ただいまランド
ただいまランド 
2022年10月30日(日)

16日ぶりにはからめランドに戻りました。
紅葉が始まり秋真っ盛り、木々や山々が美しい季節です。
本日投票日の福島県知事選挙があり、投票に間に合いました。
あきらめずにこつこつと、動くことができるうちは動き続けることが大切です。

柿の木

暦の発送準備をしています。
ここ数日で製作と発送、そしてカヌーのツアーの準備を進めます。

11月2日から6日まではカヌーのツアーで栃木県と茨城県を流れる那珂川のほとりにいます。
川辺でキャンプしているので、この期間のメールの返信と発送が遅れますことをお許しください。


Shashi Inner Nature
こよみのお話会@Shashi Inner Nature 
2022年10月28日(金)

琵琶湖の湖東、日野町にある古民家を再生した素敵な空間da-naさんで開催していただいたこよみのお話会、以前月アカデミーのお話会に参加しでくださった月陽(つきひ)さんが主催してくださいました。月陽さんは「Shashi Inner Nature」というご自身の活動をされているチャネラーさんです。

ランチは竹の皮に包まれたお弁当。工夫して味付けされたおからこんにゃくは、教えてもらわなければ気づかないほどの食感で、ひとつひとつを考えていただいているのだなぁとしみじみと味わいました。きっとお仲間たちの間でお話会を楽しみにご準備していただいたのだと感慨深い思いでした。

Shashi Inner Nature

会場となったda-naのご家族もとても素敵な方で、大工さんの旦那様がこの古民家を改修し、奥様のエツコさんはフリースクールを主催しているそうです。

今回の旅、お話会の主催者や会場関係者はフリースクールや野外学校に携わる方々が多く、今求められていることとこれからの時代の兆しを感じました。
そして、どの場所へ行っても導かれている感覚は、まるで神話の中を生きているような気持ちになりました。今この瞬間こそが神々のお話なのだということに気がつけば、誰もがその中で役割を持ち役目を果たすために登場していることがわかります。そんなこよみのお話会ツアー、9箇所10講演がみなさまのおかげさまで無事終了しました。

ミネの家にて

まるでハプニングの授業のように、高速に乗っている最中に行き先が変化します。最終的に会いに行ったのは友人ミネとユウコちゃん。今回はかわいい猫ちゃんが迎えてくれました。
70m以上も深い井戸を使えるようにした話がすごすぎて、諦めずにやり続けることで超えられる世界があるのではないかと確信した夜でもありました。二人からはいつも刺激をもらっています。

福島のはからめランドまであと少し。きっと紅葉が始まっているのではないでしょうか。
メールの返信、こよみの発送までもあと少しです。旅の間に季節が変化しているのを感じます。



関連サイト : Shashi Inner Nature

あさひや
こよみのお話会@あさひや 
2022年10月27日(木)

奈良県に住む友人黄金井家族の暮らす「あさひや」さんで暦のお話会を開催していただきました。柳生の里のすぐ近く、山の上の古民家です。「あさひや」さんは私たちも愛飲している「おやこほうじ」茶の製造・販売をしています。
アクセスの難しい小山の上の上の家までこんなにたくさんの人が来られるとは、「あさひや」さんの周りに仲間のコミュニティができているのを感じます。

あさひや

ランチをはさんでのお話会では、美味しい食事もみなさんの楽しみごとのひとつです。
玄米、新米、炊き込みごはんにお茶チャーハン、おかずも参加者の方が一品差し入れを持ち寄ってきてくれて豪華なビュッフェになりました。第一部とランチタイムだけで終わってもよさそうなくらいにお昼の時間が豊かなひとときです。

あさひや

しっかりと第二部も開催、その後の質問タイムにはみなさんこの世界の不思議がまだまだたくさんあるのだということを実感できたのではないでしょうか。わたしたちも初めて聞く不思議なお話を伺うことができて興味深かったです。

お話会終了後は残ったファミリーで話が続きます。まるで第3部のような濃密な時間でした。話していることそのものが今まさに降りて来たメッセージように思える夜でした。
朝日とともに目覚め、今回最後の会場である琵琶湖のほとり日野市を目指します。



関連サイト : あさひやのおやこほうじ

麻心・琴平
こよみのお話会@麻心 
2022年10月25日〜26日

蠍座の新月、琴平にあるオーガニックカフェ麻心でのこよみのお話会です。
鎌倉店の頃からのおつき合いの店主シンジさんと香川県の金比羅山のふもとで再会するとは、縁とは面白いものです。
久しぶりに会う観音寺の友人や四国お遍路札所のおかみさん、逗子から偶然やってきたシンジさんのお友達ヨシアキさん、ご縁と偶然で集まったお話会です。
お話会の最中に新月ちょうどの時間を迎えました。会が終わってからみんなで新月の宴、こんな夜もいいものです。偶然の出会いはメッセージを運んでくれます。新月の宴のフィナーレはバックギャモン大会。鎌倉以来の勝負、時を忘れてゲームに没頭しています。

バックギャモン大会

明朝金比羅宮に参拝しました。
続く階段に深呼吸、寝不足を吹き飛ばす朝の清々しいトレーニングのようでした。
シンジさんの旅人をもてなす心に感動し、お話会ツアーという名の下にわたしたちは人に会いに来ているのだと感じることができました。これこそがプレゼント、目の前にあらわれるものはメッセージ、の連続を体験しています。

こんぴらさん

午前中に高松に移動、アメリカから和船を造るために来日しているダグラスに会いに行きました。バーモント州在住のダグラスは、数ヶ月日本に滞在してメイン州から来た若いビートビルダーのマイロと二人で球磨川で使う和船6隻を製作しています。なんと2020年に水害で流された和船を人吉市に納品するのだと聞き、当時球磨川のほとりにボランティアに行ったあのときの水が今ここでつながったような気持ちになりました。
ダグラスさん・マイロさん・またのさん・おときさん・ゆみさん

ダグラスとの再会は2012年の瀬戸内国際芸術祭に参加し、ここ高島でともに和船を作っていたとき以来の10年ぶりです。お互いが元気で舟造りをしていることを確認し、ともに時代を過ごしていることを感じます。午後にはその縁をつないでくれた京都在住の舟大工俣野さんに会いに行く予定をたてていて、偶然の道すがらにもすべてがつながりあっていく過程を感じます。
ガラス作家でボートビルダー(舟大工)の俣野さんは琵琶湖のほとり奥琵琶湖wooden boat centreを主宰しています。2006年にこちらでカヌーをつくることを学ばせてもらい、そのご縁が今へとつながっています。新島国際ガラスアートフェスティバルから戻ったばかりの俣野さんの京都のご自宅を訪ねました。お互い元気で舟作りをしているということが嬉しく、オトキさんと4人でストーブを囲みながらお茶をいただき、いい時間を過ごさせていただきました。
今夜の終着点は奈良県、四万十塾時代のご縁の由美さん宅。お互いの近況報告などなど。
年を重ねると人と会う機会が貴重になっていくのを感じます。
琴平〜高松〜京都を駆け抜けて27日は奈良でお話会です。



関連サイト : 麻心・琴平

奈良山神社
奈良原神社 
2022年10月24日(月)

がってんはるなさんに奈良原神社までの登山に連れて行ってもらいました。まずは社務所によって宮司さんにご挨拶。なんと、奈良原神社のある山の経塚からは銅宝塔種子曼荼羅が出土されたということで、その経緯をお話してくださいました。
昭和9年、雨乞いの神事をするためにその場所を清めているときに経塚を発見し、その中から銅宝塔種子曼荼羅が見つかったのだそうです。
お会いしたその時にも、昨日雨乞いの神事をされたと伺い、「今夜は雨になる」と聞きました。

奈良山神社

がってんのよく知る楢原山へ。途中で水を汲んで清々しい気持ちで向かいます。
かつての修験道の行者の修行場に足を踏み入れ、その美しい森の木立の中に佇みます。
「1000年前もここに来ていたのかもね、」なんて話が飛び交いながら頂上の神社まで歩きます。樹齢数百年と思える大杉たちが迎えてくれました。
この原生林が今治の水源ともなる大きな恵みを授けてくれています。そこを守り続ける宮司さん、そこへ案内してくれた二人に感謝、時を超えてつながる意識を感じた時間でした。

綿

「雨乞いのご神事をしたから雨が降るかもしれないね。急いで綿を収穫しなくっちゃ。」
SOWのお二人は綿を育てています。4人で綿を収穫し、食事の準備をしていると、昼間お会いした宮司さんが訪ねてきました。ホトトギスの花と炊き込みご飯を作って差し入れしてくださって、まるでこちらの様子がわかっているかのような神通力に驚きを感じた夜、いただいたイチジクで作ったサラダで豪華な夕食となりました。
SOWのお二人との話は尽きず、これから始まるカヌーデイに向けて、そして綿の可能性に向けて、たくさんの妄想が膨らみました。

綿

先日収録したYoutube番組「Mo-Soプラネット」が公開となりました。
友人のミュージシャンじぶこんがナビゲートする妄想が世界を創るをコンセプトにした番組で「月編」と「カヌー編」の2回にわたり、私たちの妄想をお話しています。
お時間あるときにご覧くださいね。



関連サイト : じぶこんのMo-Soプラネット

SOW
こよみのお話会@SOW 
2022年10月23日(日)

愛媛県今治市の友人宅SOWでこよみのお話会を開催していただきました。
今夏の広島、太田川での水の祈りと灯籠流しを一緒に過ごしたがってん、はるなさんがスタートした活動、種をまくという意味のSOWでの初開催です。
地球暦を使っているという方や波動バラを育てている方、満月と新月に合わせてクリームを作っている方、農業や漁業に携わる方々など、出店もしていただきながらの会となりました。新しい出会いと懐かしい再会もありました。今回クローズドイベントということで紹介制のみの会となり、みな誰かのご縁で集まった方々ということでしたので、第二部終了後はひとつのサークルになり、自己紹介や感想、思いをシェアする時間をいただきました。
がってんが取り組んでいるしまなみ野外学校のプログラムに参加しているこどもやスタッフ、お母さんも参加してくれていました。この出会いやご縁から、新しい芽が出るきっかけづくりになれたらいいな、と思います。お一人お一人の声は、この空間にいたみなさんの深いところに触れる見えないけれどそこにある、という感覚に語りかけていたのではないかと思います。



関連サイト : しまなみ野外学校

月舟苫家
こよみのお話会@月舟苫家  
2022年10月22日(土)

福山市田島の鞆の浦にある月舟苫家さんでのこよみのお話会、以前岡山県笠岡市にある「あるでばらん」のお話会にご参加してくださったことがご縁で開催していただくこととなりました。

ここの空間は携帯電話を持ち込まない、電磁波フリーの空間です。画家、詩人の岸田真理子さんと料理家の小林佳恵さんが営む月舟苫家、創造され続けるアート作品のようなお店です。
お話会の第一部が終わり、みんなでひとつの大きなテーブルを囲み佳恵さんが作ってくれたランチをいただきます。わたしたちが菜食を希望していることを尊重してくれ、すべてヴィーガンで作ってくれました。

その美しい食事を前に、みんなで手を合わせます。誰も携帯で写真を撮ったりしません。
食事をいただいているときにも誰も携帯を気にすることなく、楽しい会話が続きます。これまで当たり前だったことが貴重になったこの時間、改めて月舟苫家さんの姿勢に感動しました。

その夜はまるでタイムスリップしたかのような金色の蚊帳の中で眠らせていただき、真理子さん佳恵さんの生き方、暮らし方に感動を覚えるとともに、新たな学びと勇気をいただいた貴重な時間となりました。


関連サイト : 月舟苫家

マアル素SOU
こよみのお話会@マアル素SOU  
2022年10月21日(金)

広島に帰ってきました。
毎夏太田川に会いにきているそのほとりに、マアルのオフィス兼ショールーム、小さな縫製工場が一体となった明るい空間「素sou」がありました。
初めて訪れるマアルさん、オーガニックの下着や身につけるものを製造、販売しています。月のカレンダーをお取り扱いいただいているご縁で、今回初めてこよみのお話会を開催していただきました。

初めてお会いするマアルの櫻木さん、とっても素敵な方で、すぐに打ち解けました。共通の友人知人がいることも分かり、このタイミングで出会うことに偶然よりも必然を感じます。
お話会も満席で、キャンセル待ちがいらっしゃると伺い、暦に興味のある方々がたくさんお集まりくださいました。長く手帳をご愛用の方もご参加していただき、「やっと会えた」という気持ちを感じる会となりました。

ao

偶然なのか必然なのか、2018年西日本豪雨で呉市や坂町が土砂災害に見舞われた時にボランティア活動の現場で出会った方が、なんとマアルのオフィスのビルの地下に革細工のアトリエ兼ショップ「ao」を構えていて、お話会が終わってから会いにきてくれました。ここで会うことができるとは、思いもかけないプレゼントです。

毎年8月5日に行なっている水の祈り、そしてわたしたちが作り続けている暦を通して、少しづつ広島の方々と出会うことができるようになりました。ありがたいことです。



関連サイト : マアル素 ・ ao

モダナーク
こよみのお話会@モナダークファームカフェ  
2022年10月20日(木)

「モナダークの地球学校」、2年ぶり2回目の開催です。
奥行きのある空間でしたので、会場内にWood&Canvasカヌーを置いてみなさんに見ていただきながらお話をさせていただきました。

以前参加してくれた方々がお友達を連れて来てくれ、とても嬉しかったです。
たくさんのありがたい感想もいただきました。
お話会が終わり片付けをしている間、いろいろな方が体験談や思いを伝えに来てくれます。
「これはみんなとシェアして欲しい、」というようなこともありました。
お話会には間に合わなかったけれど、以前参加してくれた方が会が終わってから暦を買いに来てくれ、モダナークファームカフェさんの素敵な空間で、一人一人の方々と直接お会いしてお話ができる機会をいただきありがたかったです。

終わってから一息、カフェでお茶をいただいている時間はまるでお話会第3部のような、見えないけれどそこにいる存在を感じる濃い時間でした。
この建物は、かつて英語学校だったところと伺っています。何度も取り壊しになる可能性を回避しながら現在まで残っている趣のある木造の建築物、この場所の持つエネルギーも感じながらのお話会、貴重な時間をみなさんと一緒に共有できたことに感謝です。



関連サイト : モダナークファームカフェ

琵琶湖の朝
手帳の製作  
2022年10月18〜19日

琵琶湖のほとりで朝日を拝み、静かな湖畔を散歩して今日の予定をたてます。次のお話会は10月20日の神戸モダナークファームカフェさんでの開催となります。

旧今津郵便局

昨夜会った友人の和ろうそく職人である大興の大西くんが紹介してくれた建築家の藤田さんが管理しているヴォーリズ建築の元郵便局を見学しに行きました。滋賀県高島市今津町にはアメリカ人の宣教師でありのちに建築家となったヴォーリズの建築が3棟残っていて、10年ほど前に保存のための補修が行われたそうで、無料で見学できるようになっています。木やコンクリートなどを用いたとても素敵な建築で、当時の銀行や教会、郵便局がその面影を留めています。

手帳縫い作業

西に向かって移動し、明後日に備えます。
この二日間は宿にこもって手帳の製作と準備をしています。


Tsuki Academy
こよみのお話会 @ Tsuki Academy 
2022年10月16〜17日

滋賀県長浜市にあるサロンPoca Pocaさんで開催していただいたこよみのお話会、今回で4年目となります。遠くはドイツ、千葉県からご参加いただきました。ありがたいことです。
毎年進化しているPocaPocaさんは髪に携わる方々の学びの場であるTsuki Academyを主催しています。月のリズムと植物のエネルギーを使い、お客様に合った施術を通して髪の毛だけでなく、生き方にまで影響を及ぼすようなメソッドを一年かけて美容業界の方々に教えるクラスを行なっています。わたしたちは月のこよみを通してお話させていただく回を担当させていただいています。今日は一般の方のために開催されるお話会、昨年ご参加されたリピーターの方々もいらして、ありがたい時間を過ごさせていただきました。

夜は「長浜の縄」で楽しい時間を過ごしました。かつて東京恵比寿にあった「縄」、美味しいお酒とグッドミュージック、そして美味しい食事のいただける素敵な空間は、現在滋賀県長浜に場所を構えています。2人の予定が3人、5人になり、いつの間にかお話会の第3部のような会になりました。話は地球から宇宙へ、3次元から5次元へ、こんな時間も楽しいものです。
縄のかよちゃん菊りんとは東京時代からのご縁で、長く月のカレンダーを愛用していただいています。時の経過を感じながら、ともに今を過ごせることに感謝です。

お庭にて

17日、今日はアカデミーの生徒さん方へ向けてのお話会です。
美容業界の方々へ、こよみの世界、そして見えない世界の話をさせていただきました。
月の満ち欠けとヒトの関係性、日本語の持つ意味など、これからの美容の世界を担っていく高き志を持った方々へ、わたしたちがお伝えさせていただいたメッセージはどう響いたでしょう。

夜は懐かしの新旭水鳥観察センターへ。
Cafe Early Birdを営むネーネーが縁ある仲間に声をかけてくれ 、楽しい夜を過ごしました。
半世紀最後の夜を素敵な仲間と過ごし、時間を超えるまで語り会いました。かつて旅をしていたときにたどり着いたこの場所に帰ってくることができるなんて、ご縁をいただいたみなさんに感謝の夜です。



関連サイト : TSUKI ECOLOGY ・  ・ 新旭水鳥観察センター ・ Cafe Early Bird

飛び豆_長瀞
こよみのお話会 @ KIssako in みんなのseaside 
2022年10月15日(土)

神奈川県藤沢市鵠沼海岸、幾たびもサーフボードを積んだ人たちとすれ違います。
こよみのお話会ツアーの初日は海の近くのオーガニック食材店&カフェKissakoさんからスタートしました。会場は建築家のご自宅兼ショールームとして解放された「みんなのseaside」、とても素敵な空間でした 。
カヌーで繋がる仲間とのサプライズ再会や以前滋賀県で開催したお話会に参加された方との嬉しい再会がありました。そして何より、月のカレンダーを使い続けてくれている方々と初めてお会いできる機会でもあり、今日こちらにお集まりいただいた奇跡に感謝しての時間となりました。

KIssakoさんのおにぎりランチも大好評。厳選された素材と手作りの美味しさに心もからだも喜び、場の空間との相乗効果でみなさんの意識も解放されていきます。

ヒーリングサロンを経営されている方やオーガニックショップを経営されている方、ヨガスタジオを経営されている方、そしてカヌーの仲間など、つながったらいいだろうな、という方々がつながり始めます。葉山、鎌倉エリアでのコミュニティの輪がどんどん広がっていきます。そういう交流が生まれるのも楽しい時間です。「今日お話会に来てよかった。」と思っていただけると嬉しいです。

どんな方々とお会いできるか、この話が届くかどうか、お話会が始まる前まではドキドキなのですが、始まってしまうとあっと今の3時間で、みなさんからの声が嬉しい時間でした。

みんなのseasideの建築家さんご家族もとっても魅力的な方々で、終わった後カヌーを見てもらってひとときお話をさせていただきました。いわきや会津でも建築に関わったことがあるそうで、また再び福島を訪れる機会が生まれると嬉しいです。
帰りに今回このご縁をつくってくれたKissakoさんのお店に寄り、温かいおやこほうじ茶をいただいて一息ついて、滋賀県に向けて出発です。長旅の道中にはKissako聖子さんに作っていただいたお弁当がありがたく、感謝とともに西へ向かいます。
こよみのお話会ツアー、いいスタートとなりました。



関連サイト : Kissako ・ みんなのseaside

こよみのお話会
こよみのお話会に向けて 
2022年10月14日(金)

月のカレンダーを製作していく中で、こよみの不思議に興味を持ちました。
こよみのお話会はその過程で生まれました。ぜひ日々を刻むこの日常のひとときを、ご自分のためのお時間として使ってみてください。日頃わたしたちは自分の時間を自由に使っているようでいて、社会とのバランスや誰かとの約束、しなければならないことに忙殺されたときを過ごしています。なぜ今この時代のこの場所でこの生き方をしているのか、考えたことはあるでしょうか。
お話会からの帰途は、そんなことを考える時間となると思います。こよみの不思議を一緒に体験してみませんか。スケジュールはこちらから

明日からはじまるこよみのお話会ツアー、この期間中は移動が続きます。メールの返信、暦の発送が遅れますことをご了承ください。時間を見つけてできるだけ対応するようにいたします。



関連サイト : こよみのお話会ツアー2022秋

飛び豆_長瀞
インディアンガール in 長瀞 
2022年10月10日(祝)満月

高知県四万十川でカヌーガイド業を営んでいる四万十塾が、四万十川を離れて全国の川の水先案内人を務める四万十塾の「飛び豆イベントツアー」。10月10日のスポーツの日に合わせて「カヌー育の日」と題し、埼玉県の長瀞を流れる荒川をダウンリバー。

飛び豆_長瀞

関東の川の中ではホワイトウォーターと呼ばれる白波が立つほど激しい流れが特徴の長瀞。ここでウッド&キャンバスカヌーのインディアンガールを浮かべるために来た。今回インディアンガールに乗ってくれたのは四万十塾の塾長である木村とーるさん。

飛び豆_長瀞

総勢22名、19艇での長瀞ツアー。長瀞は遊船と呼ばれる観光船が常時川を下ってくるため、遊船を優先させてツアーを進めなければならない。他、地元のラフティングの会社もあるので、常に後ろを気にしながらの旅となる。

飛び豆_長瀞

今回のダウンリバーで、インディアンガールのキャンバス部分が傷ついたが、新しい傷がつくほど、「どんな傷でも直す」という僕の心に火がつき、インディアンガールの歴史がどんどん刻まれていくのを感じる。
が、このウッド&キャンバスカヌーを購入した人たちがこういった川で乗ることがあるかどうか、そして自分がそれを勧められるかどうかは、考えなければいけないところでもある。

飛び豆_長瀞

なぜ自分は今日、この時間、この場所で、これをやっているのか。そしてその体を動かす原動力となっている自分の心、その心の声の出どころは何なのか。そんなの考えたって分かるわけないよ・・・と思いがちだが、あきらめずに探し続けた人にだけ分かるそに時点での答えというものがある。それは一瞬だけしか感じられないことだったり、一瞬だけの幸せだったり。すごく小さなことだったり、他人にとっては何でもないことだったり。
その小さな自分だけの経験や小さな幸せを、なるべくいっぱい集めよう、そんなきも〜ちわか〜るでしょ。



関連サイト : 四万十塾

ムーンサークルカレンダー2023
十三夜、ムーンサークルカレンダー発売 
2022年10月8(土)

旧暦九月十三日は十三夜です。

枝豆や栗を供えお月見をする風習があります。この晩の天気で翌年の小麦の豊作吉凶を占う習慣から「小麦の名月」とも。また「後の名月」ともいい、旧暦八月の「十五夜」とあわせ両方を愛でる風習があります。二十八宿という暦では十五夜の宿(星座)と十三夜の宿が同じであるため、観月の好機としたとの説もあります。(はからめ月の手帳より)

布製の月のカレンダー、「ムーンサークルカレンダー2023」が完成しました。
十三夜の今日から限定250枚で発売開始となります。
ハワイの月暦と日本の旧暦とを合わせてデザインしたサークル状の暦です。
2023年のモチーフはタロイモ、ポリネシアからカヌーに乗ってやってきたカヌープラントのひとつであり、ハワイアンの主食とされる神聖なる植物です。里芋と似ている植物なので、葉っぱに親しみを覚える方も多いのではないかと思います。
ハワイではkalo(カロ)と呼ばれています。

ムーンサークルカレンダー2023

このタロイモにはハワイに伝わる神話があります。
ハワイ諸島が生まれたとき、ハワイ創造Haloaの物語です。

天の父ワーケアと美しい娘ホオホクカラニが結ばれ、初めての息子Haloaを身ごもりました。悲しいことにHaloaは死産でした。その亡骸を大地に葬ったところからタロイモが生えてきました。その後ワーケアとホオホクカラニは再び息子を授かり、無事産まれた息子にもHaloaと名付けました。このHaloaがハワイアンの祖先であると言われています。 タロイモはハワイアンの祖先の兄ということになり、今も人々に大切に育てられています。

タロイモはハワイで栽培されている野菜ですが、このハワイ創造の物語はハワイアンの学校でみなが学ぶそうで、人々のルーツとして大切にされている植物でもあるのです。

ムーンサークルカレンダー2023に記載されているハワイ語のメッセージ
「E ola'o Haloa」を英語にすると Long live Allと訳されます。
祖先からつながるすべてのいのちが長く続きますように、そんな願いが込められたメッセージです。長く続くいのちの呼吸、大地から産まれたタロイモの物語、わたしたちの暮らしが深い呼吸とともに長く続きますように、大地とつながり自然を敬う気持ちを持ち続けていけますように、日本語のメッセージは「大地の呼吸」といたしました。

ムーンサークルカレンダー2023

今回のムーンサークルカレンダーにはハワイアンの学校のテキストともなっている本から記載したタロイモの各部分の名称を入れました。タロイモの根、茎、葉、雫にはそれぞれに名称があり、意味を持つとのことから、今回初めての試みで絵の上に小さな文字を入れました。
布に細かい文字を染め抜きしたため、小さな白抜き文字が見えにくくなっております。仕上がってくるまでどう出来上がるのかがわからないというのが布地の印刷の難しさでもあります。
ムーンサークルカレンダーのページに細かい文字の表記を記載しておきますので、気になる方は参考にしてくださいね。


関連サイト : ムーンサークルカレンダー2023のページ

キク
旧重陽の節句 
2022年10月4日(火)

旧暦九月九日、重陽の節句です。陽の極数である九が重なるので重陽、菊の花の咲く時期でもあるため菊の節句ともいわれます。
五節句のひとつで、一月七日人日の節句、三月三日上巳の節句、五月五日端午の節句、七月七日七夕の節句、九月九日重陽の節句と続きます。
この日は邪気を払い長寿を祝って菊の花を飾り、菊酒を交わすなど季節のものから霊力をいただく節句(季節の節目となる日)の行事を行ってきました。
栗の時期でもあるため栗御飯を炊いたり、花とともに秋の収穫物をいただくありがたい日でもあります。
月は九日月、新月から九日目です。上弦の月から満月に向かっていく段階です。ああ、月が昇ってきた、きれいだなぁ〜と眺めるようなお月様です。

Mo-Soプラネット収録風景

今日は親しくさせていただいているアーティストじぶこんのお二人のyoutube番組「Mo-Soプラネット」の収録日でした。

普段何気なく過ごしていく日常の中、今日は重陽だから花を飾ろう、おいしいお酒を飲もうなど、暦を使って日常を彩るのも楽しいのではないかと思います。

どんな日も一度しか訪れず、来年の九月九日はまた違う一日となります。
その日を通り過ぎても菊の花の季節はしばらく続きます。
季節の移り変わりを楽しみましょう。



関連サイト : じぶこん ・ じぶこんのMo-Soプラネット(YouTube)

金木犀の香り
衣替え 
2022年10月1〜2日

10月になりました。学校や職場など、制服があるところでは衣替えが行われます。
衣替えの習慣は平安時代の宮中ではじまったといわれ、鎌倉時代に入ると衣類だけでなく調度品までも取り替えるようになり、江戸時代になると着物の種類が増え、江戸幕府では年に4回もの衣替えが行われていたそうです。
明治時代になると着物から洋服へと変わっていき、夏服と冬服というように分けられていきます。暦も旧暦から新暦に変わり、新暦6月1日から夏服、10月1日から冬服というように衣替えが習慣化されていきます。
温暖な地域や寒冷地では衣替えの時期も異なりますが、秋が深まり朝晩冷え込むようになってくるとそろそろ暖かい服を用意し、暦をめくることで季節の巡りを感じ、絨毯やストーブなど冬の準備をはじめる頃となります。

カレンダー製作風景

町へ降りると柿が色づき金木犀も香り始めていました。山の木々もゆっくりと紅葉し始めます。

30年程前のこと、
「天高く馬肥ゆる秋、この意味わかるか?」と当時50代の社会人男性に聞かれたことがあります。
空が高くなって馬が肥えるんですか、いい季節ですね、と答えたと思います。
秋は空気が澄み気候が良くなるので食欲も増して馬が肥えるというような意味なのですが、もともとは中国の故事に由来し、「敵襲に注意せよ」という警戒を促すものだったようです。敵の襲撃の恐れがなくなった現代では、過ごしやすく実り多い秋の季節の豊かさを意味するようになりました。
時代とともに、言葉の用い方も本来の意味から変化していきます。



関連サイト : はからめ月のこよみ発売中!
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