニューヨークに来たと話している。まるで「はからめ」のようだ。みゆきさんはいつも、旅をしている感じではなく住む感じだ。現在、ニューヨークでは英語の勉強や歌のレッスンを受けているようだ。僕はニューヨークのお家を訪ねた事は無いので写真はみゆきさん本人から送ってもらったものであるが、部屋の扉の内側にカレンダーを張り、使ってくれているみたいだ。扉一枚の写真だけでも日本ぽくない雰囲気が漂ってくるのが不思議だ。白い壁に白い扉だからだろうか?

はからめカレンダー in NY ニューヨークにカレンダーが旅したのは今回が初めてだと思う。僕よりも先にカレンダーが行ってしまった。国が変わっても、お休みや潮汐の時間は違うけれど、見える月の形はほとんど同じ。そして二十四節気などは「日本は今こんな時期か・・・・」なんて思うのに良かったりするのかもしれない。皆さんも海外へお出かけのときにはぜひ、「はからめ月のカレンダー」をどうぞ。

最近、時間がとれたらヨガをやってみたいというみゆきさん。以前メキシコに住んでいた時にアレルギー改善のために、ヨガをやっていたこともあるらしい。ヨガほど精神的なスポーツ?になってくるとやはり月の満ち欠け、潮汐が身体に及ぼす影響を感じのだろう。佳子は時々開催するヨガ教室は新月や、満月の日に合わせたりする。月に合わせて体を動かしたりも・・・・。

日本語、スペイン語、次は英語ととどまるところを知らないみゆきさん。地球の裏側でこの月のカレンダーをフルに使ってもらいたいと思う。そして友達に宣伝もしておいてね。  (匠)

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