親子

1月いろいろ。
 2020年1月27日(月)

何から書いたらいいだろう・・・、しばらくはからめ暦を更新できていなかったこともあり書き始めがむずかしい。今僕は横浜市鶴見区の実家にてひとりでこの文章を書いている。

昨日、26日の朝は昨年の台風19号の被災地宮城県丸森町で目が覚め、お昼には福島のはからめランド、夕方には横浜市青葉区にある病院、夜は今僕がいる実家で眠りにつくといった移動移動の1日だった。
昨年6月によし子の母がステージ4の癌と診断され、そのことからの脳梗塞で病院に運ばれたのが今月1月6日の夜、それから次々とやってくる目の前の出来事にただただ向き合う日々が続いた。入院していた病院では施せる治療もなく、何かをしてくれるわけでは無いので、外が見えない病室で過ごすよりは福島に一緒に行き自然の中で自然治療を行うという道を選択。よし子が今まで見たり聞いたり読んだり感じてきた体と心のこと、実践がいきなり本番で始まったといった感じだ。僕はその生活をできるだけサポート。月とカヌーの命と向き合う活動がスタート。よし子と母と僕の3人、こんにゃくや豆腐、生姜や里芋など、自然や植物の力を借り、体と心を癒すというはっきりとした目的に向う生活が続いた。

そんな中、当初横浜の家に帰る予定だった日の前日に「どうしても病院へ・・・」と痛みが出てしまったのが日曜日、一番近い病院では対応が難しいと言われ、選択肢は白河の病院へ1時間かけて行くか、通院している横浜の病院へ3時間半かけて行くかのどちらか。結果は後者、入院の可能性も考え1日前倒しで横浜まで車を走らせた。
僕は前日からその日の朝まで、OPEN JAPANが被災地支援入っている丸森町へ行っていた。情報発信を含めた今後のことを決めるため現地での話し合い、朝丸森を出てお昼にはからめランドに戻ってきたら上記のような流れとなったという訳だ。

OPEN JAPAN情報発信のための会議

今回、丸森町では実際に住民さん宅に入ってのお手伝いをすることはなく、一番の目的はOPEN JAPANのWEBサイトについてなどの話し合い。この日に合わせて石巻からも仲間が集まってくれて、今後のまだまだ起こるであろう災害支援体制の方向性を共有する時間を持つことができた。誰かに頼まれたからではなく、自ら誰かのために動く仲間がいるのだと実感できたのが嬉しかった。
そして日曜日、丸森町のボラセン朝ミーティングに集まったボランティアは5、60名。被災地ではまだまだ人の手が必要なのだという現状をこれを読んでくださっている皆さんにも改めて頭の片隅・・・ではなく真ん中近くに置いていただきたい。

OPEN JAPAN朝のミーティング

月とカヌーの活動とは「命と向き合う」ということなのかなと・・・。実際に、これは仕事、これはプライベート、みたいな区別は無いに等しい。カレンダーを通して暦の本質を伝える役目、一瞬で今までの生活を失った方々に寄り添う支援、カヌーに乗って自然の中に身を置く提案、そして今回のように身近な一人の人間の存在と向き合うこと、全て「命と向き合う」という言葉でつながっている。
よく聞かれる「で、普段何されているんですか?」という難しい質問に、これからは「普段は命と向き合っています」って答えるのもありかな・・・なんて。

と、僕たちが思ってもいなかった2020年のスタート。カレンダーや手帳のご注文いただいた方、少しお届けまでお時間いただくことになることも多々ありで申し訳ないのだが、月の暦は2月3日の節分までにご連絡いただければ必ず手元に届けさせていただくので、ご興味のある方はぜひどうぞ。


関連サイト : 月とカヌー「はからめ月のカレンダー、月の手帳」のページ ・  OPEN JAPAN

仕事初め

仕事初め。
 2020年1月6日(月)

あけましておめでとうございます。
本日より、2020年、月とカヌーの仕事始めです。
ご注文いただきました方々への暦の印刷から始まります。印刷して製本して、仕上げましたら発送いたします。2月3日までは暦製作が続きます。
本年もどうぞよろしくお月愛くださいますよう、お願い申し上げます。


関連サイト : 月とカヌー「チャリティー手ぬぐいのページ」 ・  OPEN JAPAN
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